SNSなどで永久連チャンという言葉が使われているのを散見します。当該機種は、春夏秋冬135連チャンの話だったり、パチンコ攻略軍団・梁山泊でお馴染みの春一番だったり、数珠繋ぎ連チャン機ブラボーキングダムだったりするわけですが、爆裂連チャン機であっても永久とはまた盛ったもんだな、と感じたりします。
ちなみに、日本一と称しての春夏秋冬の135連チャンについては、2023年1月5日の「日本一と言われた春夏秋冬135連よりも上がある?」と題したブログで、(135連は2.5円店)等価店で143連をかました人がいるお話を紹介いたしました。換金額において相当に差があるお話でございます。
パチ友との、爆裂連チャン機の昔話で出て来るのはCRビッキーチャンス(当時、その日の全国出玉1位機種に、このビッキーチャンスが最もよく登場していました)だったり、CR花満開だったり、えびすV(マイナー機ゆえ爆裂機としてあまり出てきませんが、遠征先で台毎の過去最高連がのきなみ50連オーバーであったあの光景は強烈でした)だったりしますが、真の永久連チャンに1番沿ってるのは、タイトルにした1027連チャンでしょう。逆に、1027連チャンの前にそれ以外の永久連チャン機はひれ伏すでございましょう。
1027連ネタの前に、SNSでも殆ど話題にされていない「えびすV」の連チャンについて書いてみます。1992年、藤商事から出されたえびすVは大当たり確率1/225。出玉2400個。15通りあった大当たり図柄のうち7で当たって、さらに内部的に1/4を引くとえびすパニックに突入。えびすパニック中は電チューに入ることで大当たり確率が1/14となり、次に7で当たるまで連チャンが続く、という仕様。さらに、朝一はえびすパニックに入り易いとか、15通りの図柄の大当たりに偏りがあり、7は当たり易いとか、えびすパニック中は7が出にくくなる、さらには7で当たっても終わらないこともあるという噂も。
そして、1027連を成したのはキャスター(マルホンから1991年登場)。縦に3つ並んだデジタルで、大当たり確率1/232 出玉約2800個 保留の4つ全てで連チャンの期待あり。
ちなみに1027連は必勝ガイド誌の実験室にて数日間実践、手入れでのもの。で、連チャンの条件は保留4個点け、消化し最後の回転で大当たりさせること。これがまず第一歩。保留の最後の手前で当たってしまうケースの方が多く、難易度はかなり高い。
当時、地元には入らず隣町まで遠征し、試しました。リーチの時間も短く、保留4個ってなかなか点かないものです。で、ようやく点いたら後は消化。で、まあ最後の回転でリーチがかからない。そして普段行かないお店ゆえ、キャスターの島で粘ってたら店員の目も気になって来たりしました。
で、ようやく保留4個点けた後の最後の回転でリーチが! けっこうドキドキしましたがまあ、普通にハズれました。結局、そこまでは粘らずお店を後にしました。
話を戻し、保留4個点けた後消化し、最後の回転で大当たりしたら、その時点で保留は0。 この保留はアタッカー内のV入賞後のチャンスタイム以外では決して点灯させてはいけない、という縛りがありました。チャンスタイムとは、アタッカー内V入賞後から、アタッカー閉鎖予告音が鳴るまでの間。
つまり、大当たり時はアタッカー開放まで打ち出しストップ。そして大当たり間のインターバルも打ち出しストップ。これを保留4個点くまで続ける。また、アタッカー内のVに入る前に保留が点いてしまうこともありますが、そうなっても連チャン不成立という訳ではない。特に最後の保留の点灯が大事である。
とにかく連チャンは全て保留連ゆえ、出玉の破壊力半端なし。別に普通に打っていても20連くらいはする台があった、ようです。
また、会社の同僚を経てパチ友となったOさんからは、大阪に居た時の「ロータリーセブン」の連チャンは凄かった、とよく聞かされました。その後の調べで、同じマルホンのロータリーセブンはキャスターと同じ原理で少しマイルドにした連チャン性能だったようでした。
また、最近の必勝ガイド誌DVDでこんな言葉を聞きました。
「アレジンより上のパチンコはない」
アレジンは確かにそれまでのパチンコの概念を変えました。単純な7セグにして「ピュイ」効果音と共にその連チャン性でもってコアなパチンカーを虜にさせました。まあ、以前に書いてたかなと調べたら2018年10月にお題にしていましたね。まあ、上に書いた機種に比べたらアレジンはそこまで連チャンはしませんでしたが、中毒性はピカ一でした。
1)キャスター…懐かしい機種です。この機種の大連チャンに欠かせないのは、この「大入賞口」の位置にあって…これが大連チャンに欠かせない役割を持っていたと思います。自分も必勝ガイドの企画「東海道旅打ち浜松編」で大連チャンしたのですが…ボクの認識ですと、通常時満タン→自然消化→運良く最後で当たると大連チャンへ…。で、結局大当たり消化中にメモリー全灯にしなければ、永久連チャン状態維持…だったと思います。この機種、それも含みに入れての大入賞が盤面ど真ん中にしたみたいです。大当たり中に普通に打ってもヘソに入りづらいゲージになっています。ですので、大連チャンモードになったら、大当たり中に、メモリーランプ2個ぐらい転点灯したら、なるべく打たないようにして途中パンクさせれば、そのまま連チャンが続きました。大当たり確率50%。大連チャンに入れば、かなり面白いです。ちなみに雑誌の「浜松編」で大連チャンしたのですが…根性がなく10万円ほどしか出さず、途中でメモリー全灯させ、連チャン終了させました。我ながら、根性なしのパチプロです。
連投で失礼します。↑文章最後で貴方野チェロスさんが「恩人」と書いているのは実は「石神タカシ」さんのようです。2025年一回目のチェロ凄チャンネル生配信で話されていました。ボクは昭和63年上京したばかりの頃に攻略会社キャッツタイムス社にいた植草さんともお話しさせていただき、1年後、植草さん共々ガイドのライターとして同時期にガイド誌面で書かせていただいたことも懐かしい思い出。当時石神タカシさんはゴワゴワ王時代で、石神さんも植草さんも昨年末ほぼ同時期になくなったと知って、タイミング次第では二人に会えたかも…と、ちょっと複雑な気持ちになりました。平成元年から2年頃の話で…もちろん安田プロも含め、人生最大に濃い時代を過ごさせていただきました。感謝。
スロのほうでは昔、本物の永久AT(延々と増え続ける)を搭載した台というのがありまして。(バグ等ではなく明確に仕様として入っている)
今あったら三重県の31日はみんなそれ狙いだなーとか思っちゃいます。
パチでの永久感を感じるような攻略台のころの台は打ってない世代なので、羨ましくもあります。
でも若い時の自分だったらうまくできないとか言って放り投げてそう・・・とも思いますんで出会ってなくて良かったのかも
昔のパチンコ台って、台枠の横の部分に、打ち出し中だけ点灯するランプがあって、ハンドルを持っているのに打ち出しを止めると怪しまれるのではないかとヒヤヒヤしていたものですが、店員さんはあまり気にしていなかったのでしょうかね。
むしろ、確変中の玉増やしが流行り始めた時期にその機能がなくなってしまったのが不思議です。ホルコンによる出玉異常でやっと分かるってのがね。
石橋プロさん、コメントありがとうございます。
大入賞口の位置について、確かに普通のデジパチとはその形状も含め違いますね。
ヘソを埋めるタイミングを調整する難易度を考えれば、パンクもありなのでしょうか。
実践上の経験を書いていただき、ありがとうございます。
そして、貴方野チェロスさんの恩人は、石神タカシさんでしたか。というか、石神さんも亡くなられたとは驚きました。
パチマガスロマガウェブサイトで長年「人生地獄変」というページで実に個性的なコラム(悩み相談室形式)を書かれていました。ちなみに最終回は2017年11月29日でした。
白いシローさん、コメントありがとうございます。
スロではそんな機種があったのですね。
パチでの永久感な台は、さすがに店員さんの目も気になって、途中でヤメると思います。個人的にはエキサイトラッシュがそんな台でした。
獣さん、コメントありがとうございます。
当時、店員さんの仕事は呼び出しランプ対応で、お客も一杯だし、台枠ランプなど見る必要性無かったのではないでしょうか。アナログ系攻略機種でなければ、止め打ち気にすることなかったのかもと思います。