どこまでも続くマリンブルー。その中に点々と浮かぶアイランド。

飛行機の小窓から見えたのは、初めて見る南国の光景でした。そして、ひときわ大きな島が見えてきました。初めての沖縄行きの事前準備として、ワクワクしつつ穴が開くほど眺めた沖縄の地図。そのまんまの沖縄本島の形が遠目にも分かりました。

未だ海外に行ったことのない身にとって、沖縄は1度は行ってみたいとは思っていました。娘が、イングレス沖縄大会に参加したいと言うので、2泊3日、付き添いで行くことに。ちなみに、イングレスとは街中での青組と緑組に分かれた陣地取りゲームのことです。

2015年12月11日。冬だというのに降り立った那覇空港は南風(ハエ)が生暖かく感じました。目についた自販機には、初めて見るさんぴん茶が並んでいました。まずはゆいレール(モノレール)に乗って明日のイングレス会場へ下見をしました。

そしてレンタカーを借りて高速道路を北上。中央分離帯にはハイビスカスの赤い花が咲いてました。目に入ってくる家並みは白色。遠くにはオスプレイが飛んでました。目的地は「古宇利島」です。

オーシャンブルーに囲まれた島へは「古宇利橋」が一直線に伸びてます。島ではさすがに海水浴客はいませんでしたが、砂浜に降り立って写真を撮ったりしました。ラフな格好で歩いてるご老人などいかにも沖縄の人、と感じることもありました。娘と、あの人はいかにも、と言い合ったり。

次は元来た道を南下し、首里城を目指しました。アジア圏から影響を受けたような赤いお城。中は琉球王朝時代の展示物などありました。観光客、修学旅行生も多く、ガイドさんもおられました。お城が小高い所にあるため水流の話などされていましたね。西の空に夕日が沈みつつある中、次は満天の星を見ようと南の海岸を目指しました。

しかし、ひどい渋滞で娘も車酔い気味で途中で断念。那覇市内のホテルへ方向転換しました。道中は飲み屋が多く、那覇市内は空も白くて星は見えずでした。途中で休憩がてらタコライスを食しチェックイン。そしてココからは単独行動、徒歩で事前にパチンコ全国制覇をされたQ太さんから伺っていた優良店を目指しました。

その道中にあったG店。少し厳しそう。そして目的のR店。沖縄だけに?沖海3辺りに打てそうな台がありました。ちなみに、沖縄では設置台数がパチ<スロ。スロは30パイという大き目のコインが使われていました。

ホテルへの帰路はゆいレールを使いましたが、列車内は赤ん坊を抱く女性など中国語や韓国語が飛び交い、居住者のアジア系外国人の多さを感じました。行動パターンも、暑い昼間は室内で、涼しくなってきた夜間に酒を呑みに出る人が多いような感じ。泊まったホテルの6階に居ながら、窓を閉めてても夜間いつまでも通りからのしゃべり声が聞こえていました。

2日目です。娘をイングレス会場へ送った後はレンタカーで郊外のG店へ。沖縄のパチンコ店の開店時間は早く、朝の9時を待たずに開いていました。新台のザルバは厳しそう。甘三国志がなんとか打てるかな、程度でした。これをお昼過ぎまで打って、観光に切り替えました。目的地は沖海シリーズの背景に出てくる名所「万座毛」。

R58をアメリカンビレッジやムーンビーチを横目に見ながら北上。こんなオーシャンブルー間近に立つホテルに泊まれたら、なんてのがいくつかありました。そして万座毛は観光客も多く、ゾウの鼻の形をした自然の造形美をけっこう断崖絶壁の所から見ることができました。

島内はガソリンスタンドが少なく、レンタカーを返す前に遠回りをしたり、渋滞が多いので車は小型で十分な感じ。3日目は朝、娘と国際通りへ行き、まだ閑散としてましたが開いてたお土産やさんでちんすこうなど買いました。愛想のいい店員さん、島のおおらかな雰囲気、仕事や時間にあくせくしない感じ、住みたい人が多いのは頷けました。那覇空港でもお土産や、さんぴん茶も記念に購入しました。

パチンコで勝負する風土より、もう一度ゆっくりと観光で行きたいと思わせる沖縄でした。また、今となっては首里城が見れて良かったですね。