「ほぼ玉が減らない調整にしてくれる、来店ポイントを使った激アツのイベントがあり、やっとポイントが貯まりました。機種を指定できるのですが、どんな機種を選べばいいですか?」

某掲示板でTさんのこんな質問を拝見し、「時間効率がいい大海物語が良いと思います」とお応えして以降、私が運営をする「じゃじゃもれ掲示板」の書き込みの常連様にもなっていただきました。

Tさんと初めてお会いしたのは、2006年12月。山陰くんだりから神奈川県南部にあるTさんのマイホへお伺いした時のこと。私が「CR華王美空ひばり」(1/317、京楽)を打っていた時にお見えになりました。

この時に伺った「この前マイホで、羽根物マジンガーZ(奥村)で7万発の出玉を目撃した」というびっくりなお話はよく憶えています。

それから3年後、2009年5月に安田プロと「勝者に学べ」の対談をさせていただくために上京した時にもTさんに同行をしていただき、安田プロが「ごいっしょでいいですよ」と言われましたが遠慮をされました。

そのTさんが広島へ引っ越しをされ、勝てなくなったと伺ったことで、私のレクチャー魂に火が付きました。自身初の広島遠征を画策したわけです。

2014年3月、春の陽気に包まれつつ車、新幹線を乗り継いで一路広島へ。広島駅からはTさんの案内で、路面電車(広電)に乗車。

路面電車に乗るのは初めての経験です。すっかり広島市民に溶け込んでいる感じでした。終点は宮島、その途中の原爆ドーム前で下車しました。

川べりに立つ、ダメージ跡の残る樹も当時のままだそうです。しばし、被災の話など拝聴しました。

さて、その後はパチンコ店巡りの開始です。東方面へ徒歩で移動し、まず見えてきたのは低玉貸しのT店。出玉に影響を及ぼすスルーの釘に特徴がありましたので、そこのポイントを伝授しました。

その先にあるF店も低玉貸し、個人的に重点機種としていた「甘冬のソナタ2」(京楽)、「大シャカラッシュG」(マルホン)など、良い調整に思えました。

だんだん繁華街へ突入して行き、見えてきたG店は等価店。ヘソ釘の形状に特徴が見られましたので、そのポイントを伝授しました。さらに近くのV店は多層階の等価店。各フロアを見て廻り、1階、4階の一部にまずまずと思える台がありました。

5店舗目となるF店は、35個交換店。お客が多く活気があり、やはり釘にその理由を感じることができました。広島のアーケード通り街は人通りが多かったですね。赤を基調とした販促物が多いところに広島カープカラーを感じました。

大通りに面したD店は等価、禁煙店。お客も多く、特に1パチに見どころを感じました。ココで「満開チューリップ」(大和)という機種を初めて見ました。旅先で初めて見る機種、いいものですがさすがにそんな機会減りましたね。5台満席でした。

次のC店は35個交換店。ここの3円パチンココーナーは見どころがあり、ここで初めて「甘大海物語アグネス」を試し打ちしました。次のR店は33個交換店、ヘソ釘に特徴がありました。

ここで昼食を取ることにしましたが、Tさんお勧め店がお休みだったのは残念でした。結局広島駅前のレストラン街で食事を取りましたが、私はこの頃はかなり歩き疲れてましたね。しかし、健脚ですねTさんは。疲れた様子なかったです。

その後向かったM店は33個交換店、出玉の釘に特徴がありました。そして最後となる10店舗目、N店は等価店。お客が多くなかなかの喧騒でしたが、導入数の多い新台の扱いに特徴がありました。

広島駅前は区画整理が行われているようで、そのためか「ライオンキング店」はもう営業をしていませんでした。そして、10店舗廻った中で、もし私が明日打つなら7店舗目の3円パチンココーナーであることを告げて帰路に付きました。

後日、そのお店でも打っていただいたTさん。現在は居心地優先で某店1パチを貯玉で打たれてる、とのことです。またいつか、今度は連れパチができれば、と思っています。