毎度どうも。低空飛行ながら元気にやっております、水曜日の夾竹です。

自分が住む地域では、台風の前後から雨が頻繁に降ってまして、気圧の変化と高湿度に弱い自分は、思うように予定が捗りませぬ。どっかの姐さんも同じことをボヤいていたので、関東地方もそんな感じの天候なんですかね?

それにしても、元来の自分は汗の量が尋常じゃないので『暑いのが嫌い』だっただけで、他は平気だったのになぁ・・・。加齢とはあな恐ろしやーです。

テキヤの話 前段

一年中、祭や催しがある地域を東北から九州まで商売のネタ満載の車で移動しまくっていたあの頃が懐かしいです。

当時を思い返すと、『道を極める』系の人達の事もよく知らないのに、『友人の手伝い』と言う理由で露天商の世界に足を踏み入れてしまった感が半端無いです。

・・・まぁ、現在も同じ様なものですかね。この場も『悠遊道』と、ある意味で道を究める系なんだモンw

親父や頭の意向には逆らえ無いトコとか(何も言わないんだけど)、いつまでも堅気じゃ居られ無いのね、俺。

さて、気付けば9月も中旬。夏祭りとか花火大会なんかの時期も過ぎて、次は秋祭りですね。秋のお祭りは、夏に比べると屋台なんかも商売出来る時間が短くて、結構バタバタしたものでした。

 

露天商と博徒の違い

お祭りなんかの露天商の人は所謂、みなさんの云うところの『ヤ〇ザ』とは元々は別物です。あっ、それとこの『ヤ〇ザ』って呼び方も、本人さん達からすると失礼だったりするので、なるべく使わない方がいいですね。花札が語源であり、『893』は足して20のブタになる一番悪い目であり、転じて『役立たず』と言う意味合いですからね。

まぁ、堅気の人間がそんな事を口走っても語源なんて知らないでしょうから、本職の方もおおよそ笑って流してくれる事が多いとは思いますが、誰でも御機嫌ナナメな時って有りますし、何か思惑があったらツッコミ処になっちゃいますからね。

話は戻って。

露天商とヤ〇ザさんは『元々は全くの別物』って先程は書きましたが、関わった人からすると何がどう違うのかわからんと思います。普段余り使わないながらも2ちゃんねる時代のネットスラングなんかでよく見た記憶のある『香具師(やし)』って言葉も、実は露天商の事を指す名詞だったりします。ざっくり書くと【ガマの油売り】なんかが有名ですね。更には車虎次郎、フーテンの寅さんです。

信仰の対象についても、香具師とかテキヤとか呼ばれる人達は【神農炎帝】を祀っていますし、対して博徒と呼ばれる方々の信仰は【天照大神】です。テキヤが寅さん、博徒は…ケンさんと覚えていれば良い…のか?

まぁ、日常生活を送る上で不要な知識ゆえに、覚える必要は殆どないだろうとは思われますが、豆知識的なヤツだと思っていてくださいませ。

元々は別物なのは間違い無いのですが、一時期『指定広域ナンチャラ』に呑み込まれる形になったテキヤさん達も多くて、暴力団としてお上に指定されていたのもあながち間違いではなかったりします。

ゆえに、表立って四課に名前が登録されていない自分みたいな奴が、お祭りの時の出店関連の書類にサインする事になるんですよね。おかげで一時期、あちらこちらの市役所とかから次回の【お祭りの案内】が届いて困ったものです。

正直、テキヤを経験したことで、お祭り自体は嫌いになりましたw

だって、大きな祭りになると参加している青年団だかヤンキーなんだかが呑めない酒で泥酔して暴れたり、勢い余って屋台に突っ込んで来たり、片付け終わって車で帰ろうとしている自分達に喧嘩売って来たり・・・と、厄介ごとが多過ぎるんだもの。痛いのも嫌いだし、暴れる酔っ払いとかホント嫌いだわ・・・。大人しく、くじ引きとかのオネエちゃんに引っ掛かって何万円かボラれててくださいって何度思った事か。

ちなみに、お祭りの後に我々の車に突っ込んで来ようとした若者は、必死の形相で止めに来た制服のお巡りさんに阻まれて事なきを得て、疲れていた自分等は大人しく帰宅した。という事を付け加えておきます。いやホントだよー。撃退なんてしてないよ~(棒読み)

また、現在では盃を返している団体がほとんどで、二足の草鞋を履いているグループは無い筈ですが・・・業界を離れてかなり経つので、現時点の傾向や詳しいことは知りません…

と、長くなる前に筆をおきますが、テキヤシリーズを書いていると少し楽しいので、また書きます。

流石に毎週だとやり過ぎかもですが、さてどうなんでしょうかね?

【追記】悠遊道Tシャツ販売開始

この度、先月末の悠遊道イベントにて裏方である僕らが着用していたロゴ入りTシャツの販売が決定しました。

悠遊道movie chで公開された当該イベントの動画のコメント欄でも紹介されている筈なので、皆様こだわりのTシャツと刺繍糸のカラーを選んで購入していただけたら嬉しいです。

火曜日辺りに書かれているかも知れませんが、動画に紐づけされているサンプル画像とは別に【Tシャツの色】と【刺繡糸の色】の組み合わせが自由に選べますよー。判りにくくてすんまそん。