相変わらずなスタイル

~♪夏になると思い出す、遥かなお…いや、そもそも尾瀬に行ったことがないので、忘れようとしても思い出せない…(天才バカボン竹)

そんな感じの水曜担当、夾竹です。そもそも尾瀬がどこなのかも今Google先生に教えて貰って始めて知ったのはナイショです。

どうやらこの【尾瀬】って、「4県(福島県、新潟県、群馬県、栃木県)にまたがって存在する地域の名称」らしいですね。

現在の区分…というか、『割り』に当てはまらないということは、それ以前から存在した名称なんでしょう。

建築基準法にも、道路ととして認められる『幅』っていうのがありまして、それに満たない場合、どうするかとかの決まりがあるんですが、そんな前フリからの今回は別の話。

大好評(?)だった前回『ぬいぐるまー』時代の続きのお話です。

正直言いますと、前回の記事を公開前に読み直してたところ『続き書きテェ~』が強くなり過ぎて、前回最後に…

今後、また折を見て続きを書きますね。【怒られない限り】の条件付きですけど(笑)

と綴っておきながら、舌の根乾かぬうちに予定変更して続きを書いております。(無理やり読み手を付き合わせるスタイル!)

そんな前回ですが、「ぬいぐるまーデビューした辺りの事」を中心に書きました。

そして今回は「少し慣れて来た頃の話」をしてみたい。と、そう予定しております(一応)←見切り発射竹

さて、華々しく「ギガファントム」の一言でデビューしてから数える事3年あまり、スーパー戦隊的には【超獣戦隊ライブマン】から【鳥人戦隊ジェットマン】の時代へと移っております、

途中で挟んだ【高速戦隊ターボレンジャー】や【地球戦隊ファイブマン】のショーでも、所謂『戦闘員』や『怪人』も経験しつつ『戦隊の端っこ』の方もやりながら、ショーの段取りや殺陣の順番なんかも必死に覚える日々。

そして、何とか先輩がたに存在を認めて貰いつつあった頃、一つの転機を迎えます。

その日のショーは『三大宇宙刑事ショー』と銘打たれた裏を返すと『人気が高いけど、もう放映は終了した』番組の衣装を使って『ヒーローが共演する豪華な』ショーを打ちましょう的なヤツでした。
※編集注記:宇宙刑事ギャバン・宇宙刑事シャリバン・宇宙刑事シャイダー

前日に先輩から「今回はシャイダー入ってね、他の面子が新人多いから。」と、そんな電話がありました。

彼的には矛盾した事を言ってるのも承知の上だったかも知れません。そして『オイラとその先輩が宇宙刑事なら、誰が怪人やるんだろ?』ってなりながらも、当時のぬいぐるまー竹は大いに喜んでおりました。

当日、年上か年下か不明な新人と現場入りしたぬいぐる竹に先輩が放ったのは、「すまん、やっぱ怪人やって!アイツらじゃ無理だわ」と言う無情な一言

「承知!」と、そう即答しながらも『ブルーのボディーのシャイダー』に未練たらたら竹なのでした。

だって『シャイダーブルーフラッシュとかも、ちゃんと家でポーズ練習しておいたのに(笑)
※編集注記:レーザーブレードで相手を横に真一文字に切り裂く必殺技。また、シャイダーのレーザーブレードは青発光しています。

 

怪人は暴れるよね

こうした紆余曲折を経て本番を迎えたんですが、そのショーで

  • 宇宙刑事3人のうち、唯一先輩が演じ…いや、蒸着していた『ギャバン』が、一旦悪ボス(もう一人の先輩)にやられ、その後、決意を新たにする。

と言うシーンがありました。

その芝居は「ギャバンが客席に向かって握った拳を掲げ、長々演技する。」と言うものだっのですが、怪人の自分はまだ舞台上に居まして。

で、そんなシチュエーションゆえに「怪人なめてんのか、コラ!」と、怪人の心境を投影したかのようなテンションになってしまって、『そこらにあった段ボールで、ギャバンをボコボコにする』と言うストーリーを逸した芝居をしてしまいました。

芝居しながらギャバン先輩が面の中でゲラゲラ笑ってるのが判ったので「あとで怒られるやもしれぬ…」と言った心配はしてなかったんですが、まさかその脱線した芝居ショー終わりに二人の先輩から絶賛されるとも思っていなかったので、すこしチビッたような記憶があったりなかったり。(粗相竹)

そんな事があって思ったのは、『やっぱ怪人居ないとなんも出来ないな、ヒーローって。』とか『怪人の方が面白れぇじゃん。っつーか、怪人しか勝たん!』的な極端な考えでした。

それと同時に、事務所内でも一応『3年目のオモシロい奴』程度には認識されたようで、やっと居場所が出来た気がしました。

こうなってくると、ヒーローが複数登場する現場では役が増えてしまって『戦闘員』⇒『以外のヒーロー』⇒『怪人』⇒『以外のヒーロー』とか訳の分からない着替えが発生することもありました。

これは演じる側からすれば「キャラクターショーあるある」だと思いますが、観ているだけじゃパッと見て「ショーのさなかに幾度も着替えている。」なんて判んないですよね。

 

最強との出会い。そして次回

そうやって楽しくぬいぐるまー生活(学生ですが)を過ごしていたオイラですが、その後「運命」ともいえる【アイツ】と出会ってしまうんです。

と言う事で、続きは次回の講釈で…(※まだ続けるらしい竹)