ぱちんこ閑話休題
はい皆様ご機嫌麗しゅうっ!東北特有の「冬のぶり返し」もなく、このまま猛暑になっていきそうな気配がする今日この頃でございます。ほんとね、毎年5月中旬?下旬くらいに数日間急に寒さがぶり返して、ドカ雪が1回は来る感じだったんですけど、たぶんそれも無いと思われ。
まぁ、雪が降らない方がこっちは楽でいいんですけど、暑くなり過ぎるのもご勘弁願いたいところ…さてさて、今回はそんな暑い夏を先取りして「暑い日の熱いおもひで」にいきたいと思いますので、付いてきてくださいNe?
パチンコ屋の求人はスポーツ新聞
今では随分と「民度」が上がったパチンコ業界従事者。特にホール大手では新卒採用が当たり前になったりしてるが、それこそ20年ほど前まではスポーツ新聞の【即入寮・三食賄い付き・1勤務タバコ1箱支給】って求人広告を見てやってきた、一昨日刑務所から出てきましたーって人や、どっかから駆け落ちしてきた謎のカップルだったり、それこそ一切過去を明かさない人達などが、どこまで本当の事が書いてあるか分からない履歴書のみ(もしくは履歴書自体無し)で、すんなり採用されてすぐに働いていた事実。半袖シャツから和彫りがチラチラするのなんてどこの店でも日常茶飯事、給料やボーナス翌日に消えて残されたゴミ部屋の処理に悶絶したり…そりゃあもう店舗側からしても毎日が色んな意味でファンタスティックだったワケです。そんなスタッフが大半を占めていたので…当然営業中でもそれ以外でもファンキーな事件を続々と起こしてくれて、その尻拭いを一手に引き受けざるを得ない店長の悲哀。ここだけは確実に、今の店長より負担が特大だったと言い切れる。
妙な電話も慣れたモノ
当時は事務所にいると、業者からの営業や客からの「うちのお爺ちゃんいる?」みたいなのに混じって、たまに妙?っなヤカラから頻繁に電話が来るので、これの相手もけっこう面倒くさかったおもひで。ベタなところでは右翼団体から「寄付しろ」とか「一冊数万円の本を買え」とか、脅し半分の交渉が始まるのだが…こんなもんはイージーで、こっちが強気に出ればそうそう大事にはならない。他にはスタッフの借金関係で「◯◯さんの友達ですけど、◯◯さんいますか?」とか、完全に金融屋からの在籍確認ですがな。それくらいならまだ可愛い方で、合法ではない金融屋さんにエグい利率で借りてしまったスタッフが次から次にけっこうなペースで現れるので、店長はそれの追い込み屋さんの相手も強制的にやらされる事となる。
こちらが強気に出るとほとんど収まる
非合法金融屋さんとの交渉は、大概電話で…
(非・_・)「お宅の◯◯はんが金返さんのやけどのぉー」
から始まり、最終的に
( ゚Д゚)「うるせー文句あるなら店まで来いや!」
まで発展したら、ほとんどの場合は拍子抜けするほどこれで終わり。相手も非合法である立場故に、そこまで危険を犯す前にロスカットするのが分かってるからこそのやり方だが…極々稀に、頭に血が昇り過ぎて本当に店まで来てしまう「ヤバイヤツ」が現れる。
とある夏の暑い日…その数日前にもはやライフワークとなった「非合法金融屋さんとの交渉」をした後だった。交渉の結果、借金帳消し(と一方的に宣言した)になったスタッフは晴れ晴れしていたが、こっちにややこしい話を丸投げしたくせに…イラッとするのは致し方ない。
つづく