11月のコラムテーマは『ホールで印象に残った人(モノ)』ということらしい。
となれば、記憶を辿るためにBBAのシナプスを万回転‥もといフル回転し、過去の記憶を紐解いて綴ってまいりましょうか。
あれは、10年以上は前のことでしょうか。
あの頃も、いまと変わらぬ夜稼働が主体であった。
そんなある日、4円コーナーで台選びをしていると、不意に目に入ったのは通路を歩く『中学生くらいの女の子』。
特に印象的だったのは、ミニスカートから伸びた細く長い脚。
その細さたるや『ご飯食べてんのかいな?』と心配になるレベル。
私の見た手では、身長は150センチくらいですが、おそらく体重は40キロあるかないかといったとこ。
服装と、そのか細さから、中学生くらいと前述したものの、正直より幼く見えていました。
何だか気になり、その娘をしばらく目で追っていたところ、その外見から『店員が声をかけるなり注意するかな・・・』と思ってましたが、ただ歩いているだけのその娘をただ傍観・・・というか、もはや気にしてすらいない様子。
ワンチャン、私だけに視えてしまっている「霊的」なモノか?と思ったりもしたものの、いつもの台選びと遊技に戻ることに。
結果、しこたま負けた事もてつだって、帰る時にはそんな事はすっかり忘れどうでも良くなっていた。
それから数日後、また見覚えのあるミニスカートと細い脚が目に止まる。
「もしや?」と顔を見ると、あの少女でした。
その時も遊技するわけでも無く、前回と同様に4円のシマの通路をただ歩いてまわるだけ。ただ、打つために台選びをしている風には見えない。
何してるのかなぁ・・・とは思ったものの、それ以上は情報も増えず。
その日もいつも通りに稼働して帰路につく事に。
そして、その少女を見かけるようになったある日のこと。
いつもはただ徘徊しているだけの少女が、遊技してる人と話す姿を目撃!
どうやら、その話し相手は風貌から察するに、その少女の母親と思われる。
で、どうも母親が遊技していて、それを待っている。と言った様子かな・・・と。
正直、こんなところで待たさずに家に居させた方が良いと思うのだが、その娘が併設の食堂で夕食を済ませている姿を幾度か見ていて、おそらく家に居ても食事は無いのであろう。
閉店間際に休憩室を覗くと、いつのまにか帰ったのかその娘の姿がなかったので、少しだけ安心したのを覚えている。
一度だけ、30代くらいの女性・年配の夫婦らしき人と一緒に帰るその娘の姿を見かけたので、おそらく母親と祖父母。家族総出でパチンコに来ていてたのかも?となんとなく想像する事が出来た。
ただ、それを確認する事はしなかった。というか、確認する術がなかった。
その後も週に1〜2回のペースでその娘と母親を見かけるようになり、時折母親の代打ちみたいな事もしていたが、親と一緒だからなのか、地方のおおらかさなのか、既に色々とうるさいハズの10年前の当時も店員はその姿を黙認しているようだった。
そんな彼女の家庭環境の詳細は判らぬままであるものの、何となく同じパチンコ打ちでも心配になるレベルの案件と想像はつく。
とはいえ、首を突っ込んだところで『要らぬお世話』と言われそうで、それ以上かかわることは出来なかった・・・。
そのうち、私の稼働が4円から1円に移り4円コーナーを覗く頻度が減った事もあって、気付いたらいつの間にかその娘も母親も見かける事はなくなっていた。
『誰に聞いてもわからんだろうな・・・』と思いつつも、ふとしたタイミングにて常連であり情報通のスロ兄さんにその話をすると、どうもその娘はイジメによる不登校で拒食症を患っていたとの事・・・。
もしかすると、母親を待っているのではなく、不測の事態に備えて敢えて母親がホールにまで連れてきていたのかも知れない・・・
ただ、問題はそれだけでは無かった。
更に話を聞くと、その娘は母子家庭で、遊技に勤しむ母親は無職。たまに同行していた祖父母は年金生活者・・・。
要は、【娘の拒食症の治療費が上乗せされた生活保護費】が主な収入源だったらしい・・・。
その娘と母親をホールで見かけなくなった理由まではわからなかったが、考え得る可能性としては、彼女が成人し未成年だった頃よりも生活保護費が削られ、その結果、母親もパチンコどころでは無くなった。ということなのかも知れない。
いや、良い方に考え母親が再就職し、娘も自立し家を出たから来なくなったと思いたい
万が一彼女の身に何かあったのかも・・・と思うと今でも心が締め付けられる・・・。
今、あの娘が生きていれば、おそらく25〜6歳。
『もう、何も心配しないで大丈夫』と思えるような、子どもを抱き、ふっくらした姿となった彼女に、いつかまた会えるであろうか。
あの時の辛さを乗り越えて、幸せな家庭を築いていて欲しい・・・と、そう切に願うのであった。
☆ナミプロフィール

dav
・プレかん大好き投稿職人
・マイホ貯玉プレイスタイル
・1円メイン、スロはジャグ少々
・趣味打ちしながら年間収支プラスを目指します
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長いことホールに通ってると、すごくいろんな人見ますよね…
>>ひっきぃさん!!
コメントありがとうございます!
ほんと多いですね
私が行くホールでは、妊娠してる?ってくらいお腹の出たおじさんとか、地域柄かもだけどタトゥー入れてる人も多いですね^^;
その中でも異彩放ってたから凄く印象に残ったんですよね
元気してるといいけど…
その娘には「幸あれ」と願うばかりですが、翻って自分は大人達からどう見られてたのかなあ?と思いました。
(おそらく)物心つく前から父親に連れられて出入りしていたガキを周りはどう思っていたのか?これまで考えもしませんでしたから。
小さい頃は父親からひとつかみ程の玉をもらって「チョコレートでももらってこい」とカウンターへ向かったり、拾った玉を見よう見まねで弾いたり、そんな子供を店の人は「はいはい」と特に気にする様子も無く扱っていたような…そんな記憶があります。“常連だった父の時々連れてくる息子”ということを知っていた店の人はともかく、他のお客さんにはどう写っていたのか? もっともその頃は“子連れ遊技”が大して珍しくもなかったでしょうから、特別目立ってもいなかったのでしょうね。
“手入れ手打ち”しか無かった大昔のハナシです。
>>ギルさん!!
本当そう…
昔はほんと緩かったですね
子ども連れ、ペットの犬を足元や膝に抱いて遊技も珍しく無かったですw
足元に転がった玉を集めて親の所に持って行く…そんな子どもがあちこちにいましたが、あの事件以来厳しくなってしまったのかも知れませんね
子ども連れでも安心して遊べるスペースだとなれば、パチンコ業界の印象も良くなるかもですが、難しいでしょうね