☆パチンコは数のゲーム。自分が打っている台がどの程度の入賞率で、どれくらい出玉が取れるのかをわかっていないと、今は勝てなくなっています。

昔はすごく甘い台がゴロゴロと落ちていたので、数採りをする必要もない時代がありましたが、今は換金も上がっているし店も余裕がないので、丼勘定でやっていける打ち手はほとんどいないはずです。

☆では、どうやって前述の二つの要素を知るか?
一番楽なのはパーソナルシステムですね。全部数字表示されるので楽チン♪
ただ、まだまだ玉積み形式のホールは多く、万事計測機器任せとはいきません。

☆一つの方向として玉すくいカップの利用があります。
ただ、これは125個が計測可能なカップを打ち子軍団がもれなく使用したことで、ホール側が異常に過敏になっています。
店に過剰な警戒を持たれぬためにも、ホール備え付けのカップを使用する程度に止めておく方が良いでしょう。
ちなみに、1杯で満タンで178個程度の場合が多いから、現金投資に換算しやすいように満タンから数個増減するのが楽です。
(178個なら、満タン後に3個減らせば175個=700円分になる)

・完璧な計り方は
「常にカップで計測し、打ち込み玉と入賞個数(回転数)を把握してメモる」
というものです。これならパーソナルシステムと実質変わりません。

ただ、一日中計り続けるというのは現実的じゃないですよ。「どんな苦行だよ!」とね(笑)。そこで、以下の方法をお勧めします。

・「ドル箱に入る玉数を1~2度正確に計る」です。
箱の大きさは店ごとに違いますが、一度計測すれば、後はやる必要ありません。
コツとしては、毎回箱に入れる玉数を定数にすること。
自分は「店員さんに迷惑だろうなあ」と思いつつ、こぼれるギリギリの線にすることが多いのですが、これは定数にするためです。
まあ、「俺は真っ平らにするよ」という人もいるので、その辺は好き好きにどうぞ。

打ちながら計測(ドル箱一つに何個入るか)でもいいし、一度でいいので「〇箱ジャスト」を交換して調べても大丈夫。

☆こうして打ち込む玉の個数基準ができれば、それに応じた回転数から、千円あたりの回転数を計算するのは容易です。
「1800個入る箱を全部打ち込んで、回ったのが170回なら、1800個は4をかけると現金投資に換算できるんで、170÷7.2で千円あたりの回転数は約23.6回か」
ってな具合です。

☆ミドルタイプがメインなら、これだけでもけっこう充分です。
打ち終えてからの検算では
「大当り(電サポ中も含む)で得た出玉-現実の獲得出玉(流した玉)」
で打ち込んだ玉数は出せます。
式にすると
「通常時の総回転数÷(打ち込み玉×4+現金投資)×1000=千円あたりの回転数」
ですので。

☆大当り出玉が不明だとアバウトになりますが、そこそこ参考になる数値は専門誌やWEB上に転がっています。それをオーバー入賞や電サポ中の増減を加味して、自分の台で「だいたいこれくらいかな?」という数字を50個単位で増減させて3パターンくらい代入してみればOK。
あっ、明らかに出玉が少ない場合は、この範囲を越えますが、それは打ちながら驚嘆するので分かるでしょう。

☆後は、計算で出てきた回転率と遊技中にドル箱を利用して計測した回転率の比較。
実戦時の数採りに応じた妥当な出玉を、現実の出玉と考えて良いです。案外簡単でしょ。

自分はもっと細かくいろんなものを数えていますが、自衛しながら楽しく打つには過不足ないと思いますよ。

☆その他
・もっと細かく大当り出玉を知りたければ、「ドル箱+何個で何連チャン分」という物差しも使えます。
ドル箱一つ分の玉数はわかるわけですから、残りの端数は自前でカップを使って計るだけです。

・「出玉数はわからなくても、回転率はさんざんハマったからわかるよ」なんて場合は、以下の図のような基準もお勧め。
箱を物差しにして、現状回復になった時点まで要した回転数から、「当り〇回で何回転したか」がわかります。
(絵が下手くなのはご容赦を)