「パチスロで生活してる人って老後はどうするんですか?」とあるスロッターさんのピュアな質問が話題に
http://pachinkopachisro.com/archives/59204601.html
昨晩、23時01分。ダウンタウンちゃんねる(仮)の始動が現実的になってきたことについて盛り上がっているLINEの中で、夾竹のオジキが
「で、お前明日のブログ大丈夫か?」
と一言。すっかり明日が火曜日なことを忘れていたワイ氏。
完全に酔っ払いの中、ぱちんこ関係では特段大した話題の無い1週間を過ごした万の字が焦ってネタを探したところ見つかったのがタイトルにあるそれです。
ボクは現在46歳。いわゆる兼業的な立ち位置で今を過ごしており、専業生活もした経験から書けるネタをくれてありがとう、パチンコ・パチスロ.com様。
安田一彦という指針
日曜日、まさに老後に差し掛かっている我らの御大と、安田一彦パチプロ37年史の収録をしました。
収録テーマは2002年、2003年で、それからもう20年超。まだまだ必勝ガイドが元気な上にCS番組なんかにも呼ばれる御大は、40代だった当時、稼働にお仕事にと実に充実した日々を過ごしています。
ただ、当時の稼働量と現在の稼働量の違い。はたまたこれから先の話にもなりました。
そして、御大は当時から比べればはるかに厳しい環境の中で、まだまだホールで頑張り続けて間も無く40年。
どこの誰とも分からないぽっと出の女性が来店仕事を得られるような時代であっても、時流に流されることなく一つの道を邁進してきた方の老後は、周りにとやかく言われるものではありません。どうなろうが、その道を全うするんだろうな、と。
そういう安田さんらしさ全開の収録でした。
あ、安田一彦パチプロ37年史はメンバーシップ限定動画なのでよろしくね♪(#PR)
自分の場合
前項の見出しに指針と書きましたが、ボクは安田さんを敬愛しつつも同じような生き方は出来ない人間でした。
これには時代・環境等々の外的要因もありますが、一番は自分自身の問題です。やりながらもどこかにずっと後ろめたさを感じていたから、死ぬまでコレを続けるなんて専業時代に思ったことは一度もありませんでした。
そして、日曜日のトーク収録の中であった話で、
万の字「安田さんって未だに稼働中スマホ見ないんですか?」
と言う問いに
安田「見ない」
とハッキリ言えるのが安田さん。いやー、ボク無理無理。
ぱちんこ全般は副業的な立ち位置とは言え息抜きみたいな時間。だからそこに全集中みたいな感覚にはもうなれません。だから、何も当たっていない通常時に意味を見い出すことなんて出来なくて、スマホを台に置いてゲームやらTVerやらで過ごす時間になっています。
それを正直に伝えたところ
安田「万回転はすっかりサラリーマンになったなw」
と笑われました。いや、サラリーマンじゃなく業務委託契約で会社と仕事してる個人事業主なんですけども……っていうw
そして、タイトルの話に戻ります。
パチプロもサラリーマンもそう大して変わらない
タイトルにある老後の話で言えば、一番分かりやすいのが年金だと思います。サラリーマンの方々は、意識せずとも勤め上げればある程度の年金は入ってくる。会社が半分それを負担してくれる。良い会社なら退職金もある。そうして老後の安定を得るものです。(この先の未来はさておき)
一方、パチプロの道を選ぶ人にも色んなタイプがいて、冒頭のパチンコ・パチスロ.com様で取り上げられているXのポスト主さんが言うように、何も考えていないでその日暮らしをしている人もいれば、いつどうなるか分からないから、と節約に努めている人もいます。
ガリぞうさんが国民年金だけでは老後が不安だからと国民年金基金にフルベットしていたり、安田さんが貯めたお金で終の棲家になるよう賃貸ではなく家を買ったっていう話が分かりやすいと思います。
お二人はメディアに出ている人だからって思うかもしれませんが、そうして堅実(?)に生活設計をしているパチプロは沢山います。そして、この稼業が割に合わないと考える優秀な人ほど、どこかで区切りをつけて別の道に進むものです。
老後を考える人は考える。そうじゃない人はその日暮らし。その上で個々人が持っている特性もスキルも違うのと、時代時代で求められることも違うから道が分かれている。それはパチプロだろうとサラリーマンだろうと変わらないと思うんですよね。
ただ、パチプロに共通するのは、いわゆる兵隊的なサラリーマンを良しとは出来ない(出来なかった)という点です。
そうした社会性の無さという点においては、良し悪しで言えば悪しが目立つ人が多いんですが、一つだけ確かなのは
「自分の人生、好き勝手生きて何が悪いよ、責任は自分で持つよ」
っていう、覚悟を長く続けてる人は持っている、という事でしょうか。
勿論、この先パチプロという存在が淘汰されていくのは間違いないし、そうした先に社会に迷惑をかけるような存在になると思われているかもしれませんが、ある程度ちゃんとしてるパチプロはゴキブリよろしく自分のプライドを持って自分の生活費くらいは稼いで生きていきますゆえ、老後の話など余計なお世話。
そうじゃない、生活保護だのなんだので社会に迷惑をかける人が元パチプロだったとしても、それはサラリーマンやってたとしても一緒だと思います。「個」の問題ですから。
まぁ、社会のエラーみたいな立ち位置で税金払わず生きていられる存在な時点で、パチプロなんて日陰の存在なのは間違いありません。だから、自分がパチプロであることを世間にドヤる人はどうかと思います。
ただ、そうした諸々踏まえた視点を持てる人はそう多くないからパチプロという生き方が不思議なんでしょうね。
「パチプロ」は、勝手に生きて勝手に死んでいきますw
そうじゃなく社会に迷惑をかける人たちがいるのだとしたら、そこで改めて社会問題にして下さい。パチプロという存在にそんな影響力、もう残ってないと思うけど。
■万回転 プロフィール
- 1978年生まれ ♂
- 累計15年間パチプロしちゃってごめんなさい
- CR銭形平次の捻り打ち動画をアップしてしまいネットでプチ炎上した事を機に安田プロと個人的な親交が生まれ、悠遊道へ寄稿する事に
- 色々あって完全にパチプロを引退。
- 現在は悠遊道動画チャンネルの何でも屋
■レトロパチンコマップ
下記地図にないレトロパチンコを打てる場所をご存じの方、地図完成のために情報提供のご協力何卒宜しくお願い致します。
影に生き影に死ぬ。マーク・ハントと同じですね(笑)
何歳まで打つつもりか、なんて考えてる人はほぼ居なさそう。出口を探し始めた年齢は気になりますね(出たかは置いといて)
>>てんてんさん
マークハントはWikipedia見ましたがよく分からず……パチプロよりは日の当たる場所をきちんと歩まれた方ではないですかね。比べちゃ失礼かとw
>>白いシローさん
パチプロに定年はありませんからね。でも、少なくとも20代30代の時、サラリーマンでもこの会社に骨をうずめるんだ!って気概でサラリーマンやる人おるんすかね?大概は結婚等々の家庭環境の変化でそれしか出来なくなるだけでは、と周りの友人見てて思います。
どんな働き方をしていても出口の形は色々ありますが、その道を極められる人は1%もいない。それでも皆、自分が大切にするものの為に生きていかなきゃいけないから、皆ガンバレ、ボクもガンバるって思いますし、よそ様の事気にかけてるヒマも体力もないですw
この会社=このホール、なのでさすがにそういう人は少ないと思います。(自動車やSIer、商社の大手ならあるかも)
技術職人系はその仕事で一生頑張るぞーと意気込む人は少しはいるんじゃないかな・・・?とは思います。
>>白いシローさん
>技術職人系は~
確かに確かに。20代の頃からそういう気概を持っている人はどんな道であれ邁進していきますよね。その中で本当に自分を磨く人が上位1%以上の世界を見られるんだと思います。
ただ、ライフステージが変わり、社会が変わり、という中で考えが変わる人も多いですし、だから人生は面白いって思います。
プロは通常時にもやることがいっぱいあるからスマホを見てる暇なんかありませんよ
特に安田さんクラスになると