GWとパチンコということですが、実のところ、あまり意識したことはないんですね。必然的に他の時期に比べて客が入るとは言えるので、多少なりともパチの釘調整、スロの設定状況が悪くなるだろうとは思いますが、もう最終的には店次第ではないかと。普段から出さない店がGW中に意表をついて出すわけはないですし、逆に普段から頑張っている店はGW中もそこそこ期待できたりとか、そんな傾向にあるのではと思います。
個人的には人が多くなる時は、店に足を運ぶことはできるだけ避けたいと、そんな気持ちになります。競争率が高くなると台選びも厳しくなりがちですし、特にパチスロの方は一度台選びに失敗すると、もう他に空き台はなく、仕方なくズルズルと打ち続けて負けてしまうと、そんなしょうもない立ち回りをやりがちだし、だから個人的にはイベントとか特定日などもできるだけ避けるようにしています。グランドオープンの場合は大抵事前の整理券配布や台番指定があるので、まああぶれる心配はなく、さすがにそういう時は赤字覚悟だろうから人が大勢いようと我慢我慢と、そんな感じですね。
そう言えば昔、平成5年の5月5日、まさにGW中なんですが、渋谷の○○でパチスロ設定5を55台用意しますというイベントがありました。もう30年も前の話になりますが、5が3つ並ぶのはこの日しかない、ご来店お待ちしています!! のような、それなりに派手に事前告知していたように覚えています。ただ、設定5を55台と言っても確か当時は等価でなかったはずで (6枚か7枚交換だったような……)、設置台数も全部で200台くらいあったはずで、単純に考えれば4台に1台ヒットするかどうかと言ったところで、それほどオイシクないでしょ、まあ当日は並び順らしいから1時間も前に着けば台は取れるでしょと余裕かましていたのですが……。
9時過ぎに井の頭線渋谷駅に着き、改札を出て数分、もう既に長蛇の列ができており、200人は優に超えているといったところで、とてもじゃないが台は取れない模様。また、それなりに皆、順序良く整列していたように覚えていますが、今ほど規律という意識はなく、喫煙も普通に可能だったので、朝早くに渋谷の路上に並ぶガラの悪い人たちといった様相をも呈していました。また、並ぶ客だけでなく、店員の質もあまり芳しくなく、「道路の端に並んでくださーい。はい、押さないで押さないで、5以外はみんな1なんだからねー」「ほら、押さないでって言ってるでしょ! 55台以外はみんな1なんだから、分かってんの ?」と、まあそんなやりとりを交わしながら、開店今や遅しと皆並んでいたわけです。
で、10時の開店時刻となり、先頭からゾロゾロと入店していったのですが、結局私は台は取れませんでした。もうあまり良く覚えていないのですが、とにかく台は全部埋まってしまい、仕方なく一旦通路で見物、しばらく空きそうになければパチンコでも打って様子を見るなど、まあ台にあぶれた時に良くありがちな行動ですね。その後、1時間くらいでしょうか、5ではないと判断した客が席を立ち始めました。冷静に考えてみれば、5以外はみんな1とご丁寧に店員が言っているわけですし、当時の○○の様子からして、空き台は限りなく1の可能性が高いわけです。
設置されていた機種はミスターマジック、コンチネンタルⅡ、Ⅲ、スーパープラネットその他あたりだったと思います。各メーカー2機種までという制限があった2号機、3号機が主流だったため、今のように多種多様な機種が豊富に設置されているというような状況ではありませんでした。自分が打ったのは確かミスターマジックだったと思いますが、明らかに裏モノ。投資がかさむばかりで、周囲を見ても似たような状況でした。見切りをつけて他店に行こうかと思ったところ、運良くBIGを引き、それがある程度連チャンしてくれて投資分を戻したところで退店したことを覚えています。
それにしても、今思い出してもショボいイベントでした。年1回のイベントくらい赤字覚悟でしっかりやれと言いたいところですが、まあ当時の○○ですから期待してもしょうがなかったような気もします。ちなみに5絡みのイベントと言えばジャグラーでしょうが、当時はまだジャグラーそのものが登場しておらず、リーチ目主体のゲーム性を持つ機種が主流でした。単純に光ればOKという機種がここまで支持されるとは思っていませんでしたが、5月5日は年号に関係なく毎年訪れるので、GW中の集客には一役買っているのかもしれません。何にせよ、冒頭で述べた通り、GW中のパチンコ、パチスロは店次第だと昔から思っているので、良さげな店があれば打つことになると思います。ただ、残念ながらそのような店は自分の周囲には見当たりません。ゆえ、毎年その時期は普段怠けがちな部屋の片付けや大掃除に当てられております。
私も「単純に光ればOKという機種がここまで支持されるとは思っていませんでした」し、未だに“?”です。打てる時間が少なくなって、「替えてもなあ…」という程度のコインが手元に残った時くらいですかね、触るのは。パチンコだとわりと好みだったりする[完全告知]ですが、テーブル方式やコントロール方式で“楽しさ”を知った私は「ん?入ったかな?」という一番楽しいトコロが失われたそれに魅力を感じられません。どうやら“高設定をツモる”という楽しさ、機械そのものではなく“状況”を制するしてやったり感に魅力があるようですねえ。その店員さんの言葉を借りるまでもなく「1か5(或いは4時々6)」、常にそう思った上で“スベリ”や“リーチ目(チャンス目)”を楽しむのが“本筋”だったはずなんですけど…なんて思います。
“店選び”というか“店長選び”なのかな?と昨年のGWにパチンコの釘の締まり具合(というか締まらない具合?)を経験して思いました。GW後半に差し掛かっても期間直前に開けたまま、そんな事これまでなかったのに。よく通うその店では件のCR終焉のタイミングで店長が代わったようで、以来イロイロ勝手が違ってきていたのですが、その時はチョット驚きました。「へ~っ、そんなんするんだあ💕」なんて😄。そんなわけで玉を追いかけていたのでスロがどうだったかはわからないのですが…😆。
>>ギルBさん
初代ジャグラーはそこそこ技術介入の余地が残されていたのでそこそこ打ちましたが、 5号機になってからは機械割の低さも相まってほとんど触れない機種になりました。リール制御も良く分からないし、自分もリールのスベリ (特に旧日活興業系)やコンドル、コンテストに代表される旧アルゼ系の機種が好みだったので、ジャグラーを気にかける必要性がなかったですねー。
店長が変わると色々あるでしょうね。もしくは営業方針が変わったとか、そうなるとやはり年末年始だろうが、GWだろうが、店内の様子は行ってみないと分からないと、そんな風になるでしょうね。意外に開いてたりすると、嬉しいものです。