銀玉恋模様。

2月14日のバレンタインデーにちなんだテーマという事で、ぱちんこにまつわる恋バナが今回のテーマだそうで……。

まず言いたい。

オッサン(オバサン)しかいない悠遊道ライター陣の恋バナとか誰が読みたいねん!?

ホールで逆ナンされた?

ねーよ。

可愛いカウンターレディやコーヒーレディとお付き合いした?

(ヾノ・∀・`)ナイナイ。

そんな浮いた話など一切持ち合わせていないボクですから、当然このテーマはスルー……と思いきや、毎日更新の穴埋め担当として書くことと相成りました。

題して「サレ男の歴史」

ほら、なんかドロっとした何かを感じるでしょ?昼ドラ感があるでしょ?

知らんけど。

こうして表に出てモノを書く以上、ある程度は私生活を曝け出していくのは宿命のようなものだと思っております。

ですので、ぶっちゃけます。ボクがこれまでの人生でお付き合いした事がある女性は……。

 

\4人/

 

(プークスクス)

 

小学生の頃はバレンタインデーになると複数個チョコレートを貰う事が当たり前だったはずなんですが、それらのほとんどが義理チョコであった事が分かった中学生時点で、ボクはすでに男子校にいました。

そこから、青春と言えばゲーセン、スーファミ、プレステ、部活。そんな思春期を過ごしたボクに、初めて春が訪れたのは大学1年生の時でした。

サレ男の戒め1.勝てる事に気づいた時が一番危ない

中高と男子校で過ごしたボクにとって、大学は勉学に勤しむところなどでは一切ありません。兎に角彼女が欲しい一心で精力的に動き回った結果、入学してすぐに同級生のハートを射止める事に成功します。

高校生の頃から既にぱちんこ屋通いは始まっていたものの、パチプロ感は一切ない時代に出会い、5年ほどお付き合いさせて頂いたわけですが、その間にメキメキと上達するパチンコ・パチスロの腕。

大学を中退した3年生の頃にはコレ一本で食っていけるようになり、その傍らにずっと彼女がいたわけですが、一緒にぱちんこ屋に行ったのは1回だけ。

ボクが朝から打ってると彼女が来る、なんてケースはありましたが、基本打たない人なので、仕方なくボクのお金で遊ばせる。勝ったら彼女のお金。負けたらボクのお金。

そんな事がちょくちょくありましたが、学生との両立だった時期の方が長かったわけで、それ自体は取り立てて問題になった事はありません。

そんな関係が大きく変わったのは、ボクより遅れる形で彼女も大学を中退したあとの話。

彼女は、誰もが名前を知る大手広告代理店の関連会社で働き始め、メキメキ頭角を現します。

今まで同級生+-数歳の世界しか知らなかったところから、社会に出て様々な人と出会う彼女。一方、パチプなんだかライター見習いなんだか知らないけど、地に足がつかないダメ男。

そりゃね、上手くいくわけもなく。

浮気をしていた事、いつもパチ屋にいて相手をしてくれないボクの愚痴をこぼしていた事など、どれもこれも判明したのは別れた後の事でしたが、貴重な20代前半をそんな男と過ごしたくないと思うのは当然ですね。

パチンコ・パチスロで勝てるようになると、打つことが生業になり、仕事になります。長時間打ってこその収入なわけですが、そんな感覚は決してこの世界を知らない人に理解してもらえるものではありません。

また、勝つ為の理屈が分かってくると、結果を出せる自分への自己肯定感は高まっていき、尚更打つことにのめりこんでいくわけですが、そうなればなるほど、反比例するように女性の気持ちは離れていきます。

至極当たり前の結末だったわけですが、この時点でボクはまだそのことに気づきません。

サレ男の戒め2.パチプロはするな(直球

次に出会った方は、ボクが完全にパチプロ生活をしている中で知り合いました。

当初はそんな生活を受け入れていた彼女。しかし、お互い良い歳になって結婚がチラつき始めた時、彼女の口から出たのは「定職について欲しい」。

うん、ド定番の流れですね。

そうしてボクは最初の妻と結婚、就職をしたわけですが、どうしても会社員生活はボクには合わなかった。

そして、退職とともに離婚。はい、それだけの話と思いきや……

 

同じ人と再婚。

 

細かな経緯はともかく、会社員を経て第二次パチプロ時代だったボクと彼女は復縁する事になります。

その時、ボクはもうパチプロの道でしばらく生きていくつもりだったし、そのことも正直に伝えました。仕事に関しては口出しして欲しくないこと、この生き方を変える気も無い事。それでも良ければ、という流れで再婚します。

そして、パチ屋のスケジュールに翻弄され、平日も土日も関係なく、7-23時で家にいない、ハードな生活を過ごしていました。

とは言え、今よりはまだ楽に稼げる時代。結構休みは取っていたし、たまに旅行にいったり、二人で飲みにいったりとそれなりに楽しい再婚生活をしていたわけですが、最後に彼女の口から出てきた言葉は

「子どもの事も含めて将来あなたの仕事の事を他人に言えない」

という至極真っ当なお話。

まぁ、最初の離婚の時も、2回目の離婚の時も、一番の理由は彼女の不倫だったわけですが、それも全てが終わった後から発覚するという、色々気づけなさすぎるボクにも問題大アリなのは間違いありませんw

ケース3.ぱちんこYouTuberなら平気だと思うなよ!?

2回目の離婚直後は、パチプロ生活で知り合った方に誘われ、他の仕事もやり始めていた頃で、収入はまだ生まれていなかったものの、しばらくしてからそっちが軌道に乗り始めます。

そんな時期に出会った3人目の方はとても短いお付き合いだったので、詳細は割愛しますが、この時すでに10年以上勝ち続けているという実績をもってしても、ぱちんこを打ちに行く事についてはイヤな顔しかされませんでした。

そして、紆余曲折をへて現在の妻と出会ったわけですが、この時もお付き合いする時に過去の事、ぱちんこを打つ人間であること、今後、そうして稼ぐ可能性も十分あるという事を予め伝えた上で、交際→結婚へと至っています。

幸い?な事に今のところパチプロに戻る気配もそんなつもりもありませんが、やってる事がぱちんこYouTuberじゃパチプロとさほど変わらんだろう…とも思っています。

 

ある日、赤ちゃん教室なるものに一家で参加した時、グループワークがありました。そこではまず自己紹介があります。

次々にお勤め先を明かしていく皆さん。そしてボクの番が来ます。

 

ボク「フリーランスで映像制作とかウェブライティングなんかをやってます」

周囲の人「おぉー!(すごい風のリアクション)」

 

ふっ……物は言いよう。そして、帰宅後

 

妻「よくあんなスラっとギリギリのウソつけるねw」

 

なんでや!ウソではないやろ!!……と思いつつ、いや、そりゃぱちんこ系YouTuberなんて言えるかwwwって話で。

今後も保育園、幼稚園、小学生、と子どもが大きくなるにつれ、様々な方との関わりが増えていく中、きっとこんな場面がまた訪れます。

その時、ボクが「ぱちんこ系YouTuberやってます!」と元気いっぱいに言う事は恐らくありません。

でも、特に誰かに迷惑をかけた覚えも無いし、ちゃんと確定申告もしてるんだから、仮にそれを伝えて離れていくような人なら、そんなのお好きにどうぞ……そんな覚悟はとうの昔に持ってます。

 

銀玉に翻弄され、銀玉に助けられてここまで生きてきたボクにとって、ボクの隣を去って行った女性に未練などなく、これが自分だから、というのを少なくとも今のところ受け入れてくれている現妻には感謝しかありません。

一方「コレだけ」ではいけないというのは、今年のブログで何度も書いた話。

残りの人生、そう長くもありませんが、そこに銀玉恋模様はもう生まれないよう、今後は生きていけたらいいなぁ……。家族三人、まだまだ先は長いので何があるかは分かりませんが。

でも一つだけ確かなのは、パチプロ(専業)なんてやるもんじゃないって事。

いや、ホントに……(しみじみ)


■万回転 プロフィール

  • 1978年生まれ ♂ 
  • 累計15年間パチプロしちゃってごめんなさい
  • CR銭形平次の捻り打ち動画をアップしてしまいネットでプチ炎上した事を機に安田プロと個人的な親交が生まれ、悠遊道へ寄稿する事に
  • 色々あって完全にパチプロを引退。
  • 現在は悠遊道動画チャンネルの何でも屋

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