東京は週半ばに雨模様を脱して、また暑さが戻ってきました。とはいえ、日中はともかく、朝晩は少しだけ過ごしやすくなってきた気がします。湿度も下がっているのを皮膚感覚で感じるし。
木曜はホールからの帰り道に、蝉の泣き声に混じって草むらから秋の虫の音を聞くことができたりで、ちょっとずつ季節は移り変わり始めているようです。

さて、稼働の方は月曜までの盆休みを終えて、火曜から金曜までの4日間打ちました。

「アケ返し? そんな言葉も昔はあったなぁ」なんて具合で、しょっぱいパチンコばっかりでしたよ。店選びは相変わらずの課題ですわ(汗)。
甘デジの3日は平均日当1万クラスの台で引き負けてわずかにプラスながら、海のミドルがドカンと出たので、収支は超余裕。玉あり当りが40回も引けたので、通常を全然回せませんでしたけど。
均すと最近の例で、内容は4万半ばなり。

前回のブログでも触れましたが、私も先週59歳を迎えました。うん、まさに還暦一歩手前。
大学に入って始めたパチンコ歴も40年となりましたよ。この世界にはまだ手打ち時代から生き残っている先輩もいるから大きなことは言えないけれど、けっこう感慨深いものがあります。

夢にまで羽根モノが出てきたビギナー時代(自分も2年近くは負け組だったのですよ)。
仕事を若さゆえの無鉄砲さで辞めて、10年ほどをジグマとして生きたこと。
根無し草として放浪するようになってからの25年も、よくもまあ飽きずに、そして潰れずに食えたことも。

学生時代~ハネプロ期までのアツい物はさすがに薄れた。プロ初期の努力した打ち手がリスぺクトされる風潮(あの頃もやっかみは多かったけど)も、ほとんど残ってはいない。むしろ、今じゃあ店からは目の敵にされて、コソコソとお目こぼしを願う有り様だ。

同じ時代にメディアで誌上プロをやった人達の多くは、もう業界にいない。パチンコの中身もずいぶん変化して、「お金を入れ続けて連チャンを待つだけの待つ博打」へ近づいている。そして、それが自分の求めたパチンコなのか? の自問は尽きない。

でも、自分は潰れるまで打ち続けるだろう。今さら他にできる事はないほど、パチンコに深入りしてしまったから。
四苦八苦するのは承知だ。でも、それを全うできたらいいな。