創業者として、自分が大きくした会社を手放したくない、離れる気はないということなのだろう。反撃に出たというわけだが、果たして勝算はあるのだろうか。

パチンコ・スロットメーカー大手、(株)ユニバ―サルエンターテインメント(以下、ユニバ)の創業者であり、元取締役会長・岡田和生氏(以下、岡田氏)が、ユニバへの復職を画策している。岡田氏が狙っているのは元の役職、つまりユニバの取締役会長の座だ。

 コトの発端は2019年3月11日に岡田氏が開設したTwitterと、同年3月13日にYouTubeに公開した動画内容にある。岡田氏は動画内で、自分が会長職に復職できた場合、自身のTwitterのフォロワー1名に対して、自分が取引している香港の銀行にある700万香港ドルの小切手(日本円で約1億円)をプレゼントすると明言。視聴者に対して、復職を応援してほしいと呼びかけたのだ。

 日本人長者番付2018では、資産額3,140億円とされる岡田氏(ZOZOTOWNの前澤友作氏は同2,830億円)。会長職への返り咲きを条件とした1億円プレゼントは、嘘ではないだろう。

 この情報は遊技ファンを中心に拡散され、大きな話題となっているが、ユニバからすればいかに創業者といえど、複数の裁判を抱えるはめになったトラブルメーカーであることには違いない。

今回の件についてユニバは「現在、岡田氏は当社とはまったく関係のない人物であり、個人が行っているTwitterやYouTubeについて当社から申し上げることはございません」と冷静な反応を示す。──以下略── 

~以上、NETIB-NEWSより抜粋~ https://www.data-max.co.jp/article/28485

 オールドファンには1.5号機の頃からお馴染みのユニバーサルだが、昔からとにかくいい意味でも悪い意味でも業界では注目せざるを得ないメーカーだった。個人的には2号機、3号機の頃が一番良かったのだが、若い人たちにはピンとこないかもしれない。まあ、あの頃のユニバに戻ってくれるのなら、個人的には復職も歓迎したい (笑)。ただ、Youtubeのコメント欄でもあったが、どのような経緯で役員を降ろされたのか、今まで一体何があったのかはきちんと説明した方がいいとは思う。

 氏が公開した動画にはいきなりI will be backと出てくる。大仰な気もするのだが、それだけの決意の表れなのか、今後の氏の動向に注目しておきたい。https://www.youtube.com/channel/UCPI0dwXoXxPLTXvbjEV8uZw