はい、パチンコ必勝ガイドの重鎮作家さんです
身内びいきじゃないですよ、畑違いなので面識は一度だけで、ご挨拶を数秒しただけなので

でも、けっこうな不幸も底抜けに明るい笑いに代えたり、独特な言葉のセンスは凄いなあ、と思います
ちなみに、昔からガイドを読んでいる地元の友人たちには「板谷バカ三代」等を好きな人がかなりいます

画像は映画化もされた「ワルボロ」です
立川出身のパチプロさんに聞いたら、他校の不良のアタマはモデルとなる実際の人物もちゃんといてリアルだそうです

この「ボロ」シリーズは三部作になっているのですが、一作目の中学生編まではある意味明るい青春小説と言えますが、以降の二作は重苦しい空気がけっこうな割で支配してる感じです
三作目の山場に訪れる勝利のカタルシスが救いになっているので、最後まで読むのを勧めます
最後の締めでの無常感は、なんとなく一つの青春の終わりを象徴しているように受け取りました
ヤンキー全盛期を知らぬ人にも面白いよ!