皆様楽しくパチンコ打たれておりますでしょうか?
いや〜なかなかどうして、人生ってやつは…(笑)
さてそれでは今回も恒例のテーマコラムから参りましょうか。
この道を往けば。
今は亡き田山プロの「パチプロ日記」にホールまでの情景がよく描写されており、私もそれが大好きでした。
今では打ち筋も変わり短日の戦績に一喜一憂することがめっきり少なくなりましたが、昔は実戦前のひとときがワクワクドキドキ「どんな勝負になるかな、勝てるかな…」と思いを巡らせる事が出来て一番楽しかったと思います。
特にド平日の朝からパチンコ打つ為に並ぶ、この背徳感が何とも快感だったわけで…(笑)
さて最近の私ですがメインホールへは、もっぱら電車通勤。
映画「パチプロ日記」に出てくる「電車通勤するパチプロ、この笑えない状況が…」という表現が私これまた大好きで、それを正に体現出来ている感じで大満足なのです。
また田山さんの開店前に喫茶店でコーヒーを飲みながらスポーツ新聞の競輪欄に目を通すのが至福のひととき、それに相当するのが抽選後の再整列までに食する立ち食いそば。
ところが都会の電車は何だかんだで結構遅れてくれるので、しばしば食いっぱぐれてしまうのが悩みの種だったりして(笑)。
そうそう今回のテーマ原案をご提案くださった読者様の「畦道の千円」で思い出しました。
昔、ひしめき合う並び三店舗(田舎です)で立ち回っていた時代があり、そのうちどれか一つの店舗の駐車場に車を停め徒歩でホール移動をしておりました。
ある日、その当時は結構運動で足腰を鍛えていたこともあり駐車場の車止めで踏み切って軽やかに植込みを飛び越えた瞬間、右脚のふくらはぎに投石が当たったかのような激痛が走り思わず転倒。
慌てて起き上がり「おう、何しやがんでい!」と辺りを見回しますが…辺りには誰も居ません。
で、歩き出そうとしたらもう右脚が痛くて歩けない。
いわゆる肉離れで数ヶ月松葉杖の生活を余儀なくされる破目と相成りました。
それでもその日は脚を引き摺りながら、気合で閉店まで打ったのは言うまでもありません。
お後がよろしいようで…(笑)
それでは4月の稼働報告へと移ります。
相変わらず仕事が激務で慢性的に疲弊しており、時間的ならびに心的な余裕が全くない状況が続いております。
また心的にかなり荒んでおり、酒が呑めない私に出来るのはいわゆる「ストレス食い」だけ。
結果二ヶ月で7〜8キロも太ってしまい、このままでは病に倒れるのが時間の問題と思われ、またも職場環境を再考せねばならないな…と思っている今日このごろです(泣)。
しかしながらパチンコの戦績は先月同様とはいかないまでも収支ならびに目安期待値もまずまず。
稼働日数及び対峙機種は先月と全く同じ13日間及び四機種、タイムパフォーマンスは相変わらず良好でした。
ただ先月も述べた通りパチンコジャンキーとしてはタイパなど全く求めていないわけで、これがまた皮肉というか何というか…(泣)
さて今回も代わり映えのないピックアップ実戦記の代わりに読者様よりリクエストがありました「ストローク攻略」について少し述べさせて頂こうかと思います。
ただ、このストローク論については個々の認識が大きく異なる側面があります。
またホールさんの状況や打ち手の感性もかなり影響すると思われ、万人に対する再現性が証明しづらいとも言えるでしょう。
それこそ私が以前申し上げました「オカルトに近い」という表現を使用する所以なのです。
図は戦姫絶唱シンフォギア2の盤面上部です。
大まかに分けても弱いストロークから順に①から⑦まで、七つものポイントが存在します。
①および②は釘間に球を通しますが、更に最上部の釘に当てるというストロークも存在するでしょう。
③は釘とプラスチックとの間に打ち込むストローク。
④はプラスチック左側に存在する傾斜に当てるストロークで結構幅があり、その強さによってバリエーションがあります。
⑤はプラスチック左側の窪みに当てるストローク、ガッツリ当てるのと弱目に当てるパターンが存在します。
⑥はプラスチックエリアで最も尖っている部分にブチ当てるストローク、これを少し強めると角に当たりつつ一部が右側のなるい斜面に乗るというストロークになります。
更に⑤と⑥の間に当てるストロークも存在するでしょう。
そして⑦はプラスチック右側のなるい斜面に乗せるストローク、強めると右打ちとの境界線となる僅かな隆起に当たるストロークとなりますが通常時右打ちの警告には要注意。
特に初代シンフォギアは一発でも右盤面のスルーを通ってしまうと大音量で「左打ちに戻してください!」と叱られ、甚だ閉口したものです。
ちなみに私は経験上、⑦→⑥→⑤→②→①→③→④の順にベストストロークを探ってゆきます。
前出の初代シンフォギアでおヘソが魅力的なのに打ってみるとあまり回らない、いわゆる騙し◯という感じでしょうか、そういう台で功を奏した経験が何度もあるため、自ずと⑦から入る形になります。
ただ、ご存知の通りデジパチには回転ムラという困った要素が存在します。
たとえ短期間で回りが良かったとしても同じペースで回り続けてくれることは滅多にありません。
そしてムラの振幅スパン(特に回らない方)が長いと思わず本来のベストストロークから変更してしまい更に回らなくなる、というドツボに嵌ることも多々、正に「策士、策に溺れる」と言ったところでしょうか。
ただ経験上一つ言えるのが、回りムラの中で短時間でも良く回る状況を見逃さない事、コレが重要。
経験上ベストストローク付近を打ち抜けている際にこそ、そういった「キラリと光る」回転率が出て来やすい気がします。
それからもう一つ、これもあくまで経験則ですが、状態が良くも悪くも変化した場合はベストストロークもほぼ確実に変化するという事。
故に先入観でポイントを一つに決めるべからず、というのがこれまた私の持論です。
臆せず様々なストロークを試してみることが重要…なのですが、特に引けない=持ち玉が少ない時は余裕を持って複数のストロークを試すことが出来ず、結果ベストストロークを見つけられず窮地に追い込まれます。
先程ストローク論の問題点に「再現性の証明が難しい」ことを挙げさせて頂きました。
しかし実は他者に再現性のない個人的なベストストロークを見つける事に成功すると、自分が打った時しか回せない→そこで出る勝ち分がお店の許容範囲であれば長期的な据え置き状態となる、という図式が成立し勝てる機会が増えることと相成ります。
平常営業で勝ってゆくにはこの要素が必要不可欠である、と私は思っています。
というわけで冒頭でも述べました通り、私の持論はオカルトと言われても致し方ないですゆえ信じる信じないはあなた次第、あくまでもご参考までにとどめて頂ければ幸いに存じます。
それでは今回はこの辺で、皆様の元にご幸運が訪れますよう…!!
(凡例)
ゴ=PA真・怪獣王ゴジラ NL‐K1
乗=PA乗物娘 N-K YT200
旋=PAスーパー海物語IN沖縄5 夜桜超旋風99ver.
ヤ=P宇宙戦艦ヤマト2202-ONLY ONE- YR
ストロークの件、早速お答えいただきありがとうございます。
いつの間にか増えていたこのブッコミ=プラの台の場合、私は④→⑤→⑥→③→⑦の順で試していると思います。そしてどうにも「足りない…」と思った際に「ワンチャンあるんじゃね!」と①②のチョロを試すと、ま、無いんですけど、ワンチャンなんて。それはともかく、さらに気にするところとして「プラにあたった時の跳ね具合とその方向」があります。最近の経験では⑥に相当する“カド”にあたった玉が真上に跳ねるとよく回る台がありまして、微調整、微調整でヘソそっちのけで“ソコ”ばかり見ていたりしました。ところがdokさんおっしゃるように「ストロークは生き物」でありまして、保留満タンにつき打ち出しを一時停止⏯️して再び打ち出すとどうにもうまくない、さっきまでの回りがウソのようになってしまう、ということが時々起こります。そんな時、かつて安田プロが「本当に回る台に座れているのか?」みたいな事をおっしゃっていたのを思い出します。「“本当に回る台”ならストロークの“スイートスポット”も随分広いだろうに…」なんてね、無いものねだりしてもしょうがないんですけど…。
そこでdokさんや他の皆さんの“探す”努力に思い当たった私は、己の甘さに改めて気付くのでした。っと、いや〜書きながらどこまで続くか心配になってたけどナントカまとまったかな?長々お付き合いありがとうございました。😀
ギル さん
④→⑤→⑥→③→⑦
至極まっとうな狙い方!
「ワンチャンあるんじゃね?」これ超重要!
⑥強め、そうそう!
私の分類「上当て乗せ」です。
ムラの一片でホントは回らないか、狭いスイートポイントを打ち抜けているか…
後者なら平常時でも勝ってゆけます。
私とこの会話を引き出す時点で他者の遥か上を行ってる、と自信をお持ち下さい(笑)。
ストロークって生き物ですかね。
私は⑦の更に強目のプラ壁に当てる⑧を試す事も多くなってます。まぁ強目のストロークは安定しないのですが。
後は5.5〜5.8の壁当てを微妙に調整したり。⑥もプラ先端尖り部分も狙いますがこれで回る場合、玉が暴れ玉の流れがバラつくのになぜ回るのか理解できておらず?
機種別ではエヴァ、からサー、炎炎、最近では慈母とか。
回せると「おぉー」ってなったり。
ベストストローク探すのも楽しみの一つになってます。
カポ さん
⑧、確かにありますね!
でもコレ、強く当て過ぎるとバネムラでリアル右打ちになるので私は度胸がなく続けられません(笑)。
しかし生き物という表現は的確ですね、ムラとストロークアドバンテージとの境界が超微妙…それがまた面白いんですが。