今年はまずまずのペースで動画撮影に参加している。万回転が指揮を執る悠遊道チャンネルもそうだし、必勝ガイドのDVDも8月終了の時点で実戦が7回と、ほぼ月1ペースだ。
このコロナ禍でなければ、刺激も貰えるしバラエティも嫌いじゃないんで、もっと出てもいいくらい。普段のローテーションと違うホールで打つのは、案外新しい発見もあるしね。

今回はそんなロケで気づいた店選びの鍵について書いてみよう。
一言で言うと「使える店かは一度行っただけではわからない」となります。

ぶっちゃけ、同じホールに複数回お邪魔すると、「時期の違いでここまで状況に差があるのか!」と思い知らされるわけです。
最初に行った時は「えっ、大手チェーンだから全然期待してなかったのに、案外悪くないじゃん」と思ったのに、次に行ったら「この状況でどうしろと?」みたいなね。

まあ、今の時代、これは当然なんですがね。今はホールもお客さんが減って苦しい。基本は旧特定日の内のどこかで、平常で自分が打てる台があっても、むしろそっちの方が珍しいわけだ。

となると、暦をアテにするにしても(はっきり言って毎日プロが稼働できる店を探そうというのは困難です)、それで使える店は複数回チェックしないとわからない。
まずは曜日や時期を考慮しながら年1イベントクラス~月1クラスを見に行って、そこがダメならハネる。
その時打てる台が見つかったなら、今度は同程度の信頼度がある日以外にも、もう少し弱い暦の日(末尾〇の日、●曜日、もしかしての新装等)もチェックに行く、と。
そして、完全な平常(何でもない日)はあぶれた時に遠足気分で念のため見に行くも良しって感じ。

この順番は重要で、逆になるとそのホールに対して悪い印象だけを植え付けられることになる。そうすると、せっかくチャンスが来るかもしれない店を自分からダメ出しして足を遠ざけることになるから。

今回の話はもう、プロ向けではありません。既に書いたように、恒常的な優良店などほぼ存在しないのですから。均して大負けせずに楽しむためにも、店に関して複数の選択肢を持つ時代が到来しているのですよ。