ダメなオッサンの日常

先週の日曜日と月曜日にかなりハイペースで歩き廻ってみたら、翌日から全身が怠い事この上なし(詠み人:柿本夾麻呂)。

そんな倦怠感に耐えつつ、明けて火曜日。

定期的に行かなきゃならない通院の為だけに家の外に出たところ『人喰いウサギに囲まれんじゃないか?』って思える程に寒いので、通院後の処方薬はいつもの場所ではなく、普段行かない【病院に隣接している調剤薬局】にて出してもらうことに。

這う這うの体で往復1キロメートル程の道のりを歩き、帰宅しただけでその日の日中を終わらせる。夜にはまた出掛けるつもりでいたんだけど、前日までの遠距離歩行と寝不足のせいか、段々とどうでもよくなってきてしまう。

結局、寒すぎるのを言い訳にして、風呂にも入らず寝てしまう。

翌水曜日も、前日と変わらぬ天候。ただ、風が強く、体感温度は前日よりも低く感じるかの状態。引き続き全身が筋肉痛みたいに怠いし、なんなら前日よりも怠い気がしてしまう。

「怠さが抜けてないのは、きっと昨日風呂に入っていないからだ…」と、解る様な解らない様な事を呟く。その後の記憶はナシ。

言わずもがな、木曜日も相変わらず怠い。おそらく、寒さで身体が縮こまっているからか、肩やら首やらの血流が悪いっぽい。そんな自己判断が出来たので、やっとまともな思考になってきたらしい。入念にストレッチなんかをすれば肩や首回りは改善出来るかも?と思い、試みる。

そうこうしている内に、気が付けば外が暗い。復調の兆しが見えたからか、少しだけ歩いてみるつもりで外に出ると、何故かその日の歩数は1万を超えてしまっていた。

そして金曜日。

気持ち的に『明日の土曜日は午前中から歩きたいな』と思っていたので、誰も居ない予定の今日を執筆日に充てていた。

いたんだけど、そんな日に限ってやたらと玄関のチャイムが鳴る日だったらしい。

上手く動けない身体を椅子から持ち上げ、やっとこさ室内のモニターに到達すると・・・既に誰もいない。かといって、不在表も見当たらない。

モニターの履歴を再生したところ、どうやら郵便配達だったらしい。けど、なんなんだよ。不在票くらい入れて行けよ!って、自分勝手に腹を立ててみる。

夜になってから、近所のスーパーに買い物に出掛ける。そのついでにエントランスのポストを覗くと不在通知が入ってた。。。

わざわざ2回も5階の我が家の玄関先まで来ておいて、何を考えて1階の集合ポストに【マルツ】を入れて行くのか、全く理解が出来ない…けれど、郵便配達のルールに反している訳でも無いので仕方ない。
※編集注記:マルツ=郵便用語小包や書留の不在通知。

マルツの書面を見るに、どうやら対面で配達せずともイイ郵便物(ゆうパケット)みたいなので、きっと集合ポストに入らないサイズだったんだろう。

無理くり突っ込んでに破損やら歪みが生じた結果、『お客様センター』にめんどくさい電話が入電でもしようものなら、局長まで叱られる上に担当の配達員も始末書を書かされるから、それを避けたかったんだろう。

そんな心配をしなくても、99パーセント『お客様センター』に架電したりしないから安心してね♪って、今度誰かに伝えておこう、そのことを憶えていられたらだけども。

・・・と、ここまで書き進めて、改めて読み返す。

身体のあちこちが自由にならなくなってしまったオッサンの笑えない日々を綴ってみたら、おかしげな雰囲気で【読み物】になるかななんて思って書き始めたんだけど、なんだコリャな文章がひたすら並んでいるだけにしか見えないすな。。。冒頭のいつもの挨拶もしてないし。あ、水曜の夾竹です。(取って付け竹

ともあれ、心まで不自由な人になる前に、なるたけ沢山の景色を観て、沢山の音楽を聴いて、愉快な人達の事を考えよう。

愉快な事を考える前に

「他人の褌で相撲を取る様な仕事じゃないか」という、若い頃に不動産賃貸業に従事していた僕に、母親が言い放ったひと言。

そうなんだよ、確かにその通りなんだけど。この小さな街にざっと思いつくだけでも、10件程の所謂賃貸物件をメインに取り扱う会社が存在しているワケで、頭の中で数えながら驚いてしまいました。大学やら短大やらが複数存在する土地柄だからでしょうかね。

それはさておきまして、前述の母親の言葉なんですが、明らかに【卑しい職業だ!】みたいな意図と言うか語気で言われた事を記憶しております。

実際に、世間知らずな家主さんや借主さんを巧く転がして利益を得ようとするクソみたいな一面も無いとは言いません。が、マンションを建てたは良いが入居者を募集したりするところから始まって、大家さんがやらなきゃいけない事はゴマンとありますよね。複数の物件をお持ちの家主さんなら、なおの事です。

その上で農業やら会社勤めをされていて時間も余裕もない大家さんも多々居ましたし、更には高齢の大家さんも多いですから、不動産賃貸業に諸々委託するのは自然の流れなんですよね。余りにも酷い業者なら付き合いをやめるって選択肢もありますし。

結局のところ、持ちつ持たれつなんですよ。まぁ、僕は【業界の別の闇】を見てしまったがゆえに、不動産業界と関わるのをヤメたのでどうでもいいんですがw

そして、自分の子供と話す際には言葉選びや語気なんかもよーく考えないと、言われた息子が呪詛を受けたが如く苦しむ事になりかねません。

これからは承認欲求の権化みたいな人達の事も心から愉快な眼で見ることにしよう。やれ愉快、愉快。湯快リゾート!
※編集注記:西日本を中心に、格安のホテルや温泉旅館を運営している企業

…うむ。どうやら、まだもう少し時間が掛かるらしい・・・。