~ぱちんこ閑話休題~

はい皆様!東北から謎のオッサンがパチンコ愛を叫ぶ、いつものお時間がやって参りました!
いやーだいぶ涼しくなってきまして、愛犬ラオウのための冷房24時間営業もやっとこさ、今年は終了となりました。関西の感覚では、ここからしばらく暑くも寒くもない、非常に心地よい期間が続くのですが…東北地方では油断する間もなく寒くなって、すぐに雪との闘いに移行するワケです、ハイ。

( ゚Д゚)なんでやねん!ちょっとくらい油断させろや!

と言いつつ、東北生活も5年目に入り…これがスタンダードになってきている気がする今日この頃でございます。
ではそろそろ前置きはこれくらいにして、今回は「非常に悩んだ機種選定」に関する昔話をさせてもらいましょうそうしましょう。

天下を取ったハワイ

関西で店長をしていた当時、ビリッケツから1年の努力の末、なんだかんだで地域一番店を独走し始めたのは、CRスーパー海物語inハワイの全盛期。スロットは北斗と吉宗が現役で、それなりの台数を抱えてこちらも盤石。パチンコもスロットも、バラエティコーナーは特に近隣に導入されていない台に絞って、よくありがちな「台数減らされた機種の墓場」とは一線を画すやり方で多めのスペースを確保していた。まぁ、ナカムラ本人の趣味によるところの影響が甚大なのだが、それらしい説明を後付けしたらこうなるのである。
社長も、一気に稼働売り上げ粗利爆上げでMAXの信頼を寄せてくれていたので、新台の選定もほとんど口を挟まずにいてくれて、予算もすんなり通っていた。そんな中、CRスーパー海物語inハワイの進化版的な扱いで「CRスーパー海物語in沖縄」が登場する。

天下を二分する沖縄

ハワイ3ボックスがまだまだ絶好調で動いているが、沖縄を入れるとなると…店のキャパ的にも1ボックスは減らしてハワイ2ボックス・沖縄2ボックス、合計4ボックスの海コーナーとするのがベストだろう。このシマ割もすんなり許可されて、結果的に大成功。
近隣の店達は沖縄に対する扱いが見事に分かれ、ハワイを全台沖縄に換えた所もあったが、一番のライバル店は沖縄を最低限にしたのが響き、ウチとの稼働差がますます開く結果となった。

( ゚Д゚)してやったり!

ちょっとやそっとでは縮まらないくらいの差がついて、まさに独走。地域一番独走。社長もご満悦で、月に数回自ら金庫の中身を回収しに来る際、高そうなお菓子を事務所に置いてったり、賄い食堂のオバチャンに「うまいもん食わしたって!」と臨時食材費を渡したり、ニッコニコで小言も一切なく帰っていく日々。ちなみにこの食堂のオバチャン、ボクが「鶏皮の唐揚げが好き!」と言うと、1週間ずっと鶏皮の唐揚げが続くという暴挙を平気でしてしまうので、他のスタッフからは「好物を伝えないで!胸焼けが…(涙)」と懇願されていた。

そして、ヤツがやってくる

話を戻そう。沖縄登場のおかげでハワイ人気に若干陰りが出たものの、2ボックスずつのバランスがちょうど良く、珍しい台が多いバラエティも絶好調。CRセブンズロック(サンセイ)なんて他の店で見たこともなかったが、壊れて泣く泣く外すまでずっとフル稼働してたもんね。
地域内で完全独走態勢に入り、社長からの信頼も鉄板で、毎日鶏皮が出る生活。給料もアップしてボーナスはまさに「封筒がタテに立つ」というやつ。そりゃーね、多少イイ気になっちゃうよね。
ノーイベントの日でも朝から100人くらい並んでくれるし、そのおかげでイベントは過激にブッ放せるという素晴らしい循環で、もはやウチの天下。当時はメイン機種の長期間固定が当たり前だったので、もうガチガチに固まったメインをしばらく動かすつもりはなく、その後しばらくは多くても1/4列程度の新台をつまむだけに終始していた最中…非常に判断に困る新台が発表されたのだった。
その機種の名前は…そう、かの有名な「CRハイパー海物語Inカリブ」

~お楽しみは後編へ続く!~

このコラムは遊技日本・本誌からの転載です。

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