疑問に思ったことと、前回ブログで伝えきれなかったこと、反省したことを書いた追記です

 

見当違いの可能性もあります

 

ですが、全力で書きました

 

お暇な方はどうぞ

 

 

現在の日本での検査数と感染者数についての違和感と対策

 

 

現状、コロナウイルスの検査は『PCR検査』という検査方法で行われています

 

当初『流行地域に渡航歴がある、または感染症であることが確定した者と濃厚接触暦のある』人のみが検査を受けられた状況から少しずつ改善、拡大されていきました

 

2月17日以降は、クルーズ船の集団感染や、国内で感染経路が不明の患者が出たこともあり、渡航歴などがなくても感染が疑われる場合は検査を行うよう全国の自治体に通知し、現在では一日に4千件弱の検査が可能とのことになりました

 

しかし、その実情はどうでしょう

 

下記は2月17日、「厚生労働省健康局結核感染症課」が「都道府県」「保健所設置市」「特別区」へ通した変更点です

 

 

※赤枠が17日に変更(拡大)された部分

 

要約すれば、渡航歴、または渡航歴のあったものとの接触したもの以外は受けられなかったものが拡大され

37.5度以上の熱があり、かつ、『入院を要する肺炎』が疑われている

または、

医師が総合的に判断して、新型コロナウイルスが疑われる

が、

季節性インフルエンザ等の検査を行い、結果それを否定されたときに、PCR検査を保健所に相談するというもの

 

これでは検査自体が進むわけもありません

 

実際、翌日の2月18日からの25日までの8日間で行われた検査数は7212件1日当たり902件

検査をしに行っても、肺炎の重症患者以外は検査を拒否されるという声が多数挙がりました

 

 

ときにアウトブレイクが騒がれるお隣韓国では、1日に13000人の検査が行われている日もあります

3月2日時点で感染者が4千人を越えましたが、その累計受診者は約11万人で、うち3万人が検査中です

 

対して日本は、17日までの異様なほど厳しい検査基準を考えれば、25日時点で8千人、多くても1万人にも満たないことが推測されます

 

このことだけでも、現状の感染者数をどのように捉えるべきか考えるところですが、現在「コロナ」と検索して一番頭に出てくる、厚生労働省の公表している3月2日時点での感染者数『254人』

 

 

これが、厚生労働省のホームページでの資料を確認すると、前述した1万人近い検査数とはかけ離れた2613人のPCR検査実施人数の陽性者の数字としか見えないのです

 

 

以下は3月2日の厚生労働省が更新した「新型コロナウイルス感染症の現在の状況」です

 

1.国内の状況について
 3月2日12:00現在、232例の患者、22例の無症状病原体保有者が確認されている。

 

 

なお、国内事例のPCR検査実施人数は、疑似症報告制度の枠組みの中で報告が上がった数を計上しており、各自治体で行った全ての検査結果を反映しているものではない(退院時の確認検査や、疑似症報告に該当しない検査などは含まれていない)。

ここでは254人感染者数の査母体2613人となっているのです

 

いったいこれはどういうことでしょうか

 

加藤勝信厚生労働相は2月26日の衆院予算委員会で、検査は同月24日までの1週間で1日平均900件にとどまっていると発言しています

つまりはその一週間だけでも6300件の検査が行われたはずなのです

民間の検査会社や大学などに協力を求め1日約3800件まで拡充したという、この拡充した部分が、上記の但し書き部分に当てはまるということなのでしょうか

 

または、検査人数の部分だけがなにかしらのフィルターを通して少なめに公表されているのでしょうか

 

その部分に関しては、自分には読み解くことはできませんでした

 

しかし、もし仮にこの公表値を額面通りに受け取る、または全検査結果の一部として公表値ならば、実数はどれくらいになるのでしょうか

 

現時点での厚生労働省の発表している感染者数/検査実施数は

254/2613重症患者のみの検査となるので割合が高くなるのは当然として

お隣韓国では結果が出ている検査数に対しての感染者数4000/80000

 

 

 

決して、検査数が増えればそれに比例した患者数が、などという暴論をふるうつもりはありません

 

しかし、現在公表されていく感染者数は、感染が確認された数であって、実際の感染者数とは別であるということ

 

そして現在の日本での検査数では他国の感染者数と比較する段階にはない、ということが言いたいのです

 

 

しかし!!!

 

 

現在では新型コロナウイルスに対しての特別な治療法はありません

 

 

現在、医療従事者が全力をもってあたっているであろうワクチンの開発に関して、WHOのデドロス事務局長は「新型コロナウイルスへのワクチン開発に18か月を要する」との見解を示しています

 

「新型コロナウイルスによる感染症に対する特別な治療法はありません。脱水に対する補液、解熱剤の使用などの対症療法が中心となります。一部、抗 HIV 薬(ロピナビル・リトナビル)や抗インフルエンザ薬(ファビピラビル)などが有効ではないかという意見もありますが、まだ医学的には証明されていません」

という医療関係者の言葉もあります

 

軽症であれば、他の感染症を併発させる危険性を伴ってまで検査をするよりは、自宅で療養する方が良い場合がほとんどです

というよりも、防護服を着た医療従事者が検査をする韓国のような医療体制の整っていない日本では、軽症で検査をして医療関係者に感染させてしまうことの方が、のち重症化したときに医師不足により治療が受けられない、また受けるまでに時間がかかるようになってしまうことも考えられます

 

先日の自分のブログでは、ただ煽るばかりで対策に対しての言葉が不足していたことを反省しています

いま、見えている範囲で一番強く意識すべき対策は「うがい手洗い」です

本日のポロリさんのコラムにある、大変わかりやすい解説を読んでいただいて励んでもらえればと思います

マスクに関しては、軽々しく「高い予防効果」と書いて申し訳ありませんでした

しかし、発熱もせずに治癒してしまう方や、クルーズ船での集団感染、静岡のスポーツジムで集団感染のように『潜伏期の人からの感染』の可能性が叫ばれている現状では、限定的と言われる予防のためではなく、『拡散防止のために』使用していただければと思います

 

で、また、回りくどくなったので要約します!!

 

・現在公表されていく感染者数は、『感染が確認された数』であって、『感染者数』ではありません

 

・潜在的な感染者がとんでもない数いる可能性があります

 

・感染を拡大させる恐れのある「自覚なき感染者」がいること、また自分自身がそうである可能性を疑ってください

 

・なので、拡散を防ぐためにマスクをしましょう

 

・マスクの長期使用は逆に感染の可能性を高める可能性があるので、気を付けましょう

 

・接触感染対策として『うがい手洗い』をしっかりと

 

・感染した場合に軽症で終わるように、睡眠や食事をしっかりとり、健康状態を維持、免疫をつけましょう

 

・生活状況の許す範囲で人の多いところ、また密閉された空間は避けましょう(ジムや雀荘での集団感染が確認されています)

 

・必要以上に恐れて、医療機関にのりこまないようにしましょう

 

・決して軽く考えないでください…とは言えないですが、注意してください(泣

 

以上!!! 

 

 

無責任プチブログ(今回の件で感じた主観的違和感)

 

・電通さんがまだ騒動が大きくなる前に、早々と在宅勤務の決定をしたこと

・中国が公表した78000人という感染者数に対する信頼度

・二月度のPMIが35.7となるまで工場を封鎖した中国の実情、そしてこの数字に対する信頼度

・イタリアや韓国がここまで感染拡大しているなか、春節に制限を設けなかった日本がこの感染数なわけねーだろ、ということ

・VIX指数が、株価が下げ止まった現在でも…と書こうと思ったら、いま30代まで低下していました。テヘ

・中国以外でも、感染が大きければ大きいほど政権に対する批判があがるのに、各国の公表値をメディアが正面から捉えすぎていること(英BBCペルシャ語放送ではイランの死者数に対する疑問符が投げられている)、その公表値から感染の規模や、対策を測っていること

・しかし、中国の工場再稼働の報道が本当であれば、事態はそれほど深刻ではない可能性も十分にあること

・にもかかわらず、変なことを言ったら恥を掻くだけの状況で、なぜ自分はこのような言動をしているのかということ

 

なんかすごく『やらかした』感が強くなってきました

意識が遠くなってきたので寝ることにします  おやすみなさい 3/3 03:40 ポチ