前回までは通好みの人を紹介してきたけれど、今回は王道&派手派手な「ゲイリームーア」です。
知らない方でも「フィギュアスケートの羽生君が使った曲の人」と言えば、わかるかな。サンタナの「哀愁のヨーロッパ」以来のムードインストの名曲が、その「パリの散歩道」です。
この人はハードなフュージョン~メタル~ブルースと、やってきたジャンルがある意味節操なし。
でもいいの。泣きのギターとゴリゴリ速弾き、過剰な表現力があるから、何をやっても一聴して彼だとわかる!
ブルースをやれば「弾き過ぎだ」と言われ、速弾きはテクニカル派に「手クセばっかりな上に、ピッキングが雑で弾けてない」と言われる。ひどいよな、じゃあアンタ達同じくらい人の心を打つ音楽を聴かせてくださいよ、ってなもん。
彼のギターは派手にソロを取る時の、自分の一つの理想です。