皆様、楽しくパチンコ打たれておりますでしょうか?
さて今月のテーマコラムは「夏のパチンコ」、ですか…
冷房病が付きもので、以前キンッキンの冷房店でスキーウェアを着て打った話もしてしまったし、実機所有し配信もしている初代パチンコスキージャンプ・ペア(初級編)を夏にも打ちまくった話もしてしまったし、フィーバー夏祭りは現金機を少し打っただけだし…運営さ〜ん、ネタが有りませ〜ん(泣)!
ということで、「夏」=「なつ」=「懐」ということで超こじつけながら一つ絞り出し…(笑)
「懐」のパチンコ
さて私自身のYoutubeチャンネルではほぼ毎月、麺家西陣さんで収録させて頂いたレトロパチンコの動画をお届け致しております。
そして6月の設置機種である西陣さんの「ヘブンブリッジ」に攻略法が存在したの情報をマスターから頂戴したため、本編と併せて攻略実践動画も上げさせて頂きました。
しかしこの動画では私にとって雑誌掲載の攻略法は難易度が高く、勝手に当時私が何となく見聞きしていた攻略法を実践するにとどまりました。
動画でも解説しておりますが簡単に説明致しますと…
まず本機種の役物ですが、羽根に拾われた球は周期的にシーソー運動を繰り返しているブリッジ役物へと落ちます。
これが左つまり地獄へ向かうとハズレ確定、右つまり天国へ向かったらチャンス。
そしてやはり周期的に時計回りで回っている右の天使役物にある二つのV溝に入ると歓喜の瞬間、球はVゾーンへと導かれ大当りとなります。
当時の新要件機ですので、大当りには3・8・15ラウンドの振り分けが存在します。
さて、ここからが肝となりますが雑誌掲載の攻略法は…
ブリッジが右つまり天国へと球を導いても、天使役物のV溝に入らねば大当りになりません。
で、実はこのブリッジが右下がりになり切った瞬間、つまり球を導いた際に天使役物のV溝が通るタイミング(チャンス)と通らないタイミング(ノーチャンス)とが周期的に訪れるのです。
この周期が結構長くて、ブリッジの上下運動5回毎にチャンスとノーチャンスが入れ替わる、という機構。
したがってこのV入賞ノーチャンス周期に球を打たずに止めておけば投資が約半分になる、というわけです。
早速実践してみますが、とにかく球を打ち出すタイミングが見極められない!
それにチャンスのタイミングで折角拾われても左つまり地獄行きが結構ありガッカリすることしきり、それで結局早々に挫折してしまった…というわけです。
一方、私が当時実践はしていなかったものの(確か攻略誌で)見聞きしていたのは、ブリッジの動きを見ながら拾われた球が右つまり天国へ向かうタイミングのみ打つ、という方法。
具体的にはブリッジがフラットの状態から右上がりに転じた際に数発打つ、これをひたすら繰り返す…というものです。
一応この方法も理論的には投資が約半分に抑えられ、これなら私でも比較的簡単にできました。
ということで、後者つまり天国狙いの方を実践収録開始。
結果拾われた球、特に羽根解放1回目はほぼ(約90%)右つまり天国へと向かってくれました。
確かに攻略感はとても高かったのですが、当然と言いますか投資を抑えられるだけでV入賞率自体を上げることは叶いませんでした。
そこで考えたのは、上記二つの攻略法を併用すればV入賞率を上げることが可能なのでは…ということです。
実際「やってみた動画」のラストに「次の設置時に試してみようかと…」とテロップを入れさせていただきました。
すると今月の設置機種であるレッドライオンの収録にお伺いした際、動画をご覧になられたマスターから「来週頭までなら店にヘブンブリッジ置いておくので攻略法動画を撮っても良いですよ」とのご提案。
ただご存知の通りレッドライオンは初期の羽根モノ、完走シーンを3本(全景、打ち手目線、役物アップ)撮るには相当の時間がかかるのでは…と思われました。
ところが蓋を開けてみれば麺家西陣さん所有のレッドライオン、もうホントに撮影者孝行というか「超」の付くほどのデキ良台で、あっという間に撮れ高OKになったという…(笑)
それで晴れてヘブンブリッジ攻略への取り組みも可能となりました次第、マスターの取り計らいならびにデキ良レッドライオンの双方に感謝感謝です!
とりあえず初日(レッドライオン収録時)、まずはチャンス周期狙いの打ち出しタイミングを掴むことからチャレンジ。
台とにらめっこしながら試し打ち…これをひたすら繰り返した結果、ついに基準となるタイミングを発見するに至ります。
ブリッジの右端が右下に降りきった瞬間と、天使役物のV溝がV穴の前面で停止した瞬間(垂直の関係)とが完全に同期する、コレが私のとって最も判別しやすいポイントでした。
ここは正にノーチャンスゾーンのど真ん中、ここから今度はブリッジが右上がりになった瞬間を4回待って、先の天国狙い打法を開始しブリッジ6往復分打ちます。
本来はブリッジがもう1往復してからチャンス周期に入りますが、始動チャッカーに入賞させる必要がありますのでブリッジ1往復分早めに打ち出しを開始し、次の5往復を打ち出すことでチャンス周期を狙う、というわけです。
さて実践…うわ、こ、これは使える!
準備段階でまだ打ち出すタイミングが掴みきれていない状況ながら、拾われればV入賞が大いに期待できるという状況に胸躍ります。
ということで日を改め、事前に役物の動きを通しで撮影した動画を何度も見返し打ち出しタイミングを確認しつつ再び麺家西陣さんへ!
そして満を持しての実践収録、天国狙い打法も前回の収録時より精度が上がり盤石の状態です。
ただチャンス周期とはいえブリッジ5往復の毎回全く同じタイミングでV溝が通過するわけではありませんので、天国に向かった球の全てがV入賞とはなりません。
またタイミングがかなり掴めたつもりだったのですがブリッジ1往復毎に少しずつズレが生じてゆくため、ジャストと思っても実は打ち出しタイミングが早かったり遅かったりしてしまいました。
やはり私にとって、決して簡単な攻略法ではありませんでした。
それでも拾い総数に対するV入賞率は二つの攻略法単独を大きく上回る43.3%、羽根が球を拾った機会に対するV入賞率は実に57.8%、拾われさえすれば六割近くがV入賞してくれるわけですから満足のゆく結果であり、何より打っていてとても楽しかったです。
ちなみに収録の途中で気付いたのですが、大当り終了後は必ずチャンス周期から始まりますので、そのまま天国狙い打法を開始すれば最初のブリッジ5往復が連チャンのチャンスとなります。
実践動画にもありますが、3連チャンまで記録しています。
以上、お近くで実機を見つけられましたら是非実践していただければ幸いに存じます!
ということで甚だこじつけにて恐縮ながら、「懐(なつ)」のパチンコは「明日から使える(笑)ヘブンブリッジ攻略法完成の巻!」でした。
お後がよろしいようで…(笑)
それではこの辺で、皆様にご幸運が訪れますよう…