無事に散歩は続いております。サボっておりません(笑)。

パチンコ・パチスロ好きの方は似たところがあるかもしれませんが、“時間を消費すること”に没頭するタイプでございます。ギャンブル依存の気はまったくありませんが、時期によってはゲーム依存にあたりそうな。自己分析では“時間消費型の依存傾向”があるのかな……なんて思っていたりします。そんな分類、あるのか分かりませんけど。

なので、ちょっとした隙とちょうど良い距離を見つけては歩きたくなる病になっております。しかし、まあ。ただ歩くだけでは面白さは広がらないわけでして。そんなに遠くはないけど、コロナ禍などで疎遠になっていたホールを覗きながら歩く機会も作っております。

昔であれば、どれくらいお客さんがいるのか。どのようなコーナーが重視されていて稼働しているのか。個人的に居心地が良いバラエティコーナーがどうなのか。そんな実用的!? なことばかりを見ていましたが、体力低下に伴ってもう1つのことを考えるようになりました。

 

歩きやすいか? です。

25年前は地域一番店の老舗でしたが、ここ5年程度の間に地方のチェーンに買われたホールに行った時のことです。居抜きで買われたので、建物は25年以上となります。パチスロコーナーは3階でなかなか急な階段。当時はおしゃれだったのでしょう。横広の階段なだけに手すりが遠いのです。昔は平気で駆け上がっていましたけどね。若かった(とおいめ)。

私は現在、平衡感覚に難ありで下り階段が怖いものでして、上がって様子を見たまでは良いものの、下りで四苦八苦することとなりました。5号機ノーマルまあまあ残っていたけど、ここは無理(笑)。いや、このホールのパチスロコーナーは平均年齢が若いとか思っていましたが、物理的に年配層にはシンドかったのかなと。今さら気が付きました。

パチンコホールに限った話ではありませんが、古い建物って階段が急なんですよね。特にバリアフリーなど叫ばれる以前に建てられたところは。あと美的感覚が違う時代だったか、入口近くに螺旋階段があったり、今とはまったくレイアウトが違うことも多かったです。

超大昔ですとパチンコホールは平屋のところもありましたが、現役でまあまあな老舗となっている店舗は、複数の階層となっていることが多いでしょう。1階がパチンコ・フロア違いの2階や地下がパチスロというホールが一般的ですね。比較的パチスロユーザーの年齢層が若く、脚力もあるから成り立っていたんだと気が付きました。

 

私ほど衰えてしまうのはレアケースでしょうが、シマにたどり着くまで大変なところ行きたくないっすもん。パチスロユーザーのボリューム層もアラフィフになっています。いつまでも元気に疲れ知らずで歩ける保証はありません。そうなった時、今のホールにバリアフリーを目指して改築する余力があるようには見えません。そこまでしてペイできる未来を描けないのが実情でしょう。

良い機械が出てくれば……って、物理的にシンドいシマは無理(笑)。建物のレイアウトが古いところでは、こういう離脱層も出てきてしまうのかもしれませんね。

まあ、それ以上に気になったのは、この地域のお客さんがほとんどいなかったことですね。現在3軒ある地域でしたが、維持できる遊技人口は1軒分くらいかなと。数少ない動いていた機種も5号機のジャグ系で。って、この地域を見られるように、まずは足腰を鍛え直したいと思います(汗)。