先日、ポチの髪を長年切ってくれている美容師さんに、M字ハゲ(普段は上手に隠蔽しています)について、少しでも進行を遅らせるための対処法を聞こうとしたのだが、かなり困った顔つきをして

 

「いや、そ、そうかなぁ…、そもそもポチくん、は、ハゲてな、ないしなあ…」

 

と目を逸らされてしまう

 

いやいやいやいや、何をいまさら、逃しませんよ、と前髪をかきあげて、両サイドの鋭利なポイントを指さし、

 

「ならば、あなたは、ここ(北陸でいうと禄剛崎)の部分を、おでことおっしゃるのですか??」

 

と、追い詰める

 

「え、あ、あ、い、いや…」

 

無事、捕獲

 

そうして、色々とご助言をいただいたのだが、そもそも、なんでこんな前提段階で躓いたかというと、以前、自虐的にハゲアピールを繰り返す人に、同じような質問をされたとき、あっさりハゲを認めたら、めっちゃキレられたそうで、それがトラウマとなり、ちょっとやそっとのことでは、乗らないことにしたのだそうだ

 

理不尽なことがあるもんすね、と同情するも、そんなもんはしょっちゅうとのこと

 

働くってのは大変だなあ、としみじみ感じながら、ひとり、風呂で硬くなった禄剛崎部分の頭皮をグイグイマッサージする今日この頃