以前当欄でも伝えたが、先月発生した景品買取所の傷害事件の容疑者が中国に出国する直前に逮捕されたようだ。6日に発生した、川崎市多摩区の景品買取所の強盗事件でも関与をほのめかしているようで、余罪が他にもあるのかもしれない。

 警視庁は12月6日、東京都町田市で先月発生した、パチンコ店の景品買取所で店員の女性が刃物で切り付けられ、事務所の鍵を奪われた事件の容疑者を、中国に出国する直前に逮捕したと発表した。各メディアが報じている。

 それによると、逮捕されたのは神奈川県厚木市の鈴木真一容疑者(48)で、11月25日、町田市にあるパチンコ店の景品買取所で女性店員(76)を刃物で切りつけて全治3週間のけがをさせ、事務所の鍵を奪った疑いがもたれている。

 鈴木容疑者は12月6日、成田空港から中国に出国しようとしたところで身柄を確保された。なお、容疑は認めているとのこと。

 また、鈴木容疑者は同日、川崎市で発生した景品買取所の強盗事件 http://web-greenbelt.jp/news/detail.php?n=00010946 についても関与を認めているということで、警視庁は余罪についても調べる方針だ。~以上、web-greenbeltより引用 http://web-greenbelt.jp/news/detail.php?n=00010947

 FNN PRIME https://www.fnn.jp/posts/00407262CX によると、警察は防犯カメラ65台を解析して容疑者を追っていたようで、捜査員の方たちは本当に良く頑張ったと言えるだろう。以前、ある業界関係者が言っていたことだが、現場は本当にいい人が多いのに、上は天下りやら何やらでどこかおかしいと。まあ、省庁というのはそんなものなのだろうが、とにかくしょうもない強盗犯がお縄になって良かったということだ。

 ただ、前にも述べたが、最新の警備体制が整っているはずなのにこのような事件が起きるわけで、ホールも景品買取所も、今一度防犯意識を再確認すべきだろう。取り扱う金額が金額なので、強盗犯も必死である。場合によっては命に関わってくることなので、いざ事件発生となったら無理はできないが、とにかく全国のホールさんはこの時期、特に警戒心を怠らないでほしい。