※あくまでブログです
【ミルキーバー】
異性に対してわかりやすい美しさばかりを求めていた若かりし頃、なまなましい性を彷彿させるものに嫌悪していた自分の目をガツンと一発、覚まさせた台
打ち始めの頃はあまりの品のなさに怒りすら覚えながら対峙していたが、7000発オーバーという脳髄にダイレクトに響く出玉とともに毎度セットで提供される「メイドと魔乳」という究極の歪みは、綺麗なままで生きるんだと夢見ていた少年の蒼い心を散り散りにし、大人への世界へと押し出してくれたのでした
(この時を境に、その後かなり長い間つづいた「愛読書はペンギンク〇ブ」という暗黒期に突入します)
【イエローキャブ】
ミルキーバーで発現した歪な性によって二次専になりかけ、あやうく人間からドロップアウトしかけていた自分を、現実世界へ引き戻してくれた台
リアル女性に袖にされ続け、精神の均衡を保つために「生身の女性などは汚らわしいもの」と言い聞かせていた自分に、ワンワンスタイルで、背けど背けど迫ってくる蠱惑の「I」ライン
抗えるわけがありません
そうして自分の無意識下に沈んでいた本当の気持を、掬いあげてもらいました
どのように生を紡いで、どのように綴じるべきか
もう迷わない
きっと自分は谷間にうずまって生を終えてみせる
【ツインエンジェル】
紆余曲折を経て、でっかいおちちとでっかいおしりが世界のすべてとなっていました
ああ、結局自分はこのような詰まらぬ人間なのだ
凡夫が背伸びをしたところで、その先には他人からみたら喜劇、自分からすると耐え難いような恥辱にまみれた悲劇しか待っていない、そう自分に言い聞かせ、諦めたことを悟ったことのようにすり替えて生きていました
そうして日々を無為に喰い潰していたとき、自分は或る男のブログを目にする
そのページのあたまに埋め込まれている動画をなんの気なしに再生してみると、イヤでも気持ちが弾んでしまうような陽気でリズミカルな音楽、そして
「♪にゃーにゃにゃんにゃん♪にゃーにゃにゃんにゃん♪ ズチャーーン!!洗いっこタイム~~♪」(※脳内変換しています)
自分は、口にふくんでいたペットボトルのお茶をすべて噴き出しました
目の前で展開される、スクール水着を着用した幼女二人が、頬を染めながら身体を洗いっこするという、狂気の世界
もし目の前にお巡りさんがいたら、「お願いですから彼を捕まえて下さい!」「または撃ち殺してあげてください!!」と懇願していたと思います
しかし、時間とともに冷静になってみると、こんな「剥き出し」なものを「大好物♪」と日々公言していた彼にたいして、意識が飛んでしまうくらいの嫉妬心を自分が抱いていることに気付きました
他人様の目を恐れて、この手のものを嗜好のテーブルにすらのせなかった自分の小ささに激しく打ちのめされ、軽い鬱にもなりました
このまま戦い続ける彼を仰ぎ見るだけの人生なんて耐えらえれない
もういちど、もういちどだけ頑張ってみよう
自分は覚悟を決め、あらためてこの狂気の属性をテーブルに乗せ、じっくり、じーっくり眺めてみました
〇リ、スク水、、
〇リ、スク水、ブ〇マ、、
〇リ、スク水、ツル〇タ、ブ〇マ、パイ〇ン、、、
!!!!!!
そうして、自分は戻ることの叶わぬ一本道を再び歩みはじめ、もはや人並みの幸福など望めぬ魔界の住人となったのでした
以上、自分という人間を作りあげたパチンコ、パチスロ3選でした
フヘへ
※意外としあわせです
【オマケ】書き終えて画像を検索しているときに「これだった!!!」と気付いた本当の一台
パンツ一枚でひれ伏したいです
( ゚д゚) ポカーン・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) …!?
ここ最近の旦那はまるで、志半ばで亡くなった文豪に憑依されたかのごとく独自の筆力を発揮されておりますな
正直先週が神回すぎたため、その反動で今週は「反吐が出るほどつまらんだろう」と高を括っておりました
いやぁ、自粛効果って凄いですね!
「やることないから本気でブログ書いてたら自分でも驚くほどデキのいいものが書けちゃった」感がひしひしと伝わってきますもん
特に先週のブログを書き上げた際の鬼の首でも取ったような旦那のゲス顔が目に浮かび、朝から反吐が出るほど反吐が出てますわ
これは余談だがツイン画像を見た刹那、おれは「或る男」を連想した
やはり彼だったか…
おなま様!!
目を疑わないwwww
お田中様!!
こねくりすぎちゃいましたwww
全国ネットで性癖を|ω・)
名前も書けませんなぁww
自分、独り言いいっすか…
(今回コメント直後にレスを頂けたのは、記事中のリンクを張り直すために編集しようと管理画面?にログインしたらコメントついていたので即答したのでは…。最初はリンク張られてなかったような)←確信度07.21%
あれ?おかしいなぁ…この流れだと俺と同じくジューシーハニーにたどり着くはずなんだが…
この前言撤回野郎がっ!!
おれの目と記憶力を侮るなと言ったろ
先日に引き続き、今日もまた書き直したな?
それも本文じゃなくコメ欄修正という、あまりにも小っぽけで矮小すぎる所業
嗚呼、情けないにも程がある…
この手の男は秒単位でエゴサーチしてること請け合い
自身に否定的な書き込みを削除し、かつ自作自演で自身を褒めちぎる日々(例:「ぽちさんってイケメンですね」JK2匿名希望)
だがな工藤、いくらエゴサーチしてもけらの名がグーグルに引っかかる事はない
断言するがネット上ではおれのほうが有名だろう
「金髪の悪魔」「鶴見の基地外」「触れるな危険」「ガチでビンタ喰らった」等、SNSでは一世を風靡したものよ
おナミ姐さま!!
ええ、自分は別ベクトルで剥き出しにしてみました…グヘヘ
あああああ!!!
やらかしたw
タイトル変えると、Twitterのリンクから飛べなくなるとかありましたよね
しゃーないから、数日したら記名しようと思いやす
ナミ姐さん&まっきゃん姐さん!!
ご指摘ありがとです!!!w
おなま様!!
07.21%、ツモってますよ!!
(語呂ww)
しかし気付きますかw
いや、ご推察通りw
彼を無断で引っ張り出したくせにスベり倒して、リンク張り忘れて、なおかつ記名まで忘れてと、軽くパニックってましたw
&ちょっとスベった感が強かったので、誤魔化すために言い訳含めたコメを早めに返しましたw
ボケ倒すつもりが、必死な素が…お恥ずかしいw
ひっきぃ様!!
するど過ぎです!!w
ジューシーハニーの史上最低(最高)の役物、そしてコマコマ倶楽部の熟女モードについては最後まで悩んでましたw
思考が近い?wひとには丸わかりですねww
お田中様!!
工藤言うなwww
てか、あのコメント、分レベルで修整したんすよ、そんなもん気付かんすから普通ww
あ、でも自分、昔から、肝っ玉とチ○コの小ささには定評があります
チ○コに関しては田中様と一緒ですね♪♪
エゴサーチなんてしとりませんよ!!!
ただ、皆が恥ずかしがってコメント出来ないみたいだから、しょうがなく「ポチさん超絶素敵です…」と代わりにコメントしてあげてるだけで決して自演ではありません!!
てか、どこに対抗意識燃やしてるんすかww
追記、お田中様!!
おナミ姐さんとこの今気付いたw
えー、だって大変なんだもんww(ゴミ)
だから今後も基本、返信は翌週末です
でも、承認は早めを心掛けているので、暴れるぶんには存分に!!!
もう、だめぇん、メッ❗
ちょっとおかしくなりそうです。
あまりにもする事ないから今日履歴書作成しようかなぁとか考えたり考えなかったり
メルカリに転売出来るものはっと
もえかす様!!
大丈夫!
なりそうというか、なっちゃってるように見えますからww
団塊世代のお父さんの定年後みたいなこと言わないw
しかし、そう感じるのは日々頑張って来た証でもありまさーね!!(^^
履歴書、自分も買ってみよーかなー
数年前にゴルゴ13をモチーフにしたコメディータッチのファンタジー小説を書いたことがあるんですよ
まぁ小説とか大袈裟なもんじゃなく、規模は旦那が当ブログで書いてたパチンコ小説レベルのもの
旦那はゴルゴ好きだし、暇だからそれの主人公を旦那に置き換えてパチンコネタを入れて書き直してみよっかなあ、とか思ってます
ふと思っただけなので書くかは未定
もし執筆を始めたら当コメ欄を数十欄使わせてもらいまっせ
ぽち「ん、タルパ?」
今日も一日中お布団の中で二次エロ画像収集やエゴサーチにあけくれていた自分は聞きなれない言葉を目にした
ふむふむ…
どうやらタルパとはイマジナリーフレンドの一種で自分にしか見えない人工精霊のことらしい
元はチベット密教の修行の一環であり、無から生を創るもの
達人ともなれば数体のタルパをはべらかすことも可能
おまけに容姿も性格も性別も望むがまま
男友達だろうと美人の彼女だろうと正しい手順を踏み召喚に成功さえすれば手に入る…ワケか!
『代償として廃人になる』とも書いてあるが、そもそも廃人だから関係ないね
友達は一彦とヨシオちゃんで足りてるんだけど、あの二人のスキルには格闘が欠けてるからなぁ
よし、強くて頼り甲斐のある友達を召喚してやろう!
※タルパ参考資料
https://www37.atwiki.jp/tarupa/pages/11.html
思い立ったが吉日と云うので、時間と皮だけはムダに余ってる自分はさっそく行動に移した
①友達が目の前にいると信じてひたすら話しかけること
②外見、性格、喋り方、癖etc. タルパ像を出来る限り細かくイメージすること
③上手くイメージ出来ない場合は写真などを用いてもよい
(※これで召喚に成功した場合は用いた写真の外見のタルパが現れる)
④早ければ数ヶ月で召喚可能だが召喚成功率は極端に低く、ふつうは何年かけても成し得ない
⑤タルパは自我を持つ人工生命体であるが故、召喚者の意に反する行動をとる恐れがある
制御不能に陥らない為にもタルパの性格のイメージには細心の注意を払うこと
⑥タルパは召喚者の分身である為、召喚者の闇の部分を併せ持つ
我が子に殺されても子は親の鏡、飼い犬に噛まれても自己責任と覚悟を持つこと
端的に召喚方法と注意事項はこんな感じかな?
ヒグマさえも一撃で倒す自分の闇の部分を持つタルパを召喚しちゃいますよ(*´σー`)エヘヘ
ぽち「はじめましてタルパ君! 自分はぽち。
勇者業とパチプロ業を掛け持ち、悠遊道というサイトで執筆活動をするイケメン売れっ子ライターだ
額の生え際と財布は薄いけど情は厚いから大丈夫、よろしくな!」
う~ん…
始めたばかりとはいえ、何もない空間に向かって話し掛け続けるのは辛い
『明確な外見のイメージを持って召喚を行うこと』と載ってたけど、べつに友達の外見なんてどうでもいいんだよね
強くて頼り甲斐のあるやつなら自分よりもイケメンでいい…ワケねえだろがっ!!
正直、自分よりもイケメンの友達なんて友達じゃない
どんだけ加工して年齢に抗ってるか知ってんのかコラ!!
要するにあれだ
精力以外は想像力も何力も乏しい自分にはムリ
『上手くイメージ出来ない場合は写真などを用いてもよい』と書いてあったので
生後1分で人生を諦めた日本一諦めの早い自分はイメージを諦め、写真を用い召喚することにした
…のだが、ほぼ天涯孤独でナルシストの自分は自分の写真(加工済み)以外は1枚も持っていなかった
ってかスマホにもPCにも眼鏡や入れ歯…もとい、友達の画像は入ってるのだが貧乏でプリンターを持ってないって話
困ったな…
タルパも将来も考えるのが面倒な自分は何も考えずに自分の写真を額縁に入れて事に及んだ
”少し遠め”に見ている今になって思えばこれが全ての間違い
否、間違いだったかはわからない
だって是非は歴史が決めるものであり、この時の自分にはこれが正解だったんだから
しばらくはコラム観覧とコメントを辞めて、当小説執筆に取り組もうかと思います
書き終えたら一気に皆さんの記事を読むつもり
集中しないと半年かかっても書き終えられそうにない…
はしょって書くので全20話以内で終わるかなぁ
ぽち「知ってる? 大昔のゴルゴ13は意外とおしゃべりだったんだよ」
額縁「……」
ぽち「昔は新聞の三行広告で依頼を受けてたゴルゴも今ではインターネット、時代も変わったよなぁ」
額縁「……」
ぽち「時代が変わってもゴルゴは変わらない、ホント歳とらないよね」
額縁「……」
ぽち「そういや海外でのタイトルはゴルゴ13じゃなくてプロフェッショナルだったかな?」
額縁「……」
ぽち「お笑い芸人のジョーク東郷って最近見かけないね」
額縁「……」
(※以降、延々と会話が続く)
───ナレーション───
四六時中、壁に掛けた額縁に話しかける日々。
常軌を逸した所業に気づく者もいなければ咎める者もいない。
外界から孤立したぽち宅は紛れもなく異世界のそれであろう。
この物語は決して交わることのない平行世界での出来事。
幾多と分岐するぽちの進行ルートの一つである。
死期の写ろいを…
四季の移ろいを三度肌で感じる頃には個としての揺ぎない念が写真の男に芽生え始めていた。
千日間にわたり念を刷り込まれた男が受肉し具現することは至極当然だったのかもしれない…。
日も昇りきった頃に起床した自分はお腹を満たすため台所に向かい、自分の目を疑った
う~ん、寝ぼけてるのかなぁ…
自分の目に飛び込んできたのは勝手に冷蔵庫を開けて食事をとるブリーフ一丁の男の後ろ姿
泥棒さえ立ち入らぬ我がボロ家に人がいるとはこれ如何に?
細心の注意を払いつつ、そ~っと男の背中に近づいてみた
バコッ!!!
ぽち「ぐはあああぁっ…!」
男「俺の背後に立つな、俺は本能的に後ろに立つ者を排除する」
なんと、男は振り向きざまに自分の王子様のような顔面を強打したのだ
男「用件を聞こうか」
ぽち「よ、用件!?」
男「3年掛かりの依頼、よほど大きなヤマだな」
ぽち「い、依頼!?」
男「標的は合衆国大統領か」
ぽち「ひょ、標的!?」
男の言葉は支離滅裂だが、この物言いには聞き覚えがあった
ゴルゴだ!
超A級スナイパーのゴルゴ13だ!
しかし、男の外見は自分と瓜二つ
まだ寝ぼけてて夢を見てるのか? それとも鏡を見てるのか?
そうかタルパか!
3年越しの召喚に成功したんだ
自分型のタルパはちょっと気持ち悪いけど、強くて頼り甲斐のある友達ができたのは嬉しい
失礼のないように右手を差し出して握手を交わすことにした
ゴルゴ「利き腕を人にあずけるほど俺は自信家ではない」
ぽち「し、失礼しました」
ぽち「あらためて自己紹介させてください、自分の名はぽc…」
ゴルゴ「おしゃべりなやつは嫌いだ」
お手上げ
これじゃとても間が持たない
この過酷な現実を打破すべく、自分は再びお布団に戻り、そっと目を閉じて現実逃避した
ゴルゴ「主、茶を煎れてくれ」
ぽち「へい、旦那」
ゴルゴ「茶の煎れ方は10%の才能と20%の努力、そして30%の臆病さ、残る40%は運だろうな」
ぽち「へい、精進します旦那」
ゴルゴ「茶の掟を知っているな? プロは二重に仕事を引き受けないことだ」
ぽち「へい、旦那以外に茶は煎れません」
主従関係が逆転するまでに、さして時間は掛からなかった
主従関係の崩壊とともに実質的な家主と化した東郷さんは、さも当然のように自分の領土を侵食する
電脳空間は完全に奪われた
ツインエンジェル壁紙を勝手にミリタリーものに替えたうえに、お気に入り登録してた二次エロサイトを全削除
おまけに課金してた電脳天使ジブ○ールのアカウントをアンインストールする無慈悲ぶり
そして米国のCIA、英国のMI6、ソ連のKGB等、世界中のあらゆる諜報機関から狙撃の依頼を受けている
エロとブログ執筆にしか使わなかった自分の低スペックPCが、よもや一国の未来を左右する取引に使われる日が来るなんて夢にも思いませんでしたよ
基地と化した我が家に足の踏み場はない
もともと兎小屋よろしく狭隘なボロ家だが、東郷さんが家中に地雷を設置したため、本当に足の踏み場がなくなった
下手に動けばジオングになる
自宅に居ながらこの緊張感
額も性癖もドmの自分には堪りまへん
正面ゲート(玄関)の警備を任された自分は猫の額ほどの玄関で寝起きする日々
セミプロ自宅警備員からプロの自宅警備員に昇華したワケです(*´σー`)エヘヘ
猫の子一匹通さない!
鋼の気構えで警備にあたる自分は耳を地面にくっ付けて、虫の這う音にも全神経を注いだ
ゴルゴ「正面ゲートの死守を命じたはずだが?」
ぽち「へい旦那、ご覧のとおり人間セコムです」
ゴルゴ「ゴキブリが侵入しているぞ」
ぽち「彼らは先住民で家族同然… 否っ、直ちにバルサン焚いて排除します」
ゴルゴ「俺が排除する、役立たずのお前もな」
ぽち「へ?」
──Zugagagagagagagagagagagagagagagagagagagaga!!
M16のゼロ距離掃射を浴びた自分は砕け散った
夢も野望も王子様のような顔面も一瞬で砕け散った
ただの肉片と化した亡骸は大地の肥やしとなるべく庭に撒かれることだろう…
ぽち「ハッ!? なんだ夢か…」
お先真っ暗だからペンペン草にでも生まれ変わって、ひと花咲かせるのもアリだったよなあ
ん、寝ぼけてるのかな?
なんか体が薄いような…
体格とかじゃなく、ナニカが薄い気がする
ってか、悠遊道での存在も薄いから気にしない気にしない
ゴルゴ「主、うなされていたようだが?」
やはり東郷さんは強くて頼り甲斐のある友達だ
自分が賊や開店プロに寝首をかかれないように見守っていてくれた
そんな友達を敵視するような夢を見た自分自身を嫌悪する
♪い~しや~きいも~ おいもっ
おっ、ナイスタイミング
謝罪の気持ちを込めて東郷さんにやきいもをご馳走しよう
同じ釜のメシを食べれば友情が深まることうけあいだ
ぽち「東郷さん、美味しいやきいもを買って来ます、ちょっと待っててください」
やきいもを食べる東郷さんの笑顔が見たい
その一心から駆け足でやきいも屋へ向かったが、間が悪いことにたった今売り切れてしまったらしい
一筋の希望を求めて周囲のコンビニを見て回るも、生憎どこもやきいもの販売はしておらず…
富や名声のみならず、たかがやきいもすら手に入れられぬ自分の不甲斐なさにうんざりしつつ帰路についた
我が家に着き、正面ゲートに手を伸ばした矢先、ある異変に気づいた
ドアノブが回らない?
否、それ以前にドアノブに手が掛からない
暖簾に腕押しってか糠に釘ってか、スカッスカッとしてドアノブを掴めないのだ
よく見りゃ手が透けていて、手の甲越しにドアノブや鍵穴が見えている
目の錯覚じゃない! 一体どうなっちまったんだ!?
ぽち「東郷さん! ドア開けてください! 東郷さん! 東郷さん!」
ゴルゴ「やきいもはどうした?」
ぽち「手が変なんですよ! ほら、透明人間みたく透けてますよね!?」
ゴルゴ「俺の質問にだけ答えろ、やきいもはどうした?」
ぽち「う、売り切れでした」
ゴルゴ「裏切ったな」
ぽち「裏切りっ!? 東郷さんに食べて欲しくて何軒も回ったけど売ってなかったんです!」
ゴルゴ「俺は嘘を決して許さない、ギルティ」
外見こそ自分と同じだが、東郷さんの物言いはカミソリの如く鋭い
その鋭利な判決を言い渡された刹那、大事なことを思い出した
ゴルゴ13は嘘を許さない、嘘の果てには100%の死が待っていることを…
あれから幾何の月日が流れたのだろうか…
わからない、自分にわかるのはここから見える日常だけ
東郷さんは毎週、日曜掲載の悠遊道コラムを書いている
『準備』を書き上げたのも東郷さんだと知ったら、田中さんは驚くだろうな( ̄ー ̄)ニヤリ
弱い個体は淘汰され、強い個体が生き残る自然の摂理
そして同じ人間は二つも要らないのが、この世の摂理だった
真っ白いスーツに着替え、颯爽と悠遊道の忘年会へ向かう東郷さん
その背中を来年も10年後も額縁の中から見てるだろう
───終劇───
お田中様!!
笑ったw
ゴルゴ好きにはたまらん小ネタ満載でしたねww
自分ネタはイジられている自分以外わからんかったでしょうが、本人としてみれば「おおい!!!ww」の連続で楽しかったですw
いや、ここ用に置き換えてくれたとのことでしたが、楽しかったと同時に、申し訳無い気持ちにもなりましたよw
まるっとコントに流用できそうな感じで、小説というよりかは戯曲といった仕上がりになりましたね(^^
お疲れ様でした!