沖縄地方が梅雨入りしました

 

自分には生涯縁のなさそうな姿勢の美しい娘さんは、ブラウン管の向こうから、いくぶん不自然な笑顔を浮かべて、半ばひとり言の様に僕に説明している

 

ときに、僕のなかには、ぐーたらの神様が棲んでいる

 

この神様は、雨の中を傘をさして店に行くのが大変お嫌い

 

それでも、ジグマもどきをしていた時分には、雨が降ろうが槍が降ろうが行かなければ権利云々と面倒ごともあり、騒ぐ神様を無理やりねじ伏せていたのだが、

 

こうあっちこっちの店に行く様になってみると、別に一日やそこら休んでも、その翌日に影響を与えることがほとんどなくなる

 

こうなると、いままでの言い分が通用しなくなり、このまま何の対策も講じずに梅雨に入ろうものなら、雨の日のたびに、僕の寝る布団の上にどかりと座り込み、僕は寝床に閉じ込められたまま一日を過すことになってしまう

 

なので、雨風の日の稼働を極端に嫌うこの神様を刺激しないよう、これからの梅雨に向けての少し対策を立てようとおもう

 

家から駅、駅から店と、雨の中を移動なんてした日には、神様は一日でへそを曲げてしまう

 

ならば、梅雨に入る前の今のうちに電車移動のお店を処理して、梅雨の時期になったら、車で行くお店ばかりにしてなんとか神様のご機嫌をとりましょうか

 

作戦のタイムリミットを調べるために、生まれてはじめて、諸説の梅雨入り予想を覗いていると、ここいらには六月の頭から中旬のあいだに訪れる模様

 

残すところ、一~三週間

 

一週間だと潰しきれないだろうけど、リミットいっぱいの三週間まで持てば、打って締まった台を、もう一叩きされるよう打ち倒して、未練なく梅雨を迎えることができる

 

さあ、結果どうなるかわかりませんが、わたくしポチ、これから梅雨入りの時期まで、電車利用の店の台を片っ端から打ち倒してきます

 

 

仮に、このあと、普段より安い台にて返り討ちにあい、負けることにもプンスカするぐーたらの神様がわめき出し、梅雨明けまで長期休暇に入ってしまっても、それは仕様のないことです