気付けば11月。

初夏~真夏~残暑と大差がないレベルで暑かったせいか、急激に秋になった感があり、身体が追いついていない私です。

というか、もはや寒い日もチラホラありますので、秋を通り越して冬になるんじゃなかろうか・・・と。

ともあれ、今年のテーマコラムも今月分・来月分の2テーマを残すのみ。

秋の夜長の一助になるかは判りませんが、今月も印象に残る1本をお届けできれば良いかなぁ・・・と。

そんな前フリからのテーマ紹介ですが、今月は・・・

ホールで印象に残った人(モノ)

となります。

まぁ、読んで字の如くですね。

勿論、テーマとしては『良い意味』と『悪い意味』のどちらで印象に残っていても【アリ】としています。

ちなみに、このテーマが決まった際に真っ先に思い浮かんだ『印象に残ったモノ』があったのですが、それを具体的に書くと私の活動地域の特定に繋がりかねないため、速攻でネタがひとつお蔵入りになったのは内緒です(苦笑)。

むしろ無いことが疑問なアレ

まぁ、どうしても人間が生存戦略の中で身に付けている性質である『ネガティビティ・バイアス』によって『悪い意味』の印象のほうが残りやすく、実際に綴ろうと思った題材もネガティブ寄りな事案の比率が高め。

とはいえ、徹頭徹尾でネガティブなものに振り切っても、それこそ私のコラムが『悪い意味』で印象に残りかねないので、最初はポジティブな事項から書いていきます。

さて、読者の皆様が訪れるホールでは雨天の際にどのようなモノを使われてますでしょうか。

おそらく、大半のホールが・・・

これらのような傘袋装着機・・・いわゆる『傘ぽん』『かさっぱ』であったり、装着機が無いにしても傘袋スタンドが置かれている。というのが普通ではないしょうか。

実際、私の行動圏のホールでも、それが当たり前となっています。

ただ、正直なところ傘袋に入っていたとてホール内で持ち歩くのは煩わしいですし、傘の先端が傘袋を突き破って床を濡らしていたり、逆に大した雨じゃない場合には傘が乾いてしまい袋が知らぬ間に抜け落ちていたり・・・と、当たり前の運用であっても若干の鬱陶しさは有しています。

で、不思議に思うんですよね。

『何故【傘立て】が無いのか・・・』と。

まぁ、あくまでも想像でしかありませんが、盗難や取り違えなどのトラブル発生率も高いと思われる上に、実際に発生した場合にホール側で責任を負えないので、客自身に管理を委ねるのが吉。と言うような判断で『傘袋の提供』となっているのでしょう。

しかしながら、かつて存在していた初代マイホ(クローズ済み)では・・・

このようなナンバーロックタイプの傘立てが運用されていました。

正直、この手の傘立ては『ちょっと古めかしい昭和感漂う病院や役所』あたりの場所でしか目にした記憶が無く、まさかパチ屋でお目にかかるとは思ってもいませんでしたが、色々と考えると、地域密着型の中規模店だったからこそ、傘立ての設置を選んでいたのかなと。

そして、私が当時そのホールをマイホとしていたのは、立ちまわりやすさだけでなく『居心地の良さ』も大きな要因。

今にして思えば『傘の取り回しにストレスがなかった事』も大きかった。と言う事でしょう。

で、正直なところ他のホールに対して『何故に同じようなロック型の傘立てを設置しないのだろうか。』と言う疑問や不満もあるのですが、まぁ費用と設置場所の問題かな・・・なんて想像しています。

 

はいはい、コワいコワい&上手上手w

さて、ココからはネガティブ編と言いますか、悪い意味で印象に残った人・モノについて綴っていきます。

まぁ、過去の記事でも随所で触れているので何となくお察しの事かと思われますが、私スロがメインであり、それ故に『リセ狩り・エナ専・徘徊・軍団』のようなサムくて狡い打ち手に関しては完全否定派

それ故に、自身の行動圏のホールでそれらに該当する者はしっかり記憶しています。

まさに【悪い意味で印象に残っている】の最たる例と言った感じです。

で、これがまたご丁寧に、その手の連中って何故か知りませんが特徴的な【何か】が備わっているんですよね。

勿論ながら、その【何か】も悪印象の一翼を担っていると言いますか。

と同時に、前述したような狡い立ち回りをするのであれば『目立つ事・印象に残る事』は避けた方が良いと否定派の私ですら思っているですが、何故だか判りませんが自らその【何か】をアピールするが如くにホール内で目立っていたりもするワケで。

そんな風に理解に苦しむ特異な人々が、我が地元には多数存在しています。

その中でも、ホントに意味が判らんのが一人居ましてね。

どんな感じの者かといいますと、まぁ体系はヒョロヒョロな感じ。

そんな体型なのに腕にタトゥーなんぞ入れているものだから、まぁ似合わないし不釣合い

更には、アームカバーなのかピチっとした感じの黒ロンTなのか判りませんが、いわゆる『タトゥー隠し』的な服装を身につけているのに、ホール内ではわざわざ『入ってる側の袖』を捲り、しょぼい腕のしょぼいタトゥーを晒け出して闊歩しているという・・・。

本人的には『周囲への威嚇』と言った感じなんでしょうかね?

まぁ、その効果があるかと言えば皆無としか思えませんが。

むしろ、言葉を選ばずに言えばダサさに自ら拍車をかける効果しか感じません。

で、それだけでも十分に目立っている上に、此奴も前述したような狡い立ち回りが主でして。

なので、朝イチなんかはリセ狩りのカニ歩きをしているのですが、その打ち方もまぁ特徴的かつ、所作から頭の悪さが滲み出ていると言うか。

パチスロに於ける『ウエイト』と言う概念を知らないかの如く『BET→レバー→BET→レバー・・・』と、リール始動まで俊敏な動作で繰り返し、ウエイトが解除されてストップボタンが有効になる前から左リールの停止ボタンを連打。勿論、それら動作の間において、視線はスマホにしか向いていない。と言う感じです。

いやぁ・・・まさか文字にする日が来るとは思いませんでしたが、いざ文字にすると思った以上に痛々しさが半端ないですな。

まぁ、ホールには色々な者が居る。と言う事でしかないですけどね。

 

時間軸が違う?

前セクションのラストに『ホールには色々な者が居る。』と綴りましたが、そう言った意味で『過去にホールで見かけた者』の中でも未だに印象に残っているくらいに謎多き者も居ました・・・。

正確な年月は覚えていないのですが、5号機『アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUS Ver.-(ミズホ)』があった頃なので、10年くらい前といったトコですかね。

で、何故にハーデスで時系列判断が可能だったかと言うと、その『意味不明な者』が打っていたのがまさにハーデスだったからです。

その者を見かけたのは、平日の夜。

仕事帰りに、当時まだ存在していたマイホに軽く打ちに行ったときの事でした。

まぁ、当時は夜からの実戦でもAT機やART機を打っていたのですが、そのとき自身が打った機種は覚えておりません。

ただ、何を打つかと物色していた際に、ハーデスを打つ奇妙な者が居た事は鮮明に覚えています。

何を以って奇妙かと言うと、その遊技スピード

レバーオンから第一停止までの間に、1~3分は要していたものと思われます。

言わずもがな、第2停止・第3停止についても同様のスピード感

しかも、何か別な事をしながらと言う雰囲気も無く、ただただ画面とリールを凝視しているような感じでして・・・。

未だに、どう言った意図でそのような超スローペースの遊技をしていたのか、理解に苦しんでいます。

で、その後そのホールと周辺の他のホールで、その者を見かける事は無かったです・・・。

あまりに怪しくてホール側から出禁を言い渡されたのか、それとも単にパチスロが良く判っていなかったのか・・・。

まぁ、前のセクションに書いた『クソださタトゥー男』のようにウエイトの概念を知らないかのような所作をする者も居るワケですから、その対極に位置する者が居た。ということにしておきます。

 

印象には残ったけれども・・・。

さて、まだホールの主役たる『遊技機』について触れていませんでしたね。

まぁ、パチンコにせよパチスロにせよ、特にこの近年ではあらゆるコンテンツが遊技機化され、その筐体にも様々な趣向が凝らされている傾向となっております。

・・・で、基本的にはコンテンツの特徴を活かしたり、遊技性を高めたり。と言う『良い意味』での色々が詰め込まれていると思いたいのですが・・・

誰が得するのか全く判らない可動式スピーカー搭載のこんな台(Pルパン三世~復活のマモー~(平和))だったり

ビート板と揶揄されたこんな台(P緋弾のアリア ~緋弾覚醒編~(藤商事))だったりもリリースされているワケでして。

まぁ、これら機種に限らずに、競うように筐体の巨大化や過度な装飾が施された機種がリリースされた時期がありました。

で、その系統の機種たちは、たしかにその都度印象には残りましたよ。

その『残り方』の意味合いに関しては閉口するばかりでしたが。

幸い、最近ではその傾向は薄まってきた感がありますので、このまま【外身】ではなく【中身】で『良い意味』としての印象に残る機種が多い傾向になってくれればなぁ・・・と思っている次第です。


最初のセクションは兎も角として、やはりネガティビティ・バイアスに結び付いた印象が多くなってしまいますね。

勿論、他にも良い意味で印象に残っている人もモノもあるにはあったのですが、その『良さ』がどうにも特徴的ではない感じというか、捉え方にもよるかもしれませんが【普通】の範疇でしかないように思えてしまうんですよね。

そして、ココまで書いてふと気がついたのですが・・・

このコラムが印象に残った場合、それはネガティビティ・バイアスに則した『悪印象』と認識されている可能性が高いのではなかろうか・・・。

ということで、読んではいただきたいものの、印象に残らないコラムに仕上がっていれば良いなぁ・・・と。

そんな複雑な胸中を述べてオチがついたところで、当方の当月のコラムを〆たいと思います。

(K.S.Yuki)