幸チャレに伺った時も、過去タンポポでも会えなかった方がいます。それはひげ紳士さん！「君の名は……」ならぬ、何度かのすれ違いを乗り越えて、やっとお目にかかる事が出来ました。

タンポポさんで台を打つのは初めてでございますれば、さてさてレトロ台に初挑戦のまっきゃんに実戦記と呼べるようなものが書けますでしょうか。

訪れたのは土曜の午後、紳士淑女、お若い方もいらしていて大盛況！店内はタイムスリップしたような空間です。

お客さん達はおそらく懐かしい台を堪能されていたのでしょうけれど、私にとってはオール新台でございます。

さあ、レトロ台の魅力を知るべく、まず座ったのは何だと思いますか？見知らぬ台とぉ恋の花咲くこともあるぅ

ヘイワ DE デート～

手打ち式です。悠遊道イベントで栄華さんが打っていたので、是非とも打ちたいと思っていたのでした。イベントの様子はこちらの動画DE！

まずはてっぺん辺りを狙ってみます。何の説明もなく、そして調べる事もしませんでした。ただ、打ってみたい。そうやって打っていくと、ハ・ハーンわかったぞ、てっぺんなら下の、右の穴に入れば右側のチューリップと中央がパカー、左は左やな。よっしゃあ、パランポロン、パランペコッ。連続して弾くの難しいな。

滞在時間が限られていたので、次にハネモノも打ってみたい。じゃあ「上皿の玉がなくなれば止めよう」そう思っていたのですが……

増えてるやん！

無くなるどころか、下皿がいっぱいになるではないか。少しずつ、増えていく。こんなのは初めての事です。栄華さんが地道に増やしていた事を思い出して、嬉しくなりました。そしてハートのランプがホワンと点灯する部分を見て

可愛いな

栄華さんは時に「パチンコは可愛い」と表現されますが、その意味が少しわかりました。

打感について。探して遠くのホールまで打ちに行った昭和物語は固くて指が痛くなったものですが、これはほどよい跳ね返りで、心地よかったです。ただし、てっぺんを狙うと書きましたが、そのちょうどよい加減がなかなかに難しい。油断するとビョーンと右に振れてしまうのでした。

それもコミコミで楽しかったです。ちょっと打つつもりが１時間近く打って

箱半分くらいを増やし、すごい、私ってセンスあるんじゃね？等と思ってしまうのでした。勘違いさせてくれてありがとう。

さて、と。２箱を持って移動だ。「コケて床に玉バラー！やってもうたらどないしよ」と慎重に座ったのが

The Fightsです。えっ？打っている時はそういう名だと思っていたんです。ファイッ。いや、だって書いてるやん！

ありっ。よく見るとFlights？帰宅して、タンポポさんのサイトで設置機種（公式サイト）を確認しても無い無い。なんでだろう……。隣の台は何だっけ。そこでもう一枚写真を撮った事を思い出します。

飛鳥（アスカ）という台でした。調べた時に電役機とあり、あー何度聞いてもわかんないやつだ。一応「ナナシーみたいな？」と返事はしますけど、電役って何なのか、セブン機、現金機、全部説明は受けてもサッパリわかんないやつです。それでも、何もわかんなくったって、打てば楽しいものですね。

えっ？と思われるかも知れませんが、ハンドルの振動に「フェリーに乗ってるみたい」と感じました。変ね。

ここで一度当てて増えて、また微妙に減らしつつ、次は何を打とうかなぁ。タンポポのケンちゃん（Ｘアカウントはこちら）に「おさるが玉を運ぶやつありますか」「レスキューキャッチャーはありますか」と、今は無い台ばかり聞いて困らせつつ、やややっ。大阪人なら打たねばなるまいと思わせる台を発見！

TAKOYAKI、なにわ屋、

タコヤキSP！

鉄板の丸いとこに乗った玉を弾き返す仕組み（ショート動画）に、「よ～出来とるな～」と思わず中をのぞき込む。レトロ台の中でも特にハネモノを打ってみたかったのは、玄人っぽく「よく鳴く」とか言ってみたかったからです。ミーハーでめんごね。

上皿から元気よく玉が出てきて、こっちに玉が一ヶ飛んでくるという現象が起こっており、これがタコヤキなら「あつぅあつぅ」てなるとこやな～とか、この跳ねっ返り娘があ～と心の中で笑う。

一箱から始まった初めてのレトロ台。３台を打って、二箱と上皿いっぱいになり

やったぜ。

お隣の弁慶も打ってみたいなと思うも、タコヤキ続行。何故かって？さっきの出しとこか。

よく鳴いてくれるからや～

ひとつ隣の台をメンテナンスするひげさんの背中が頼もしくて格好いい。

お義父さん（元夫の父）に頼まれて並んだ梅田のお店や、なんとなく一人でぶらっと立ち寄った天神橋筋のホール、パチプロの恋人と通った「弁慶」という名のロードサイドの大型店。大きな紙袋に入ったお菓子とセブンスター。まこちゃんのマイク。アラフィフまでほぼ打って来なかったのに、こんなにパチンコの思い出がある不思議。

タンポポさんではお客さんたちものんびり打っていて、楽しそうでした。パチンコ店は、やっぱり繁盛している方がいい。賑やかな中で、ひとりを感じたり、逆に連帯感を感じたり出来る不思議な場所。

あっという間に時間が来てしまい、まるで夢を見ていたような一日でした。あっ、そや忘れとった！アンドレさんが打って解説していた「ヘブンブリッジ」を打ってみたいと思ってたんだった。

また行かなくちゃ！

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