白状します。電サポ中の止め打ちの中で、「閉まったら打つ」手順が苦手でした。
できる人からしたら、「閉まってから打つのも、開いたら打つのも一緒だろ」かもしれないが、こちとらけっこうな不器用さん。
「すぐできない奴もいるんだよ」ですよ。
これはウン十年やってくる中で、閉まるのに合わせて打つことを必要とする機種があんまりなかったのが理由かもしれん。
何年か前のロケでは盤面下の中央にミニアタッカーがあるルパンで醜態を晒したっけ。自分の中でも黒歴史だ。

そんで、1機種だけなら、その台を避けるのもアリなんだけど、以後いくつか同じタイミングの止め打ちを必要とする機種を打たねばならなくなった。
当然、練習しますわな。今までも「必要になったら、仕方なく挑戦」を繰り返して生き延びてきたんで。

どれくらい努力したのかな。とりあえず、一日でマスターって感じじゃなかったのは覚えてます。
閉まったら打ってるつもりが、集中力が切れると、いつの間にか開いたら打つになってたり(汗)。
「楽にできる方法はないものか?」と、開いた時だけ力を入れてウェイトボタンを押し、それ以外は力を抜いてみたりもしました。

ふふふ、はるか昔のジグマ時代、常連さんに「すげえな、打った玉が全部チューリップに入るじゃん」なんてお褒めをいただいた己の有頂天ぶりを恥じましたよ。周りのレベルが低かっただけじゃん。

いろいろ試したものの、結局は普通にタイミング通りに打つのがしっくり来て、フィーバークィーン2018の5回開放中、後ろ2回の「閉まってから2個打ち」をやっている辺りで人並みにマスターしたと思います。
人間、大勢の他の人が普通にやることなら、やればできるもんだ!

これはパチンコに限った話じゃない。スポーツでも手先を使う分野でも、脳みそを試されるジャンルでも、特殊なモノ以外は努力しだいでこなすのは可能なんですよ。
自分はギターが趣味なんだけど、メタルの超速弾きは別として、弾けなかったフレーズも何度も練習する間に、気がつくと弾けるようになっている経験を何度もしてるんで。
もちろん、弾きながら「ああ、右手が追いついてないな」とか「ここだけ指が間に合わない」等の自己分析をし、ひたすら反復練習をしますがね。

要は諦めないこと。パチンコでは技術介入や攻略について、できる人はさも神業みたいに言うことが多い。ただ、それは自慢好きなパチプロ(それに類する人)の性格ゆえ。
メディアで紹介されるような手順は、たいていの人が練習すればできるようになる。
これは諦めかけている方々へ言っておきたいことですよ!