11/7の深夜、諸々パソコンをカタカタしながら作業用BGMというよくあるYoutubeを音楽だけ垂れ流しつつ作業。
大概はちょっと知らない音楽がきたらザッピングして、お気に入りの音楽を選んで流しています。
主にツインエンジェル、まどマギ、コードギアス、戦国乙女、化物語……
そしたらふとした瞬間に、全く聞いたことが無いのに心を奪われる曲がかかった。それが冒頭の『打ち上げ花火』。
最初は
「ん~、シットリしていい曲だね~。こういうの好きやなぁ」
このくらい。
で、興味を惹かれてYoutubeのタブに合わせて映像を見てみたら
あれ?戦場ヶ原ひたぎさんがいる……
(っていうかちょっと千石撫子要素も入ってるような……)
となり、そこから検索検索。
どうやら、今夏上映されていた、漫画原作のアニメ映画の主題歌らしい。
やっぱり、化物語と同じ渡辺明夫氏が手掛けるキャラクターデザインとのこと。
そして、監督まで同じ。
そりゃ、気付きますよね。パチンコ・パチスロファンならば。
失礼ながら11/7の一昨日まで、全く知りませんでした。
再生回数6800万回というレベルなのにね。
いやぁ、アニメってホント素晴らしいですねぇ(M野H郎 風)
『打ち上げ花火』のPVの映像クオリティ、そしてありがちな青春ドラマなんだろうけど、PVからも伝わる人間の深層心理を掘り下げる感のある描写。
全米興行収入第1位!!
とか謳う「ハイハイ、どうせアメさんのヒーローが人類を救うんでしょ?」っていうカリフォルニア州産の映画より何倍も興味が惹かれます。
とりあえず明日、GEOにダッシュしたいと思います。
ちなみに化物語と同じようなスタッフが関わっているって事は、きっとこれパチンコ・パチスロで出ますよね。
レバオンフリーズで、動画冒頭の青空からお花畑からの『打ち上げ花火』。
パチなら何の予告もない(ココ重要!)ところから、突然の暗転無音からの青空(全回転リーチ)。
これだけでご飯3杯はイケます。
でも……
プチュンとかセブフラとかPフラとかキュインとかチャルメラとかとセットの演出にするのはやめてね!!台無しだから!!
こういう演出を使うなら回転開始(レバオン)時、無音暗転の「静」からの感動、そのまま大当たり(ボーナス)消化、と浸らせて欲しい。余計な音はいらないと思うんです。
あと、似たような系統のアニメで絶賛オススメしたいのがこちら。
ゴメンナサイ。
始めに謝っておきますが、ボクは主題歌を歌うaikoさんの超絶ファンなんです。
ここまでの流れ全部、aiko史上最高のバラードが使われたこの映画を紹介したいがためのブログです!
……すみません冗談です。
映画『聲の形』、見に行きましたけど、かなーり深いと思いますよ。
映画だとどうしても短絡的になりがちだし、パッと見は「ん??何この面倒くさい娘??」っていうヒロインの心理描写が実はすごくリアルなんですよ。
身体障碍を持ってる人独特の価値観を、映画仕様のキレイごとにせずありのまま描いてる。
この映画、そして原作となった漫画が聴覚障害を持つ人、そういう人に関わる施設現場、それらから
「よくぞ描いてくれた」
と評価されるような作品。
少なくともボクは同時期に大絶賛されていた「キミのゼンゼンゼンs」よりは好みです。(そっちも良かったですけどねぇ……シミジミ)
で、これは決してaikoびいきでヨイショしてるわけではなくて、aikoと同じくらい愛してやまない三月のライオンも映画になってますよね?
急いで見に行かなくてもストーリーは一言一句頭にある。
十二分に期待して公開がほぼ終わりかけの時期に前編後編一気上映なところに行ったんですよ。
両編のチケットをワクテカしながら買ったんですが……
前編のむごさに耐えられなくて後編を見ずに帰りました。
役者さんに罪は無い。ただただセリフ回しとか心理描写・表現・情緒を描くべき監督がダメすぎた。
特に前編ラストに訪れる宗谷名人対島田8段の対戦時。
ラストに「美しかったのに……」という宗谷名人の一言があるんですが、もうね、全然宗谷名人のキャラじゃないようなセリフのトーンなんですよ。
そこまでも所々違和感バリバリだったところ、これでもうホント頭来ちゃって帰宅。
「役者さんの見た目だけ似せればいいと思うな馬鹿野郎!!」
そう言いたくなるほど、映画が駄作でした。
羽海野先生に百回くらい土下座して欲しい。
つくづく、『絵』が持つチカラと不随する受け手の想像力、それを実写化する事の難しさを感じましたし、アニメ監督と映画監督の力量の違いを感じたわけです。
そして……
コウカイトウショカラ ズット ネニ モッテル
オレ オマエ ユルサナイ
(万回転)
マンサン ユルサナイナラ ポチモユルサナイ
コンヤクジ ガンバレニッポン
コラム一本分の分量だ。万回転は守備範囲広い!
「カラオケで化物語のsurelyを歌いたい」と言ったら、笑われたけれど、万回転も十分オタクです。