我が家のお隣には都会なのに一軒家があって、その庭には大きな桜の木がありました。

今の部屋に住んでもう22年にもなっているから、毎年毎年春になると桜の花が咲いて散るまでを楽しく拝見していた次第です。

 

知識がないから木を見ても桜の品種など分からないのですが、勝手に一番メジャーな染井吉野(そめいよしの)なのだろうと思っていて、実は桜の寿命を気にしていました。

…と言うのも、染井吉野の寿命は60年しかないのです(諸説ある)。

自分が今の部屋に越して来た時にはすでに桜は成長しきっていたので、あれから20年以上…その時が来てもおかしくないなと。

 

老齢になると花の付きが悪くなるらしいので、今年はどうかな、今年はどうかなと毎年桜のご機嫌を伺っていましたが、そんな思いを知ってか知らずか、いつも素晴らしい光景を見せてくれていました。

 

スロットを仕事にしている人は一握りで、多くの人は遊びであったり息抜きであったりするのだろうと思います。

自分にとってもスロットは遊びの延長が仕事になったものなので何となく分かるのだけれど、最近のスロットは敷居が高く感じますね。

 

○○ゾーン、■■チャンス、△△タイム…色々ありすぎて、何が何やら。

スロットの内部をある程度理解している自分がゲームフローを読んでも分からないことも多いから、ファンの方が理解するのは大変だと思います。

 

ある程度打ち込んだつもりでも見たことない演出があったり、そのくらい演出も豊富。

なかなか底に足がつかないのは良いことでもあるのだろうけど、気軽に遊ぶ意味ではどうなのでしょうか?

 

また、昔は機種の勉強をすれば相応に勝ちに繋がりましたが、今はそうでありません。

ホールの状況も相まって結果が出ないことにストレスを感じる人も多いと思います。

 

桜に癒されていた自分に置き換えると、家を出て左に歩くだけで観られて、心癒された桜の木。

これがある時から事前予約しないとみられなくなり、チケットが必要になったような…そんな感じなのかな。

少なくとも自分はそう感じてしまう。

先に機種のことを調べないと、とても新台を触る気になりませんからね。

 

実は、昨年お隣さんは引っ越ししてしまって、家は取り壊されて、桜の木も切られてしまいました。

今はそこにビルが建つらしく、毎朝8時を過ぎるとトンカントンカン始まって、せっせと安眠妨害してくれます。

 

うるさいなぁとも思うけれど、桜のお世話にもなっていたから、これでチャラかなぁ。

来年の春に桜を観たければ、ちょっと足を延ばすしかなさそうです。