今から8年ほど前。甘カイジざわや、甘仕事人祭の私でもできる電サポの開閉に合わせた止め打ちが厳しくなってきていた頃のこと。

遠征の帰りに隣町某店に寄り、大海物語SPを試し打った時。
5台ほど離れた、ドル箱タワーが目立っていたオヤジの打つ台の、玉の減るスピードが妙に遅いことに気づきました。

オヤジが席を離れた際にチラっと釘を見て驚きました。ヘソ釘が見たことのないほどのガバ開け。

何故?やがて、それは密かにそのお店の常連だけにサービスする、来店ポイントを利用したイベント台であることが分かりました。

予め予約指定日に希望台の台番号を指定し、特定日にその指定台のヘソ開け台を打つことができるという。
何の告知も無いイベント。
それを行使するに必要な来店ポイントは機種により差があるが、おおよそ50。来店し専用カードをサンドに差し込めば1日1ポイント貯まる仕組み。

隣町まで足繁く通うための交通費など懸念されるわけですが、あの釘を見たからにゃあ打ってみたい気持ちの方が勝ります。

仕事帰りに毎晩通っていれば、やがて沖海でサービスタイム時に当たれば、その当たり図柄の数字をポイントに加算するというサービスがあることを知る。そして確変で当たれば、サービスタイムまで打たないという工夫をするなど休日はココの沖海をメインに。

サービスタイムは1日3回、うまく行けば1日で15ポイントくらいになった日も。

そして割と早く施行できるだけのポイントが貯まり、指定台をどれにするか考えました。
指定台としてよく選ばれていた初代牙狼も面白そうですが、普段ヘソ釘がシマッている台なら、これを開けてくれたらより回るのでは?と思いました。

いろいろ考えて、まだ導入後間もないのにヘソシメ気味だったトム&ジェリーに決めました。そして会社の休日と予約指定日が合致した日に、先着順ゆえ開店前から並び、カウンターで指定台の予約を行いました。その後はポイントを貯めるべく沖海を物色。

そして迎えたイベント指定日は開店後10分までに到着すればよく、慌てる必要はないが、隣町店までの道中はドキドキワクワク変な緊張感がありました。

そして開店。少人数の並びの後から入店し、店員に予約台の札を渡す。改めて釘を見て、納得の開けにホッとしました。にしても凄い開け、どんな展開が待っていようと打ち切るだけ、の思いを強くしました。

保4がすぐに点くのでオーバー入賞が多発してしまうが、時間効率を重視する観点から多少は仕方なし。

トイレ休憩も早歩き、夜まで打ち切り結局ホームランを打つことができました。

これに気を良くした私。次回の指定台もこのトム&ジェリーにしたのですが、2度目は開け幅が弱くされていました。その後もエヴァなど、普段ヘソサイズが狭い台を選んだのですが、やがてこれは間違いであることに気づきました。

いくら回る台であっても、演出が長く続いてる間は打ち出しを止めていて、その利点を生かせていない。
回る台の利点をより生かすなら、演出の短い海。
そして甘デジならより固い勝負ができる。

ということで、甘の大海アグネス。5台ある中で電サポ中1番玉が減らず、むしろ増える台を指定。

初回は途中951回転ハマったりとかなりの不ヅキでしたが、総4360回転させることができたのは海ならではの感を持ちました。

そして2度目はしっかり当たってくれました。時間効率がいい海。できるだけ保4を点けつつ、オーバー入賞をさせないように打ちましたが、そうすればリーチがなかなかかからなくなる。チャンス目からのリーチの信頼度がかなり高かったです。

まあ、この隠れ強イベント。少なくとも私のエリアのプロ連が、誰一人参加しなかった(気づかなかった?)のも気軽で良かったですが、さすがにだんだんオヤジ連中の競争率が高くなり、店指定台や抽選方式に変わっていきました。

そしてついにあの決定打が。
あの2011年8月に施行されたイベント規制により、この強イベントは同年7月をもって完全廃止となってしまいました。

ちなみに、甘大海アグネスは6戦し、最高差玉49044発など3万発オーバー4度。イベント参加日は全勝(平均時給7k)だった辺り、会社帰りに高速を利してでもポイントを貯める価値があるものでした。

このイベントを教え、唯一参加した新入社員のもともとはスロッターのHくん。今は大阪在住で、大阪の情報を伺ったりする際に、夏の暑い日差しを受ける入り口で、申込みするためだけに先頭に2人、朝早くから共に並んだ時のことが今でも語り草になっています。

 

■じゃじゃ流パチンコ川柳

「ポイントを 得るためだけの 高速路」