最近のホールは奇麗だ。店によっては一日中ひたすら清掃するバイトさんを雇っているところもあるもんな。
 でも、灰皿の掃除は頻繁すぎないかね? 1本だけの灰皿をサッと交換されると、なんか吸うのが悪いことに思えてくる。

 いやね、別に嫌みでやってるんじゃないってのも分かるけど。昔と違い、スタッフがボーッと立ってるようにさせない労働環境なんだろう、と。

そういえば、大昔にネタで出禁を食らった時に、事務所へ丁寧に通されて、コーヒーまで出してもらったことがある。あの時は店内モニターの数に圧倒されたんだな。
 思わず
「これって全部で店の中を監視してるんですか?」
と尋ねたら、
「むしろ、従業員がサボらないかの監視で、本部が見てるんですがね」
と言われたことがあったっけ。
 あれは多分本当なんだろう。

 おっと、話が脱線だ。灰皿交換の頻繁さを話していたんだっけ。
 あれって、昔、接待で女性がいるクラブに連れて行かれた時に、間がもたなくて煙草をくわえると、 サッと火をつけられたのを思い出したりします。

 だからどうだって話じゃないけどさ。