え? いきなり桶狭間から? という戸惑いと凶な予感はありますが「どうする家康」も今のところ見ております。いや、今回は大河ドラマの話ではございません。久々に統一テーマに乗っかりたいと思います。

 

実は、妻と知り合ったのは『クランキーコンドル』のシマなんですよね。同じホールの常連客同士でした。今ここにいるのは、妻から紹介されたインターネットのサイトにパチテレ!(当時BiGチャンネル)のプロデューサーさんがいて「私の番組に出ろ」「知り合いの雑誌の面接に行ってくれ」と半ば強引に誘われたから。きっぱり、妻ありきの人生といっても過言ではないでしょう。

なのでね。「銀玉恋模様」というテーマに関しては、私以上に語れる人がいないとも思っております。ただ、現実はそんなに甘くありません。実らなかった恋だから美しい思い出だけ覚えていて美化されることが多いと思っています(笑)。

だってよく考えてもみてください。最初は一介の無職青年なわけです。「お嬢さんをください」なんて挨拶にいけますか? 食い気味に殴られても文句は言えません。

で、編集やライターになってから。複数誌を掛け持ちするようにならない限り、仕事としては安定しないわけです。複数誌を掛け持ちするようになると……締切が毎週やってきて挨拶に行く暇なんてないのです。

そんなんで、ズルズルと先延ばしになってしまいましたね。家の留守電にお義母さんから「佐々木さんは、そろそろ諦めたほうが良いんじゃない?」と入ったこともあるくらいに。それで血相を変えてご挨拶に伺った次第です。

 

このような時、普通ならば自分が作ったものを持っていって説明するのですが、ド派手な色遣いのパチスロ雑誌を持っていっても、中身チンプンカンプンでしょうし、人格を疑われる可能性のほうが高いでしょう。そこで使ったのが芸能人パワーでした。この当時、パチテレ!の番組で池谷直樹さんと共演させていただいており、それを録画したものを持参いたしました。結局、義両親にはチンプンカンプンでしたけど(笑)。

現実的には実った後のほうが大変だったりするんですよ。実らなかったから気付かないだけで。

 

ん? どうやったら実るのかって? 普通に当たり前のことをやるだけではないでしょうか。寝坊しているようだったら狙い台をキープしておいてあげるとか、店員さん・他のお客さんにも優しくするとか。BBQでみんなのために焼いていると好感度が高くなるのに似ているかもしれませんね。

向こうは、パチンコ屋だからロクな人がいないだろうと思っているでしょうし。普通にやっているだけでギャップ効果は生まれやすいのかもしれません。負けている時の態度とか、人間性は出やすいものですし。