シリーズ第3回は、自分が座っていた台での出来事。機種は沖海3でした。

普通に回る台を見つけて稼働していたところ、「なんか回らなくなったなあ」と思ったら、あれまあ、ヘソの釘の左側が内向きにひん曲がっているじゃないですか!
一瞬「えっ、席を立った時に店員さんに曲げられた?」なんてビビッたのですが(実際にそんな話を聞いたこともある)、よく見るとその釘がユラユラしてる。

「おおっ、ついに自分にも体験する時が来たなあ」なんて感慨に耽っていたのですが、その釘のヤロー案外粘りやがってですねえ。打ち続けても曲がった釘が邪魔で全然回らず。「こうなったら、抜けるまでロスする玉をリカバリーするまでは抜けた後に打って、そこで店に申告だ」と心に決めていたんですが…。

結局、数分後に抜けたその釘、チャッカー内に入っちまいやんの。しかも奥へ流れもせずに引っ掛かる形ですよ(涙)。これでどう入賞しろと。
店員さんに言っても、その場で打ち直しなど叶うわけもなく(法的には警察に変更の承認を貰う必要がある)、台を移動。お客さんが多い店でハンパな時刻にね。ええ、その日はあぶれましたよ…。