悠遊道をご覧の皆様、こんにちは。
緊急事態宣言下でのゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか。当初の予定では本日付で解除されるはずだったのですが、まぁ大方の予想通り延長になっちゃいましたね。

ホールが閉まってて打ちに行けないのも辛いですが、人と会えない…まぁ、具体的に言うと呑みに行けないのが、ほんとに辛いです。呑兵衛としては。

で、先日、話題のオンライン呑み会というのを、大阪にいるバンドメンバーたちと試してみました。始める前は「うまく行くかな」と不安だったんですが、これが意外や意外、けっこうイケましてね。他愛もない話をしながら3時間、まぁまぁべろべろになれました。外で呑むのと違い終電とか気にしないでいいから、油断して呑んじゃうんですね。ある意味、危険かも。

ま、与太話はこれくらいにしておいて、と。本題に入りましょうか。

予定では前回の続き、ラリラリマンボこと「リノ」についてのアレコレを書くつもりだったのですが、タイトルにあるとおり急遽、春の特別編として「アニかつを作り上げたパチンコ・パチスロ4選」について綴らせていただくことになりました。

いや~でも、難しいなぁ。かれこれ30年ちょいになりますからね、パチンコやパチスロを日常的に打つようになって。その間に触れた機種はいったい、どれくらいになるんでしょう。その中から4つを選ぶのは、ほんと難しいですが、テーマに沿ってセレクトしてみますか。本業はパチスロなんですが、あちらこちらもう散々書き尽くしてきたので、パチンコの方でいきましょう。

①ファクトリー(1988年・平和・ハネモノ)

友人に誘われて仕方なく打ったら500円でヒット→あっけなく打ち止め終了して、人生で初めての大勝ちをした記念すべきマシン。このマシンで勝ったことで、私はパチンコを日常的に打つようになりました。

V入賞難度が高い分、貯留と継続に優れていて、大量出玉が期待できました。三角屋根を乗り越えた玉が小羽根に「よいしょっ」と持ち上げられてVゾーンに入る瞬間が、とてつもなくエクスタシーでした。

②ニュービッグセブンPart4(1988年・大一・デジパチ)
駆け出しの頃、ハネモノで勝って懐に余裕ができた時などによく「勝負や!!」と鼻息も荒く挑んだマシン。

ドットデジタルが上から下へ流れるように変動する「デジスロ」を初めて採用した機種として有名ですが、個人的には何と言っても大当りした瞬間の「ピリピリピリピリ…」という刺激的な音にヤラれました。

絵柄配列がバラバラで、なおかつリーチアクションが無いもんだから、揃う時はもういきなりなんですよ。よそ見してる時に当たったら、もう心臓に悪いのなんの。でもそれがとても快感でした。

③シャトル21(1987年・藤商事・アレンジ)

当時の大阪で大人気だった一発台仕様のアレンジボール。まぁ、分類としてはアレパチなんですが、アレパチという名称は太陽電子の登録商標なんで。

盤面中央の3つ穴クルーンの後ろ2つに玉が入ると盤面右にある3桁デジタルの左・右が始動、「3-3」「7-7」で大当りとなり、あとは店が定めた定量個数まで右打ちで玉を増やす、というゲーム性でした。

当時、よく通っていた近所の店は、4000発定量で「お一人様4回まで(その台で4回当てたら交替)」というケチ臭いルールがあったんですが、その分クギ(あるいはネカセ)がよくボーダー越えの台も多々あって、いい小遣い稼ぎになりました。

④ブラボーキングダム(1992年・平和・デジパチ)

大当り判定のモード方式を採用、8つあるいずれの地獄モードにいる限り大当り確率は0、しかし晴れて天国モードに移行すれば25分の1で連チャンしまくる、というとんでもないマシンでした。まぁ、当時は他にもエゲつないシステムの連チャンデジパチは色々あったんですけどね。

とりあえずキングダムといえば、何と言っても攻略法。モード移行の条件をざっくり言うと「保留玉3個以上点灯→消化中にハズレリーチ発生」だったので、大当り後に保留玉を2個までしか点けないように止め打ちして打つだけで、天国モード滞在をキープつまり連チャンを誘発することができたのです。

当時、私は駆け出しのライターとしてパチスロ必勝ガイドでちょいちょい仕事をもらい始めた頃だったのですが、まだ原稿料だけでは生活が成り立たずバイトをしていました。でも、たまたまこの攻略法を知ったお陰で赤貧生活からの脱出に成功。攻略法が終わったタイミングで仕事もどっと増え、現在に至っております。いまはさほど、仕事も「どっ」とはありませんが(汗&苦笑)。

以上が、アニかつを作り上げたパチンコ4選でございます。次回は予定どおり、ラリラリマンボ「リノ」についてのアレコレを綴らせていただきますね。

それでは…再見!!

 


【2020年、春のSPコラム】特設ページはこちら