新機種が出る度に思うのだが、パチンコ、パチスロに詳しい人間でさえも事前にきちんと調べておかないとゲーム内容が複雑で良く分からないと感じる機種が多くなったわけで、このようなサービスはなかなか良心的だと思う。店としても、他店との差別化を図るうえで重要な接客サービスと位置付けているのだろう。

アサヒディードは、店舗スタッフが来店客に対して遊技台の説明を詳しく行えるように、商品管理担当による指導研修を行っていると発表した。年々複雑になっていく遊技機のスペックや特性を店舗スタッフが来店客に分かりやすく説明できるためのスキルアップが目的。

研修会では、遊技台のスペックを「暗記して口頭でのご案内」という今までの方法をやめ、「機種紹介シート」を社内で作成。新台のスペックを暗記しなくても、その場でシートを見ながら来店客に案内できるサービスを徹底させている。遊技台の面白さをその場で分かりやすく伝えるこのサービスに対して来店客からは「こんな案内をされたのは初めて」「好きなスペックに似た機種なら打ってみたい」との声が寄せられているという。

「機種紹介シート」は今年7月に「イルサローネ藤井寺店」「同泉佐野店」で活用されて以降、現在6店舗で運用されており、同社では今後、全店での運用を目指しているという。~以上、遊技通信webより引用~https://www.yugitsushin.jp/category/hall/

 暗記して口頭での説明というのはスタッフにとってはなかなかプレッシャーがかかることだろうし、説明が間違っていて出玉に影響したとなると、これもなかなか大変である。

 まあ、そんな複雑な機種ばかりになってしまった現状にも問題ありきとまでは言わないが、いい意味でもう少し単純な機種が増えてくれればと思う。あと、機種説明のついでにあまり回らない台ではもう打たない方がいいとか言ってくれるスタッフがいれば面白いのだが、まあそれは無理か (笑)。