ひさびさにパチンコを打ちました。釘を見ずに……いや、正確に言えば見て見ぬフリをして。

とある方が動画で言っていた

「パチンコの1日の勝率は釘の影響が少ない!」(勿論、長期ではその限りではない)

という言葉を信じて着席してみました。

心境1:この釘……座らんよねぇ

心境2:座ったとしても1,000円で玉の動きとか見て、辞めるよねぇ

心境3:3,000円投資。うん、回らない事が確信に変わるよねぇ

昔ならどう頑張ってもここまでです。

でも、そういうパチンコじゃないという前提で座ったので最低5,000円までと決めて打ちました。

A店 76回転(28.5玉)

さすがにキツイと体温検査イヤだけどお店移動しました。

B店 72回転(スーパー等価)

回らな過ぎて面白くなってきて、市場調査兼ねてお店移動しました。

C店 72回転(スーパー等価)

近隣にボーダー超えは、いませんでした!いませんでした!いませんでした!(JAM感)

6月6日。終。

いやまぁ、6/6とか関係ないエリアでの昼からチョビっとなんで、ボーダーを下回る事はしょうがない。で、何が言いたいかというとやっぱり回収キツくなってね?という事。

シンフォギアのような【メインになり得る人気機種&ボーダー18.4回転/千円】であれば、これまでなら17くらいは回してくれてたようなお店たち。悪くて16台。それが軒並み15回転下回るって……ねぇ?

久々にツール計算とかしてみたけど

こちらの条件で計算してます
千円 14.6 回転
大当たり出玉 360 発
通常総回転数 2000回転
換金率4円(25玉計算)

期待収支額

期待収支額-27,895
ボーダー18.3回転/千円

一日遊んだら30,000円弱だよ?時々止まる液晶を見ながら、ハンドル握り続けて遊技料金30,000円弱。今時、ゴルフでもそこまでかかんないよ??

うん、無理無理。そんな富豪の遊び方出来ない。

満喫10時間は3,000円くらい。ツタヤでシンフォギアのDVD借りてきたら1,000円くらいで1日潰せます。

意識高い系のオンサロことパチンコ未来ラボでは、月額1万円は高いか否かといったお話があった模様ですが、所詮日額333円です。まぁ、オンサロに毎日10時間張り付いている人はいないでしょうがw

まともな感覚を持っている人なら、そのお金は身内の誰かの為なり医療従事者なり瀕死の旅行業界なりに使いますわな。

ここのところ、世間の皆様のバッシング対象はパチンコから夜のお店に移ったようですが、本当にバッシングされるべきはこのようなクソ釘営業だと声を大にして言いたいw

ちなみに、パチスロの設定1が97%だとしたら、時間あたりのマイナスは1500円前後です。ヒドイ。3,000円弱はヒドイ。

そんなお金の面も勿論だけど、何より千円14回転のパチンコとか全っ然おもんない。リアルな話、シンフォギアを打ってる最中、これならノスタルジアの打ち放題(3,000円)でツインの設定6を打ってる方が絶対楽しいよなぁ……って思ったもの。

こんなクソ釘で勝てるかどうかにトキメクほどボク(ら)はもうピュアじゃないから。そういう感覚は若い世代になればなるほど顕著だから。

まぁ、こんな調整になっちゃう理由が分かるだけにツライところなんだけども。

 

お買い物ついでにパチ屋をウォッチするこの1週間で感じたのは、確実に客足が遠のいていること。

ボクの近隣エリアは、決して高齢者寄りなわけでもなく繁華街・オフィス街寄りなので、どちらかと言えば若年層も多いはずなのですが、体感で3~5割くらいはお客さんが減っていますし、一向に客足が戻る気配がありません。

勿論、6/6は土曜日ともあってそれなりに人もいましたが、平日の稼働が壊滅的です。

そして、これはしばらく続きます。あのiPS細胞で有名な山中教授曰く、ワクチンの普及までには奇跡が起きて1年とのこと。全然知らなかったんですが、通常はワクチン開発って10年くらいかかるんですってね。

おいおい、風俗産業死に絶えるぞ。マジで。

きっと、いや、ほぼ間違いなくこの1~2年でパチンコ屋さんの数は激減すると思いますが、その先の業界自体のボーダーラインは5,000店舗前後です。なぜ5,000かと言えば、かつて大手メーカーが自社の生き残り戦略として出したホールの店舗数シミュレートがこの数字だったからです。

ここまでなら減ってもメーカーは生き残れる、と。逆に言えばそこを割ったら機械を作る人がいなくなるわけで、それは産業としての終わりを意味しています。

ちなみに、自分が調べた限り、戦前戦後の黎明期を除いて、パチンコホール数がこれまで最小になったのは1957年の8,487店舗。

昨日時点のP-World加盟店は7,805店舗です。

機械の設置台数では1957年当時とは比べるべくもないとは言え、ことホール数で言えば間違いなくパチンコの歴史上最悪の事態が訪れようとしています。

この先どんな未来が待ち受けているのか。それは誰にも分かりません。

ただ一つ確かなのは、お姉ちゃんもお酒もつかない3,000円弱/時間の遊びは、とても庶民が続けられる遊びでもなく、それに足るサービスはホールにはない、という事です。