ホール内の喫煙問題についてはとっくのとうに何らかの解決策を見出しておかなくてはいけなかったのだが、下手なことをやると喫煙者のお客が逃げてしまうということで、ほとんど手をつけてこなかったのが事情だ。改正健康増進法の施行が迫る中、喫煙者、非喫煙者双方が共存していくという態勢でやっていくようだが、現段階ではそのようなやり方しかないだろう。

全国遊技ビジネス振興会は6月13日、都内のホテルパークサイド上野で第7期5回目となる例会セミナーを開催した。当日は、同会の三井慶満顧問が、来年施行される改正健康増進法を踏まえ、喫煙者だけでなく、非喫煙者に対してのフォローも呼びかけたほか、サン電子ITコンサルティング課課長の北瀬紳一郎氏、高橋和輝事務所代表の高橋和輝氏がそれぞれ講演を行った。

そのうち、タバコ問題に触れた三井氏は、「喫煙者にとっては、設置された喫煙ブース内の環境が重要になってくると思うが、それと同時に考えなければいけないのは吸う人だけでなく、吸わない人に対する措置。休息所をはじめ、非喫煙者にとって過ごしやすい環境を整えることをあらためて検討する必要もあるのではないだろうか」と指摘し、喫煙者への対応が手厚くなることで、非喫煙者が不公平感を抱く状況を生み出さない環境整備を呼びかけるなどした。以下略……。~遊技通信webより抜粋〜 https://www.yugitsushin.jp/category/dantai/

 喫煙率が下がる中、非喫煙者も取り込まないとこの先やっていけないと判断したのだろう。喫煙に関する諸問題が解決した際は、次に騒音問題にもそろそろ本気で取り組んでほしい。自分の周りでは、タバコの煙のみならず、あのうるささで店内に入る気がしないというパチンコ未経験者は少なくない。機械の射幸性やゲーム性云々の前に、遊技する環境に問題があるのなら、やはりそれを解決しておくべきだろう。