先週大きな話題となった、スマスロ北斗の拳 転生のシャッターモード判別法。

詳細をご存じないという方はそのままググってもらえたらすぐに出てくると思いますが、簡単にお伝えしておくと

・特定のゲーム(あべし)数でシャッター演出を含む前兆が発生すると天井が深いモードAを回避できる(ほぼB)

というもので、その法則性は公式は勿論、これまでどの媒体も見つけられていなかったものを「すろらぼ」さんが発表。瞬く間にXを始め情報が広まり、多くの方が知るところとなりました。

さて、その後の転生の現場がどう変わったのか。ボクの半径5m程度の狭い話ですがお伝えしていきましょう。

当初は見慣れぬ軍団がワラワラ登場

「あいつエクセルっすね」

「あっちはまた別の3人組」

こんな感じでいつもマイホの専業系の人たちをマーク&チェックしている専業Aさんの情報によると、シャッター判別発覚後、相当数の軍団がやってきたそうです。

そうして彼らがやっていたのは、すろらぼさんに書かれている通り、1Gヤメや256ヤメを片っ端からシャッターチェック。これまで動かなくなりがちだった台だちがどんどん回されていきます。

ボクはその光景を見ながら心の中で「理解できんなぁ……」とつぶやいていましたが。

実は大して美味しくないと気付いたのか否か

そうしてやってきた軍団の皆様の次なる手は、打ちもしないでシマの中央に居座り、椅子をひっくり返して背面の台もくまなくチェックしてメモ化。

そこまでしないでも、シマ中央に一人を置いておいて、なんとなーく打ってる風を装いつつフラフラしながら全台をチェックし、モードBが空けば即座に打ち子が着座というムーブでした。

そんな感じで普段とは全く違う景色になった結果、専業Aさんから店長さんへと写真付きで通報w

店長さん他ホール側が彼らに何らかのアクションを起こしたのかは知りませんが、数日後には見なくなりました。

多分ですが、このネタが大して美味しくないと気付いたんでしょうね。やる前に気付けって話ですが。

発見の素晴らしさとメーカーの思惑

こうした公に出ていない情報を自ら見つけていく、すろらぼさんやnote勢のような方々は、まさしく現代の「攻略班」です。

規約違反にあたるスクレイピングの是非はさて置き、その探求心は素晴らしい。昔は雑誌のライターさんたちの役目だったと思うと隔世の感がありますが、いずれにしてもシャッター判別という発見によって、転生の稼動は一時的に間違いなく上がりました。マイホでは。ビッグデータ上は知りません。

そして、少し情報を齧った程度の方々が、沢山の無駄打ちをしてくれました。雨後の筍のように、SNS等で後追いで情報発信する人も死ぬほどいましたね。

でも、情報の受け手としては、それらを鵜呑みにするか、自分の頭と経験でカスタマイズできるかは大きな分かれ目で、モラルスレスレの「攻略」も「軍団」も、実にぱちんこ屋さんらしい人間模様が見られた一週間でした。

シャッター判別はハイエナでは遇に活かせる時はあっても、どちらかと言えばメインは設定推測系。もしくは負けずに遊びたい勢の知識のプラスアルファです。

発覚当初は「なんでこんな演出仕込んだんだ」とか「一般層がひたすら割食うだけ」とかいった嘆きの呟きも多数拝見しましたが、ホール側から見れば厄介な軍団を炙り出すことにも繋がるし、稼働は増える。腰を据えて打ちたい人たちも、一番イヤなモードA天井を避け、ヤメ時の判断に繋がる。それはこれまでの256ヤメと大して変わらないレベルの話です。

シャッター判別のゾーンまで回す為に必要な枚数と、その後に得られる期待値と、ABの振り分け比率を考えたらハイエナで手を出せるシーンなんてほとんどないんですよ。

そうしたことまでメーカーは当然考えてこの演出法則を仕込んだんでしょう。256ヤメという『稼働のデッドライン』を、解析ではなく『演出法則』という不確定要素で延命させる。メーカーの設計思想は、打ち手の知識欲を刺激しつつ、ホールの利益も守るという、極めて高度なバランスの上に成り立っていると感じます。

最終的には「結局256ヤメは動かない」が結論になるんだけれども、こうしたスパイスを加えていくのは、後継機種としての正当進化と言えますね。

 

知っている人が得をし、中途半端な人はその位置で、知らない人は損をする。

 

情報と処理能力の差が結果(お金)の差に繋がるという格差は、どの業界であっても変わらないものだし、世間的な格差拡大の流れも止まりません。

シャッター判別のようにパチスロ界隈を賑わすネタが出てきた時、自分がどの立ち位置にいたいのか、どの立ち位置から発信するのか、その確度に自信はあるのか、間違っていてもちゃんとごめんなさいが出来るのか等々、時流に惑わされずに自分を俯瞰していられるよう努めたいものですね。

何と言うかまぁ、メーカーの人はやっぱり頭良いわ。抜群に。


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