パチスロ6号機の合同試打会、パチスロサミットが中止になったのは記憶に新しいところだが、パチンコの方は「みんなのパチンコフェス」と題した合同展示会が開催されるようだ。連れパチをテーマに、パチンコの楽しさを体験してもらうのが狙いのようで、機種に登場するタレントや声優、キャラクターなどのライブやトークショーも用意されている。

日工組は12月19日、新規則に対応したパチンコ機を、一般ファンをはじめ、業界内外に広く披露する合同展示会「みんなのパチンコフェス」を来年2月に開催することを記者発表した。

フェスのメインテーマは「連れパチ」。幅広い層に対し、気軽にパチンコで遊んでもらう機会を提供することで、パチンコの楽しさや価値を、より多くの人に訴求することが目的だ。日程は来年の2月23日(土)と24日(日)の2日間で、場所は都内のベルサール秋葉原となる。

イベントは3フロアで実施する。それぞれのフロアごとにテーマが設けられ、大通りに面した1階では、「ステージフロア」として、パチンコファンや初心者が楽しめるようなステージイベントを展開。各メーカーコンテンツのタレントや声優、キャラクターなどがライブやトークショーを繰り広げる。

一方、地下1階は「試打フロア」として、ホール未導入機を含む新規則機の試打コーナーを設置。150台ほどが用意される予定だ。さらに2階は、「連れパチフロア」と題し、映像を用いた初心者向けのパチンコレクチャーに加え、40~50台程度のパチンコ機を設置した疑似ホールでの試遊体験などが提供される。

~以上、遊技通信webより抜粋  https://www.yugitsushin.jp/category/news/event/

 一昔前はファン参加型イベンドなどは考えにくく、メーカーもホールも一般の打ち手の意見を参考にするようなことはまずなかった。メーカーのお客はホールであり、ホールに気に入ってもらえればそれでよしという考え方が支配的だったわけで、一般ファンの動向は二の次だったのである。

 ただ、ファン離れが叫ばれるようになって以来、日頃から打っている多くの打ち手を大切にしないと今後の成長は望めないと業界側も理解したようで、数年前からファン参加型イベントが徐々に増えている。ある意味、情報公開とも言えるわけで、庶民の娯楽という観点からしてみれば何も隠し事をする必要性はないわけだ。

 まあ、昔はメーカー発表のスペックと実際の出方がかけ離れていたりしたことも珍しくなかったわけで、そんな時代に情報公開も何もないだろうし、現在とは状況が違う。当然、今の方が健全なのだが、個人的には昔の機種の方が面白かったとは思う。