今回はマナーについて書いてみたいと思います。
マナーというのは法律に代表されるルールと違い、必ずしも明文化されていないし、個々人によって基準が違うものです。
それだけに、自分が長らく仕事をしてきた紙の世界でも、訴えにくい面がありました。
でも、近年は世の中全体が得することだけに走り、人の迷惑や最低限の遊技者としての意識に欠ける時代になっている気がします。
「別に自分の意見が正しい!」と強制するつもりはないので、この記事を見ている皆さんに考えるキッカケとしてほしいものです。

☆マナーの基本は「自分がされて嫌なことは、相手にもしない」
これは色んな人が言ってますね。自分も同意見です。
タバコなんかはまさにそう。実は喫煙者も他人の煙は嫌です。臭いは気になるし、目に染みるんで。
自分が「分煙ボードを上手に使おう」「煙は上に吐け」なんて言うのはそのせいです。(以前の記事には書きませんでしたが、分煙ボードの下に隙間がある時は、台の説明書等で塞ぐのも大事ですよ)
他にも例はたくさんあります。ホールにおいては、一度他人にされて嫌だったことは、自分もしないようにするってだけですね。

☆一歩進むと「自分は気にならないけど、他人は嫌ではないのか?」とイメージする意識を持つのも大切です。
掛け持ちやドツキなどの禁止行為、人を使って上前をハネるなんてのは、当然のこととしてやっている人々もいて、「えっ、俺は他人にやられても全然オッケー」みたいな意識を持つ人が多いと思う。だからこそ蔓延するわけで。
でも、そこで開き直ったらおしまい。専門誌もウチのようなサイトも、ネットでも非難の声があるのを知ってほしいね。

☆まあ、自分は許容範囲が狭いのか、立ち見~30分とか腕を組んでずっと見るってどうよ?(笑)、立ち話(遊技中の人がいないところでやるのがスジ)、掛け持ち、並び子を雇うetc.。
気に入らないことがある度に、自分も「もしかして迷惑をかけているかも?」と、自分は考えるわけですよ。
偉そうに書いている自分だって、もちろん至らぬところはまだまだあろう。でも「昨日より今日、今日より明日」と、少しずつでもマシな人間になろうと思っているのです。
あっ、「勝とうとするヤツがいるから、自分が負ける。それ自体が迷惑をかける行為」なんてのは、さすがに聞き入れられませんがね。