う~ん、この機種ですらもう5年も前の登場か。時が過ぎるのは速いもんですわ。
ブログやコラムで都度都度触れてはきたけれど、自分の中で転機というか大きな出会いでもあったので、ここで記しておきたい。

初打ちはプライベート稼働で使っていたローテーション中の1軒。
その日は新装だったのかな。他の機種がダメで、新台だったこの機種の空き台に途中から滑り込んだら当たりまくり。
「なんか電チューに合わないけど、前にやった同メーカーのおりんと同じく、1発か2発打ちでいけるかも」と踏んで、「やっている間に体が覚えるだろう」とムダ打ちも承知で延々と頑張ってみた。

結果は…、全然できずじまい(笑)。昔の簡単なパターンの止めと違い、トロい自分にはきちんと電チューの仕様を把握して、そこから体を慣らす時代になってたんですね。

案の定、後に技術介入の鬼であるウメスプロに同行しての取材で手順を教えてもらい、手帳に書いて「うわっ、こんな面倒なことやらんといかんのか!」と愕然としたものです。
その日は隣でウメスプロに見てもらいながら、全然できない自分に悔しさばかり。
以後は打てそうな回りの台を見つける度に、「なんとかマスターしてやる」と挑戦を続けたっけ。
(蒼天の拳甘も似た仕様だったので、両方とも同時期に練習をした)

完全にこなせるようになったのは、もうクソ回らない蒼天の拳しか台が無くなってから。それでも、気を抜くと5カウントリミッターを忘れて、タイミングで迷子になったりしてましたけどね。

お金にできたのは羽根デジ版の化物語STKが登場してからだったなあ。
まあ、そんなに店の扱いが良いわけでもなく、満足な日当(内容)が出たのは再プレー無制限の高換金店で数回。あとはヘソが7個戻しのSTJバージョンで2万に足りぬ台で妥協とか、調子よく玉を増やしていても、すぐにお断りなんてことばかりでしたがね。

でも、結果として大儲けとはいかずとも、この機種はやって良かったと思う。技術介入の世界は日進月歩。似たパターンの北斗無双の止め打ちは、今は打ち子さんですら楽々こなすし。
自分のような鈍臭い人間は、この機種で諦めていたら、後の(速いだけながら)009も、似たように面倒くさくてパターンが複数の冬ソナもハナから手をつけることはなかったろう。
自分はもう、攻略ネタに色気を出すことはないと思う。でも、ヒラ打ちの範疇では自衛手段として最低限のことはできる身でいたい。
な~んて言いながら、数年前のガールズパンツァーでは挫折したりしてるけど(汗)。