先日、年金の払い込み額の通知が届いた。税金関係の葉書が来るといつも思うことなれど、「ああ、老後も年金で余裕とはいかないわが家は、一生こうなのかな」と、カミさんと二人顔を見合わせてため息が出ますよ。

まあ、先の心配ばかりしていも、何も良いことはないし、我々庶民は日々を精一杯生きるだけだ。
だから、一日一日を頑張る糧として、小さなことでも楽しみとしたい。
ツイッターで紹介するオヤツや、たまの外食画像もそう。音楽や本(漫画も)に、散歩に出て花を眺めて心穏やかな時間を持つこともだ。

こういうのって、年齢を積み重ねた結果かな。若きパチプロだった安田青年は、当時は「勝つ」それだけが嬉しくて何も要らなかった。
それが体力気力も衰え、体はメンテや治療が必要になり、心もきしみがちになった結果として時々油を差す必要が出てきた、みたいな。
別にそれを悪いことだとも思いませんがね。

よくよく考えると、パチンコも多くのファンにとってはそういう存在なのかも。
負けることの方が多いだろうけど、たまに勝てばニンマリ。レアな画面や当たり方をすれば「珍しい物を見られたぜ」と満足感を得る。
仲間と酒を酌み交わす等と同じく、そんなパチンコの一時が明日の仕事への活力になっているのかもしれないしね。

新型コロナの蔓延で、パチンコに限らず、今はそんな業種が窮地に追い込まれている。
どんなレジャーもそれを嗜む人達にとっては意味がある。「不要不急」と切って捨てられるほど軽いもんじゃないと思うわけです。

ワクチンで感染が沈静化しつつある先進国を見る限り、こんな緊急の状況は何年も続かないはずだ。いつか暗い夜は明ける。
自分にとって大切なものを残すためにも、パチンコユーザーには、いやパチンコをしない人達にも守りたいものはあると思って、一人一人が考えて行動してほしいものです。