冒頭から挨拶なしで

「マテッ!」「オマエ達の好きにはさせないぞ!!」「トイヤっ!」

なんだか小学生の書く作文みたいな始まり方になってしまいましたが、衝撃的なニュースが駆け巡り、1部の界隈に激震が走りました。

各種の報道をざっくりと要約すると、「スーパー戦隊シリーズは現在放映されている【ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー】で終了する。」らしい。なんてこったい。

ただ、このニュースの出どころがイマイチはっきりしない。例年なら来週中には次作品の登録商標なんかが確認出来る筈だし、毎年ではなかった記憶がありますが、各地でキャラクターショーを担当する事務所にも、ペラッとしたFAXなんかで通知が届くんですよね。現段階では、財団Bバンダイさんが仕掛けた【面倒臭い商法】な線も、無きにしも非ずな気もしますし。

どちらにしても、激アツ予告の域を脱していない現状では、騒ぎ立てる事案でもないのかなと。

正直、青春の1ページと呼んでしまうには、大幅にはみ出して関わって来た僕としては少し思うところも在るのですが、したり顔で何かを語ったりするのはイヤだし、ましてや50過ぎのポンコツ脳オッサンが、アホ面ぶら下げて肯定なのか否定なのか意味がワカラナイ事を、公に書いてしまうのも寒すぎる。どんな未来が待っていようと、淡々と粛々と受け入れます。

唐突にビュートな話

特撮ヒーロー界隈では、有名な話だと思われるのですが初代戦隊シリーズ、こう書くと、どうも違和感があるので、初代スーパー戦隊。。。これも違うなw

ああーややこしい!!もう変な冠を付けずに『ゴレンジャー』の1番シンであるアカレンジャーの固有武器【レッド・ビュート】ってムチがあるんですが、ビュートってナニ??子供の頃はなんも考えずにアカレンジャーの鞭、カッケエーくらいにしか思って無かったのですが、一般的に鞭は【whip】無理矢理カタカナで表記するなら、ウイップでしょうか。ゴレンジャーで使われた造語と思わしき【ビュート】はその後、数多くのゲーム内の装備(鞭)の名前として伝播していきます。ドラゴンクエストⅥ(だったかな?)に登場する【カルベロビュート】はDQWにも登場していて、登場当時はゲーム内で流行っておりました。

違和感の正体

蛇足でしかありませんが、先述の違和感があるの件の補足なんかを少しだけ。

今季でメデタク50周年と成りましたスーパー戦隊シリーズなのですが、元々のシリーズには秘密戦隊ゴレンジャー及びジャッカー電撃隊は含まれておりませんでした。そればかりか、現在スーパー戦隊作品3本目として数えられている、バトルフィーバーも元は仲間外れにされておりました。バトルフィーバーに関しては、米国マーベル社との提携契約が残ってたから、少々強引な感じで作られた番組だとか。東映特撮のスパイダーマンなら憶えている方も多いかもしれません。そう、その時の契約です。スパイダーマンはデザインなんかはモロにソレなんですが、バトルフィーバーは何処がマーベルなの?って思う人もいるかもしれませんが、敵の女性幹部のデザインだとかネーミングなんかに微かにその匂いを感じるというか。。。

昔、松下電器がフィリップス社との提携契約があるせいで、イヤイヤ造った3DOって家庭用ゲーム機がありましたが、その件を思い出してしまいます。

それとは逆に、放映局の違う忍者キャプターなんかも、含めてしまう流れなんかもあって、当時の僕は子供心ながら「ソレはちゃうやろ」と心の中でツッコミを入れたものでした。

ゴレンジャーがスーパー戦隊じゃないって気付いたのは、キャラクターショーに携わり始めた頃になります。当時の新番組、高速戦隊ターボレンジャーが始まった頃、東映さんの公式なアイテムに【戦隊シリーズ10周年】的な文言が入っていて、頭の中がハテナだらけになったものです。

少し経って、「ゴレンジャーからスーパー戦隊に数えて良いらしい」空気を感じてホッとしたものです。なんせ東映さんの意向に背くのは絶対的NG行為なので、東映さんが言えば白でも赤なのです。

確かにソレ以前はキャラショーの現場ではスタッフジャンパーなんかも漢字で【戦隊】って書かれてましたね、今は必ず【スーパー戦隊】て表記されていますもんね。

最後に。。。

今週のアイキャッチ画像どうするかな。著作権のあるキャラ画像は使いたくないし、というか使うと違法だしね。

と、いう事で今週はここまでっ!

追記

どうやら刑事モノ特撮として特撮ヒーローは来年も続くらしい、ジバン的なヤツ?間下このみサンも出演して欲しいス。