本コラムが掲載されるのは、大型連休も終わりを迎えつつある5月5日の日曜日。
まぁ、私自身は例年この時期もカレンダーどおりの生活が基本な職種ゆえ、今年は3連休からの平日3日を挟んでの4連休という飛び石スタイル。
それもあってか、この時期を『大型連休』と感じるか否かは暦との兼ね合いに依存する部分が大きくなっておりますw
そもそも私…というか我が家は、わざわざ混雑期に行楽地に赴いたりする趣味も無く、妻の実家も片道2時間と近いためこの時期でなくとも里帰りが可能ゆえ、この時期は基本的に地元を出ないスタンス。
なので、連休が繋がろうが飛び石だろうがどっちでも良い…いや、休みが長すぎると社会復帰できない自信があるので、もしかしたら飛び石連休の方が自身には丁度良いのかもですがw
とまぁ、それはさて置き、リード文恒例行事でありお勤めでもあるコラムテーマの発表です。
今月は、時期を踏まえて直球ズバリの
■G.W.とパチ(スロ)
となっています。
言わずもがな、テーマの【G.W.】はガイドワークス様の略称ではなく、ゴールデンウィークの事です。
盆暮れ正月と同様に『ド回収モード』やら『勝てない』と提唱する人も居れば、普通に勝利を手にする人も居る。という、謎多き時期。
それゆえ、悠遊道執筆陣もこの時期に係る持論や実体験エピソードなんかも色々とあると思いますし、勿論私もこの時期に関しては色々と持論やエピソードがあったりします。
打つべきか、打たざるべきか。
まぁ、やはりこの時期は打つ/打たないという根本的な部分で意見が二極化するよなぁ…という印象があります。
ちなみに、私自身に関して言えば『この時期でも打つ』派です。
ついでに言ってしまうと、G.W.に限らずに盆暮れ正月も含め、都度巻き起こる【打つ/打たない】論争に関しては、心底くだらない上に余計なお世話でしかない。と、個人的には思っています。
言ってしまえば、『自身が打ちたいと思えば打ちに行けば良いし、逆に自身が打つだけ無駄と思えば打たなければ良い。』というだけの話ですからね。
また、【打つ/打たない】のどちらが正解かといえば、私にゃ判りません。というよりは、『そもそも正解が存在するものではない。』と表現する方がより正確ですかね。
それゆえ、得意満面に『この時期は回収期だから行かないほうが良い!』と語る者も、それに対して『休みの人が多くてホールの稼働率が全国的に高まるんだから、自ずと分母が増える=負けの比率が増えるのは当たり前!勝てないと言うワケではない!』と吠える者も、どちらも私の感覚ではナンセンスでしかないというか。
まぁ、何をどう思うかは個々人の自由なのですが、その是非を過度に主張したり他人に押し付けるのは【野暮】以外の何でもないな…と、そう感じている次第です。
【野暮】と言い切るワケ
勿論、前セクションに書いたそれぞれの意見が、何かしら『明確なエビデンス』に基づいているのであれば、説得力のある話として受け入れられる側面もあるのでしょうけれどね。
ただ、どうしても、G.W.時期等に打つことへの肯定的意見も否定的意見も、鼻息荒く語る人ほどその根拠に乏しく見える感じなんですよね。
というか、もはや『発言者の肌感覚』でしかないとすら思っています。。
実際、昔から『G.W.とお盆と年末年始は回収期だ』という話が流布されているのは事実ではあります。
しかしながら、『実際にその根拠となり得る数値や分析結果』のようなものを目にした事ってありますか?
少なくとも、自身の遊技暦の中では見た事が無いですし、このセクションを綴る際に色々と調べてみても【それらしきデータ】は見つける事ができませんでした。
例えばですが、ダイコク電気さんが提供しているDK-SISデータ※を基に分析すれば、もしかしたら何かしらの数値的な傾向は見えるのかもしれませんが、それを以ってG.W.の傾向と言い張るには根拠に乏しいとしか思えません。
※ホール向け会員制情報提供サービス。(SIS=Strategic Information System)
素人考えの範囲でも、地域差であったり天候や気温等の環境要因、その当時の主力機種の稼働状況やG.W.前後の新台導入等の店舗別のものから景気・社会情勢という全国規模まで含めた時事的要因、地域や店舗の特性に集客力に…と言った部分まで勘案し、それらとの相関的関係まで含めた数値を弾くような分析手法を用いないと、まず間違いなく片手落ちな結論にしかならないであろう事は、容易に想像できますのでね。
そもそも、分析のソースとなるDK-SISデータも、あくまで『会員であるホールのデータ』であって、全ホール・全遊技機のデータではありませんのでソースとして不完全ですからね。
その辺の諸々を踏まえると、前述の『G.W.とお盆と年末年始は回収期だ』と言う言い伝えに関して、私個人としては『虚実不明』でしかないな…という風に捉えていますし、それを信じる事も真っ向から否定する事も『どちらもナンセンスであり野暮』と思っている次第です。
ある書き手のリアル
さて、ココまで色々と思いの丈や従前から感じている事を綴ってきましたが、此処からはよりリアルな話。
ということで、冒頭セクションで『G.W.時期でも打つ』と公言している私自身の『個人戦績』について、収支アプリで振り返れる範囲で振り返った上で集計してみようと思います。
ただ、あまりに細かく…それこそG.W.期間内の日別・機種別の単位まで詳細に列挙しつつ振り返っても、かえって見づらいだけになると思われますので、ここでの振り返りについては…
- 現在使用しているアプリで遡れる範囲の年までのデータを拾う
- 毎年4月29日~5月5日(平日含む)を対象期間とし、年別の総投資/総回収にて集計する
- ただし、上記期間の前後に土日が繋がる場合は、G.W.期間として対象に含む
- 同様に、期間後に振り替え休日がある場合はG.W.期間として対象に含む
- 集計時において、差枚/差玉の数値や交換率は勘案せず、単純な額面で算出とする
- パチンコ/パチスロ別とはせず、合算する
というレギュレーションに沿って集計・列挙とさせていただきます。
正直、収支自体は長年記録しているものの、あくまで『収支管理』と『年間トータルの把握』が目的であり、特定期間に特化して集計した事なんてありません。
なので、個人的にも興味津々&戦々恐々だったりしていますw
ちなみに、どうやら2015年までは遡れそうです。
と言う事で、私の歴代G.W.期間収支については下表の通りです。
2020年はコロナ禍に伴う緊急事態宣言により実戦ナシですが、その他の年は少なからず実戦アリとなっていますね。
で、とりあえずトータルでは勝ち越していたのでホッとしていますが、旧規則機時代(5号機&CR機)かつコロナ禍前の投資額に、自身の実績ながら若干引いているのは内緒です…w
ちなみに、集計作業をしつつ、収支アプリ上で実戦店舗・機種等々まで細かく確認したのですが、まぁパワープレイな時とキッチリ立ち回っている時とが入り乱れている感じでしたね。。。w
また、大敗を喫している2019年なんかは、ハイミドル帯の高継続系一種二種混合機の某機種に躍起になって突っ込んだ挙句、振り分け負けしまくっていた事を思い出し、やり場のないイライラ感が再燃しています(苦笑)。
で、個人戦績としては大勝/大敗/チャララインと適度に分布しており、特にどれか偏っているという感じではありませんでした。
勿論、この程度のサンプルから何かしらの傾向等が見えてくる。と言う事はありませんが、いち個人としては『別に普通に打ちに行ける時期だよな…』と再認識した次第です。
と言う事で、G.W.時期に対して思っていることを綴るとともに、自身の過去分のリアル収支を晒してみましたw
で、この記事を綴りながら、改めて『何故に自身はこの時期に打つ派なのだろうか』と考えていたのですが、答えは至極単純でした。
単に『遊技が好き』と言うのが根底にある。ただそれだけの事です。
勿論、打つからには勝ちを目指してアレコレ考えて機種選びや台選び・立ち回りをするワケなのですが、私にとってはその辺のプロセス全体も込みで『遊技』であり、結果ばかりを求めるワケでなく俯瞰的に愉しんでいる。という風に、遊技との距離感を捉えている感じなのでしょうね。
それゆえ、G.W.時期だけでなく盆暮れ正月であっても、『愉しいと思える時間』を得られるという確信があるから、私は『打ちに行く派』なんだろうな…と。
逆に言うと、結果だけを求める事に対して愉しさがあると思えないですし、それ故にエナ専と言う存在に否定的でもあるんでしょうね。
ちなみに、本記事を綴っているのは、G.W.の前半3連休/後半4連休に挟まれた平日期間。そして、前半は兄一家の帰省があったおかげで、隙間を縫って短時間打った程度という状況です。
後半4連休に関しては、一応最低でも1日は打ちに行くつもりではありますが、果たしてどうなる事やら…(苦笑)。
と言ったところで、当方のテーマコラムを〆させていただきます。
(K.S.Yuki)
20万て、36万😲!て、そりゃ引きますがな😁
確かに去年は、GW直前に開いた釘がいっこうに締まらず、やっと5日になって締まったという出来事を経験しまして(追っかけましたよ、ええ、毎日😉)、“休日は渋い”という昔ながらの認識を変えなければいけないなあと思ったものでした。サスガに“盆と正月”はそうゆーワケにはならんだろうと出掛けはしませんでしたが、「ひょっとするとやってたかもなあ」なんて今更ながら考えたりしています😄。
ま、兎に角マメに通わないとな~んも分からないですね、それが基本だと思い出しました。
「なんかみ~んな“いまさら”なんだよなぁ😅」
「ん?😲歳か?😨歳なのか!😱」
>ギルB 様
どうしてもWebで情報がすぐに広まる世の中なので、
『盆暮れ正月とG.W.は教科書通りに渋い』と言う運用だと
ホールの悪評もあっという間に拡散されるかもですし、
逆に甘すぎても経営が成り立たないでしょうし…ホールも苦慮してるでしょうね。
打ち手からしたら、結局は状況見ながらの適時判断が最適解なのかな~と思ってます。
甘い・渋い、というより稼働が上がるので低設定・締め釘の台が稼働しやすいというのはあると思います。
結果、全体的に低いデータが出るということはありそうですね。
あと、実家等でいつもと違う環境で打つことでいつもの立ち回りじゃない人も一定層いるのかなとも思います。
そういう意味で結果的に「負けた」人が多い=渋いという印象が強いのはあるかもしれませんね。実際にやや渋い気はしますが。
(環境が変わってないのに負けました・・・orz)
>白いシロー 様
期間を問わず、釘も見なけりゃ設定も気にしない。と言う打ち手も居ますし、
稼働率が高まると当然母数も増える。と言うのはあるでしょうね。
あとは、パチはパーソナルが基本で、スロもスマスロが増えた事で、
稼働率が高くても出玉状況が見えにくく、立ち回り辛さが増した気もしています。