はるか昔、若いプロ的な打ち手が周りに沢山いた時代があった。
その時思ったのは「若い連中はすぐに距離を詰めて仲良くなり、ケンカ別れも早いなあ」ということだ。
これは今時の10代が「相性なんてまず体を重ねてみないとわからないでしょ」に近いのかな? 違うか(笑)。

でも、性格が偏っていて、ストライクゾーンが狭い自分としては、昔も今もそれはできない。
最初から「?」の違和感がある人は、できるだけ適当な距離を保っていようと思うのよ。

例えば、怒りっぽい人。これは気に入らぬことがあったら、矛先が自分に向くかもしれないから。
同じ意味で陰口が多い人もそう。「ああ、きっと俺の事もいない所で言ってるんだろうな」と思ってしまう。

仲良くなる前に自己アピールをしてくる人も、明らかに「?」となるね。多分、他者から実績で評価される前に、自分から言わなきゃならない関係性の中で生きてきたんだろうな、と。
このタイプの人間からは面倒しか被ってこなかったせいもあるかな。

他にも色んなサインはある。それは多くがそれぞれの持つ価値観からだし、どういう生き方をしてきたかの証でもある。
別にそれが何だろうが否定なぞしない。ただ、理解できない言動や行いの人は後々を考えて、距離をなかなか詰められない。自分はそんな人間だってことです。
近年は用心深くなって、上手いことやれてますけどね。