久々登場のK.S.Yukiです。

普段、実戦記は即日~翌日までに下書きまで書いているのですが、今回は諸般の事情により実戦後かなりの日数が経過してから原稿作成に着手しています。

まぁ、タイトルの通りに少々不測の事態が連なりまして。。。(汗)

何があったのかは、以下の実戦記と共にお届けします。


・実戦ホール
  →筆者地元(都内)の駅近郊スロット専門店
・ホール特徴
  →王道の機種構成
・交換率
  →50枚貸し・5.6枚交換
・実戦日
  →平成30年 4月15日(日)
・実戦開始時間
  →11時30分頃

仕事が休みと言うことで、気持ちも晴れやかに目覚めることの多い日曜日。

ですが、この日は起床時点から晴れやかな気持ちはゼロ。。。

と言うのも、休みに入る前に「出張命令」を急遽受けており、その旅券の手配等に時間を割かなければならないワケでして…

それなりの年数を勤めている社会人ではあるものの、決して「仕事中毒」でも「仕事好き」でもありませんので、プライベートな時間に仕事関連の用事を捻じ込むのはあまり精神衛生上よろしいものではないです。。。

更に言えば、そもそも外泊が好きではないので、非常にテンションの低い状態になっております。

とは言え、仕事上の命令ですし、当然私に拒否権はありませんので、粛々と手配を片付けるべく、早い時間から地元駅の窓口へ。。。

まぁ、折角ですので、用事が済んだらそのまま実戦にシフトすることにします。

幸いにして、打ちたい機種があるホールが駅に近いので、その機種を打つ心算です。

そんな流れで向かった先は、日頃実戦にあまり使わないスロ専店。

定番機種には注力している傾向がありますが、バラエティコーナーはあまり…という感じなので、お目当ての台はおそらく空いているでしょう。

そんな期待をしつつ、花粉のせいか止まらないくしゃみと鼻水に邪魔されながらもバラエティコーナーに向かうと…空いてた!

と言うことで、この機種から実践スタートです。

1台目:戦場のヴァルキュリア(タイヨーエレック)

10年ほど前に家庭用ゲーム機のソフトとして1作目が発売され、その後シリーズ化やアニメ等へ展開されたコンテンツを題材にした機種です。

個人的にシリーズを追っているゲームなので詳細な説明も可能なのですが、スロット実戦に直結しない内容ですので割愛します。

と言うか、それ以上に説明すべき必要がある要素が多々あるんですよね、本機…

ゲーム性は【ボーナス+ART】で、純増はボーナス込み約1.5枚/1Gとなっています。

そして、リリース時期は今年の2月となっており、型式で言えば【5.9号機】に区分されます。

ところでこの【5.9号機】ですが、スロット打ちの読者諸氏は、正しく理解していますか?

と言うのも、正直「どのような基準によるものか。」について、いまいちプレイヤー層への周知がなされていない感じなんですよね。。

なので、実戦記に入る前に5.9号機の概要をざっくり記載しておきます。


§ 5.9号機の主な特徴

5号機初期から変化のない部分
 ・長期出玉率(機械割):120%未満

5.5号機基準から変化のない部分
 ・押し順によるペナルティの廃止
 ・傾斜値(純増枚数)が2.0枚未満
 ・指示機能(押し順ナビ)をメイン基盤で管理する
 ・擬似遊技の廃止
 ・通常遊技中最低入賞シミュレート値(出玉率)が1未満

5.9号機基準から導入される要素
  「有利区間」及び「通常区間」
  役比モニタの搭載

Q.「有利区間」と「通常区間」って?
A.「有利区間」は「指示機能に係る処理が可能な区間」を指し、「通常区間」は「指示機能処理が不可である区間」となります。

Q.「有利区間」の特徴は?
A.以下の項目があります。
 ・毎遊技、一定の確率で移行抽選を行う
 ・移行率に設定差を設けてはならない
 ・有利区間当選時及び滞在時は、プレイヤーに明示する
 ・有利区間継続は、当選フラグ起算で最大1,500Gまで
 ・有利区間内の上乗せ抽選においても、設定差を設けてはならない
 ・有利区間終了時は、ARTに係る全ての数値をリセットする

Q.「有利区間」のストックがあれば、「有利区間終了後にまた有利区間に入る。」と言うこと?
A.残念ながらストックの概念はありません。終了フラグ当選後or1,500G連続消化後は「通常区間」からリスタートし、有利区間の当選を目指します。

Q.ボーナス+ARTの場合、ボーナス消化中も有利区間として扱われますか?
A.有利区間は当選時から起算され、有利区間終了までは状態を問わず1Gずつカウントされますので、有利区間滞在中のボーナスであれば、消化時も有利区間として扱われます

Q.5.9号機には差枚管理型のART機種もありますが?
A.内部的に有利区間G数はカウントされますので、上乗せ枚数がどれだけあろうと、当選時点から1,500Gで終了となります。

Q.「役比モニタ」って?
A.プレイヤー側では表示部が確認できないので、忘れてください。


まぁ、頭の片隅にこれらの情報を入れながら5.9号機を打ってみれば、何となく理解できるかと。。。(小声)

ちなみに、6号機でも「有利区間」と言う概念は残りますので、今後もART機を打つ場合は今の打ちに馴染んでおいた方が良いのではと、個人的には思っています。

(※勿論、6号機の有利区間については5.9号機よりも規制が厳しい内容が予定されています。)

と、ちょっと脱線しましたが、実戦記に戻ります。

マイスロのパスワードを入れ1G回すと…ガックンはなし。

まぁ、バラエティコーナーなので、そもそも設定に期待はしておりません。

と言いつつも、出現率に設定差のあるスイカ、チャンス目A/B、共通10枚役はカウントします。

で、ここで注目して欲しいのがチェリーをカウントしていないこと。

本機は、チェリーに設定差はありません。

これって、前述した5.9号機基準における「有利区間移行率」と共通していますよね?

なので、本機における有利区間移行は、主に「チェリー」が担っている。ということが導き出せます。

勿論、チェリー以外のフラグでも有利区間に移行する事はありますが、それは追い追い説明します。

と言うことで打っていくと、投資4本目の109Gにてチャンス目A重複の白REGいただきました。ありがとうございます。

ただ、当選時点は有利区間滞在中ではなく、ここではART当選はノーチャンスとなります。

ちなみに、有利区間滞在か否かは、殆どの機種で「セグ表示枠内でのドット表示」や「告知ランプ点灯」で明示されています。

とりあえずREGで得たメダルを打ち込むも、あっと言う間に追加投資に。。。

ART当選までは、だいたいこの繰り返しです。

そう思っていると、追い銭2本の88Gで…

チャンス目A重複の白7BB!叩き所です。

と言うのも、本機の白7Bは「各フラグのうちボーナスが重複するもの」に設定差がありません。

つまり、白7BB=ボーナス当選から有利区間となっていますので、ボーナス消化中はARTを獲得するチャンスとなります。

ただ、この白7BBの演出は、画像の通りに「ヴァーゼル橋突破戦(ART期待度:低)」となっています。

…が、レベルアップゾーン中のターゲット図柄2個停止からPUSHボタンがV字並び!

是即ち…

 

レベル7到達かつレインボー表示!

と言うことで…

ART「ガリア戦記」いただきました、ありがとうございます。

このART「ガリア戦記」ですが、「敵兵撃破戦」・「マーモット攻略戦」・「最終決戦」で構成され、敵兵撃破+マーモット攻略を3回突破することで「最終決戦」に到達します。

なので、先ずは敵兵撃破のクリアを目指します。

敵兵撃破は、当該セットの開始時からART上乗せ累積が200Gを超えればクリアとなります。

なので、如何に効率よく上乗せ特化ゾーン「進撃RUSH」にぶち込めるかが勝負です。

で、ART開始時に必ず進撃RUSHに突入し初期G数を決定するのですが、どうやらART当選契機である「BB中のターゲット2個停止」から「攻撃力UP極」に当選していたらしく、上乗せ当選時の最低上乗せが50Gにw

この千載一遇の僥倖はきっちり活かして…

 

特化ゾーンのみで上乗せ200G=敵兵撃破到達!

撃破報酬で更に100Gが上乗せされますので、計300Gを持った状態で1回目のマーモット攻略戦に挑める。と言う状態ですw

マーモット攻略戦消化中は、「ヴァルキュリアモード」に当選させ、当該モード中のターゲット図柄停止が累計3回になれば撃退となり、再び敵兵撃破に挑むことになります。

まぁ、流石に初期Gが300もあれば3周目到達までは頑張れるでしょうw

…と、高を括っていたんですけどね。。。

 

白REG1回を挟んだのみで、マーモット初回撃退すら叶いませんでした。。。orz

ART中のヒキも酷いですが、花粉がキツいようで普段以上にくしゃみや鼻水が酷いと言う踏んだり蹴ったり状態…

もう一度ART当選を目指すほどのモチベーションも湧かず、推測要素も芳しくないので、ART終了から30G程でQRコードを読んで本機は終了。

持ちメダルでの移動が可能なホールですので、近場にある機種に移動します。

 

2台目:ハイパーリノ(山佐)

設定に期待できないコーナーであっても、元から設定が1段階の本機ならば特に不利と言うことは無いでしょうw

まぁ、正直なところ、がっつり打つための移動ではなく、「少しでも手玉を増やして、昼食を挟んだ上で他のホールに移動する」と言う算段ですw

ちなみに、「リノ」の名を冠した本機ですが、特にCTが~云々のゲームフローではなく、いわゆる普通のノーマル機となっています。

主なボーナス重複役は上段or右上りのトマトとなっており、本機の場合は左リールの択はなく、レバオンでフェイクか揃うかが決まっています。

そして、トマト揃いの50%がボーナス重複となっています。

通常時はトマトを待ちつつ、下段青リンゴの代用図柄入賞に注意して打てばO.K.です。

すると、68Gで2度目のトマトから…

いただきました。ありがとうございます。

と言うことで、幸先よくBBをゲット!

ボーナス消化中は…

1回だけ中押しで中段に赤7or青7をビタ押しし、左→右の順でフリー打ちした後に全リールフリー打ち消化でフル枚数の獲得が可能です。

BBを消化し、クレジット分だけ続行すると、25Gでトマト重複のRegと即連!

概ね満足したので、1G回してクレジットを落とし…


※店員氏のサインやホール名はマスクしています。

とりあえず、このホールでは670枚を獲得。

時間も時間なので、一旦近場で食事を摂ります。

それにしても、今日は花粉が本当に酷いようで、打っている間中、鼻水とくしゃみが止まりませんでした。。。

と言うことで、よく食べている店に行き、つけ麺を頼んだのですが、食べ始めると何故だか味がめちゃくちゃ薄い。。。

…が、店内がざわついている気配もない。と言う事は、原因は自身の味覚?

…って、もしかして…

実践中酷かった鼻水とくしゃみの原因、花粉じゃなくて風邪か…?

そう意識して思い返すと、先週ずっと部下が鼻風邪っぽい状態だったような。。。

そして、打っている間やたら咽喉も渇いていたし、今は味覚もおかしい。。。

これ、ガチの風邪だったら出張がヤバいぞ。。。

…と言うことで、そそくさと食事を済ませ、帰路につくことに。

よって、店舗移動はせずにここで実戦終了です。

投入: 300枚
回収: 670枚
差枚:+370枚


急な出張決定に、花粉のせいかと思いきや部下から貰ったと思しき風邪での試合終了と、不測の事態に完全にヤラれました。。。

ちなみに、そんな状態であるものの、出張前の事務処理のために会社は休めず、当然のように体調は悪化。

出張までに回復しきらず、そのまま強行軍で出張となりました。。。orz

と言うことで、風邪と出張のお陰で実戦から日数が経っての推敲に至った。と言うワケです。

折角無理して遠方に行ったにもかかわらず、飲食も愉しめない悲惨な状態でした。。。

ホント、健康って大事ですね。。。(遠い目)

と言うことで、読者の皆様も、ライター陣各位も、ご自愛ください。

そんな言葉と共に、13戦目実戦記の方を〆させていただきます。

(K.S.Yuki)