【2021年、最も打った機種】

このお題で真っ先に思いつくのは、どう考えても海物語の地中海。いわゆる「甘デジ」とか「羽根デジ」とか「遊パチ」って呼ばれるタイプのアレです。

もう自分の中では「確率分母:319」とかの機種は「勝ち負け度外視してでもこれは打ちたい!」とかでないと、ほぼ触らないようになってしまいました。

そんな訳で、2021年は「地中海の千円あたり22から23個以上の台を探して打つ。」と言うのが基本となっておりました。

ただ、「良台を探す」となると「時間勝負」と言う側面もあります。

なので、電車で移動して1軒目で打てないとなった場合、次のホールでは極端に不利になるのは皆さんご承知のとおり。

ゆえに、なるべくハズレの少ない店選びをするんですが、この地中海ってやつは導入当初は幸か不幸か「海の中心客層=お年寄りの方々」にはウケが悪かった様で、

意外に出遅れても良台にありつけることが多かった気がします。

初代の話

実は自分、地中海といえば先代の方も大好きでして、2009年に導入された確率分母349.8のMTCとか319.8のMTBも地元でよく打ってました。

偶数図柄で大当たりした後の、「時短と見せかけて【実は潜伏だよーん】」って展開が他の海物語より多い気がして、楽しく打てたんですよね。

実際は確変図柄でなくとも、時短中がワクワク出来るんですよね。(まあ、見た目の違いだけでセグとかランプとかで判別出来たんでしょうけど。)

その後少し時が過ぎ、恐らく沖海2が出回っている頃に久々にミナミに出掛けた時のことです。

大阪の戎橋商店街に最後まで残ってくれていたホールさんで89.8の甘地中海と再会するんですが、残念ながらどっかのオジサマが爆裂連チャンと鬼速初当りを繰り返して台が空く気配もなく、用事のあった自分は諦めてしまったのですが、今から思えば後日改めて打ちに行くべきでしたよね・・・。(遠い目)

 

ここ何度も出ます

そのホールさんというのも若い頃からホントに色々と思い出のあるお店でして、目を閉じると瞼の裏に描かれるのは・・・

  • 朝一パワフル無理やり連チャンハーネスサービス
  • アラジンⅡスーパーアラチャンで終電
  • ボフSETでホッパーから100円ライター
  • 黄門ちゃま裏詰まり放置台

等々…。

おそらく、他にもまだおかしなエピソードが沢山あった気がしますが、簡単に思い出せるのはこれくらいでしょうか。

 

真面目な話(でもクズ)

昔のことを思い出す度に、現状のパチンコ台そのものやそれを取り巻く状況を考えてしまいますし、その都度「哀しい気分」が勝ってしまって、冗談抜きに窒息しそうになります。

だからと言って「選挙権の放棄」みたいな事は更々する気はありませんし、パチンコに関しては「勝ちにこだわる」のが本流なのでしょうが、パチクズな自分は死ぬまでここか離れられそうも無いので、いつまでも「この素晴らしい遊技」と添い遂げようと思います。

独りでプロみたいな顔してシンネコしてみたり(状況的に難しいけど)、誰かとワイワイしながら旅打ちしたり、パチゲーセンで昔を思い出しながら店員さんに煽られたり、はたまた悠遊道でふざけた文章書いたりしながら生きていくのが凄く幸福な事に感じられて、現実で生活して上でのあれやこれやが自分の中で、こんな歳になって漸く現実として受け止められる様になれたのかも知れません。

ほんの少しね(笑)

生涯パチクズ宣言をここでブチ上げて、今回は筆を置きます。

また水曜日にお会いしましょう。