ぱちんこ閑話休題

ラッキートリガーが流行ってる今日この頃、昔の業界を変えた「新機能」を振り返ってみましょう。

はい皆様ご機嫌麗しゅうっ!
さてさて…世間ではラッキートリガー機が猛威を振るって、こちらもアチアチ状態になってきております。最初は懐疑的な立場だったんですけど、ライトミドル帯の充実という当初の大義名分はキレイサッパリ忘却の彼方へ葬り去り、全力で射幸心にブッこんだスペックが続々と今出てきてる…って事はですよ!メーカー側はそもそもこうなるのを最初から想定してたんですよね。開発途中で規制緩和に合わせてスペックを調整する事はあるとしても、この8月の販売機種からラッキートリガーの出玉解釈(全出玉におけるLT経由割合規制)緩和とかにキレ?っに合わせて新機種を出してくるあたり、もう全てデキレースっぽい気がしているのはボクだけじゃないはず。
で、今回は過去にそういった「新機能」や「新解釈」で生まれたジャンルの中でも、特に劇的に時代を変えたスロット4号機の頃の【CT】【AT】【ST】について、徒然なるままに書いていきましょうか。

CTは最初、意味不明だった。

当時のスロットは基本的にAタイプのみ。色んな演出が生まれてバラエティ豊かに見えてはいたが、ゲーム性は単一的だったのが実情。そこにひっそり登場したのがCTという謎機能。初登場はたしかネットのウルフCTかクロスCTとかいう機種だったが、当時はインターネットもなくて、情報伝達がスロ雑誌のみという状況の中で「マイナーメーカーが出してきた謎機種」という雑な扱いしか受けずに、導入も稼働も散々な結果に。これで新機能【CT】は即死したかに見えた…が!少し間を置いて出てきた「ウルトラマン倶楽部(サミー)」が、その出玉爆発力でホールを席巻する事になる。Aタイプの設定6では1日打って3000?5000枚出れば御の字だったが、このウルトラマン倶楽部は設定6なら万枚行って当たり前、いわゆるエクストラ設定と呼ばれるものの元祖と言えるだろう。
ちなみにボクもCT初打ちはウルトラマン倶楽部で、新台初日の昼過ぎにフラ?っとホールに行って、新台の空き台待ちをしていると目の前で爺さんが「ワケわからんっ!」と怒ってヤメていったのに座ったのだった。これが、爺さんがボーナスフラグを立てたままヤメてくれたおかげで…1GボーナスからのCT連で7000枚ほど出たおもひで。

( ゚Д゚)そりゃーハマるわ。

マンクラ・アステカ

射幸性だけで言えば、当時はまだ裏物がそこらじゅうにあったが、まともに抽選してるのかさえ怪しいそれらとは一線を画す面白さで、ウルトラマン倶楽部にどっぷりとハマり倒している最中に…ついに「アステカ(エレクトロコインジャパン)」がホールデビューし、世は完全にCT全盛期となる。アステカも設定6はエクストラで、当時流行りだしたイベント営業の波にも乗って、ウルトラマン倶楽部とアステカのエクストラ設定争奪戦が全国のホールで営業の中心となる。他にもCT機は各メーカーから出たが、対抗馬となり得たのは「ワードオブライツ(ミズホ)」くらいで、ここからしばらくは大量獲得Aタイプ(大花火など)が流行り始めるまで天下を取り続けていたのだった。ちなみにボクは、大花火のビタ押しが苦手だったので大量獲得は「しむけんG」ばっかり打ってた記憶。MAX771枚で目押しも難しくなくて、これがねー!なぜか爺さん婆さんしかいない過疎ホールが明らかな機種選択ミスで導入して、けっこう高設定で放ったらかしだったのよ!これは美味しかった!大阪は7.6枚or8枚交換で統一だったが、それでも美味しかった!

つづく